友情
友情
男1「今週末、暇?もし暇なら、海にでも遊びに行かないか?」
男2「今週末か。俺はちょっと予定があるから行けない。誘ってくれてありがとな」
男1「そっか。どこに行く予定なんだ?」
男2「自殺名所になってる橋」
男1「相変わらず、そういうの好きだよなぁ、お前」
男2「あ、聞いてくれよ。先週もその橋に行ったんだけどさ、そこで自殺志願者の女を見つけたんだよ。そしたら、そのクソアマ飛び降りなくてマジ最悪だったわ」
男1「お前、小説でリアルな遺体の描写を書きたいから、飛び降り自殺する人探してるんだったよな。なんなら、俺がそのモデルになってやろうか?」
男2「マジ?助かるわ。小説が完成したら、冒頭に必ず『この小説を自殺した友人に捧げる』って献辞書くよ」
男1「おい、やめろよ。そんな恥ずかしいこと書くの」
男2「気にすんなよ。それが俺からの感謝の気持ちなんだからさ」
友情 @hanashiro_himeka
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