第5話 本物は誰だ?

利恵は真由の会社の前に来ていた。しばらく迷った挙句、決心して電話を掛ける。

「私、桐島と申しますが、イベント企画部の三橋さんお願いします」

「今、おつなぎ致しますので少々お待ちください」

利恵は少し緊張しながら待っていた。自分でも何故、三橋に会おうとしているのかわからなかったが、姉のために少しでも役に立ちたいという思いが、利恵を動かしていた。

「お電話変わりました。三橋です」

「あ、あの・・・私、桐島と申します・・・」

「桐島さん?申し訳ありませんが、どちらの桐島さんでしょうか?」

「・・・桐島真由の妹で桐島利恵と申します・・・姉をご存知ですか?」

「桐島さんの妹さん?勿論、桐島さんは知ってますよ。どうされたんですか?」

「あの・・・お会いして、少しお話出来ませんか?」

「ええ・・・それじゃ、お昼でもいかがですか?時間ありますか?」

「大丈夫です」

「それではお昼に会社の前で待ち合わせしましょう。私は名札を着けて行きますので、気が付きましたら声を掛けてください」

「わかりました」

利恵は電話を切ると緊張からかどっと疲れがでた。

「これからよ」

利恵はそう呟くと会社の前に向かった。


お昼になり、会社の前に利恵がつくと、会社からは人が大勢出てきた。

「これじゃ、わからないわ・・・」

周りをキョロキョロ見回しながら利恵は呟いてた。

「桐島さんですか?」

突然、近くから声を掛けられ、利恵は驚いて振り返る。

「三橋です」

三橋が笑顔で言った。

「桐島利恵です。はじめまし・・・あっ!」

利恵は挨拶の途中で、以前、酔った真由を介抱してくれた人物が三橋だと思い出した。

「確か・・・以前、姉を送ってきてくれた方ですか?」

「ええ、そうですけど・・・」

「今、思い出しました。あの時は大変お世話になりました」

深々と頭を下げる利恵を三橋は微笑みながら見つめた。女性恐怖症の三橋だが、利恵には何故か警戒心を抱くことがなかった。

「頭を上げてください。、何か食べながらお話を聞きましょうか?」

「はい」

利恵も三橋に微笑みながら答えた。


「それで、私、三橋さんにお聞きしたいことがあります」

店に着くなり利恵が話し出す。三橋は微笑みながら

「利恵さん、とりあえず何か注文しませんか?私は逃げたりしませんから」

と、優しく語り掛ける。

「あっ・・・そうですね・・・すいません」

利恵は恥ずかしそうに答えた。そんな素直で礼儀正しい利恵に三橋は女性に対するいつもの警戒心はなく、逆に好感を持ち、

「さあ、何食べますか?好きなもの注文してください。桐島さんにはお世話になってるから、何でもご馳走しますよ」

と、笑顔で話す。利恵も笑顔を見せ、メニューを見始めた。


「さあ、私に聞きたいことがあったら言ってください」

食事を終えた後、三橋が利恵に話し出す。利恵は一旦深呼吸してから話し出す。

「あの、最近、姉に元気が無いんです。勿論、病気になったこともありますが、それだけではないようで・・・」

「病気以外に原因があると?」

「そうです。何か男性のことで悩んでいるようで・・・」

三橋は一瞬考え込んだ。不倫のことを利恵が知っているのか心配になった。

「男性問題で悩んでいると、何故思ったの?」

「姉の友人からそう言われて・・・私自身も元気が無いのは感じています。姉には好きな人がいるみたいなんです。その人とうまくいってないのかと思って・・・ただの恋煩いなら良いんですけど、それだけではないような気がして・・・」

「好きな人?」

「ええ、その人と何かあったのかなと思って」

三橋は不倫のことを利恵が知らないことにひとまず安心した。ただ、真由に好きな人がいることは初耳だった。

「そうなんだ・・・それで、私に聞きたいのはその男性のこと?」

「はい、何かご存知ではないですか?」

「素朴な疑問として、どうして私に聞きに来たの?」

「ええ、姉のシステムノートに三橋さんのメモが入っていて・・・それでもしかしたら・・・」

「私が桐島さんの好きな人かも知れないと思った?」

「・・・そうです。違いました?」

三橋は微笑みながら答える。

「彼女がどう思っているかは僕にもわからないが、ただ、彼女が悩むほど、二人で一緒に過ごしたことは無いのは事実だよ。それより・・・」

「他に何か心当たりありますか?」

「うん、ちょっと気になる人はいるから、僕から聞いてみるよ」

「ありがとうございます。何かわかったら連絡してください」

三橋は利恵の連絡先を受け取る。

「随分姉想いなんだね。君には好きな人はいないの?」

「私ですか?そ、そんな人いません・・・」

うつむき恥ずかしそうに答える利恵を三橋は微笑んで見つめた。

利恵と別れた後、三橋は三島に連絡をし、会う約束をする。


「お前に聞きたいことがある」

三橋は三島に会うなり話し出す。

「何を?」

「お前、桐島さんが不倫していることを知っているか?」

三島は黙ったまま三橋を見つめる。三橋も真剣な顔で三島を見つめていた。

「何故、そんなことお前が気にする?」

「実は、今日、彼女の妹が俺のところに来たんだ」

「妹?」

「そう、それで、姉が男性のことで悩んでいる。姉はその男性を好きらしい。その男性が誰なのか知っていたら教えて欲しいと言われた。それで俺自身に心当たりはその不倫相手しかいない。お前何かその相手のことで聞いてないか?」

三島は三橋の言葉を黙って聞いていた。三橋の言うとおり、真由には好きな男がいるのは間違いない。だが、それが不倫相手の長田ではないことは感じていた。そして誰なのかは三島も気になっていた。

「・・・そうなのか・・・だが、その男が不倫相手ではないのは確かだ」

三島は素っ気無く答える。三島の答えを聞いた三橋は意外な顔をして、

「えっ、違うのか?彼女は好きで不倫していると言っていたのに・・・」

三橋の言葉を聞いた三島はフッと笑い、

「お前、彼女が本気で不倫していたとでも思っていたのか?これだけは断言できる。彼女は不倫相手以外に好きな人がいるはずだ・・・」

と、素っ気なく答えた。

「で、お前は桐島さんの好きな人を知っているのか?」

三橋の質問に三島は

「さあな・・・全く分らん」

と両手を広げて答える。

「・・・そうなのか・・・わかった、変なこと聞いて悪かったな」

三橋はそう言うと帰って行った。三島は何故か長田に聞いた話を三橋に出来なかった。何故か今の三島には本当のことを認められないもう一人の自分がいた。


「おはようございます」

真由は出社すると元気に挨拶をした。皆、心配そうに真由に声を掛けるが、真由は明るく元気であると答えた。

「いやー桐島君、心配したよ。もう大丈夫なのか?」

長田が近づきながら大げさな身振り手振りで話した。真由の顔色は一瞬にして曇り、長田へ会釈をしながら答える。

「大変ご迷惑をお掛けしました。もう大丈夫です」

「そうか、早速だが今度のイベントに出展する商品の検品を行って欲しい」

「わかりました」

「では、頼むよ」

長田が真由の肩を叩いて言った。真由は肩を触られた瞬間身震いをした。今までそんな感覚はなかったが、今まで以上に長田への嫌悪感を抱いている自分に気が付いた。真由は早速商品の検品のため外出の仕度をした。すると、そこに三橋が現れる。

「桐島さん・・・」

三橋は真由を見ると気まずそうに話した。一方の真由も長田の視線が気になり、ぎこちない態度になってしまう。

「三橋さん・・・今までご迷惑をお掛けしました・・・」

「いいえ・・・もう大丈夫なの?」

「はい・・・」

「そう・・・それじゃ・・・」

三橋も真由の不倫を誤解していたことを誤れずにいたがその場を離れた。真由はしばらく三橋の後姿を見つめていたが、ふと我に返り歩き出した。


「よし、これで一段落ね・・・」

真由は倉庫の中で呟く。少し休んでいたせいか、肉体労働はかなり疲れてしまい、時間が掛かってしまった。窓の外を見ると外は暗くなっていた。ふと回りを見渡すと倉庫には誰もいない感じがした。

「誰もいないのかしら・・・」

少し不安になった真由は歩き出す。ほとんどの部屋が真っ暗になっている中、一つだけ明かりがついている部屋を見つける。真由は少し安堵し、その部屋の中に入っていった。

「失礼します・・・どなたかいますか?」

真由が部屋の中に入ると、そこには誰もいなかった。再び不安になった真由はゆっくり部屋の中を見て回る。すると廊下から物音が聞こえ、真由は慌てて部屋を飛び出す。

「あっ!」

真由は何かにぶつかり倒れこんだ。すると、真由の体の下で声が聞こえた。

「大丈夫ですか?」

真由はゆっくり下を見ると、そこには三橋の顔があった。

「三橋さん!」

真由は驚きのあまり三橋の上に乗ったまま答える。すると三橋が

「あの・・・どいてもらっていいですか?」

「あっ!すいません」

真由は慌てて起き上がる。すると三橋もゆっくり起き上がり、洋服の埃をはたいた。

「すいませんでした・・・あの・・・怪我はしていませんか?」

真由は申し訳なさそうに三橋に言った。

「どうしたんですか?そんなに慌てて部屋から出て行って・・・」

「・・・いや、ちょっと急用を思い出して、慌てて部屋を出たんです・・・」

怖くて部屋を飛び出したとは言えずに、真由はしどろもどろに答えた。三橋は真由の言葉を不思議そうな顔をして聞いていた。

「・・・そうですか・・・それじゃ」

三橋はそう言うと歩き出した。真由は迷っていたが、また一人になるのが怖くて、そっと三橋の後を追いかける。三橋は自動販売機の前でジュースを買うと、真由の方を振り返り、

「桐島さんも何か飲みますか?」

と、尋ねた。真由は恥ずかしそうに黙ってうなずいた。


二人は外のベンチに座った。お互い黙ってジュースを飲み続けていた。真由は安心感からか少し寒さを覚え振えた。その様子を三橋は気が付き、自分のマフラーをそっと首に掛けてあげる。

「あっ、大丈夫です」

「いいから、使ってください。今、震えてたでしょ?」

三橋はそう言いながら、真由の首にマフラーを巻きつける。真由は恥ずかしそうにじっとしていた。

「ありがとう・・・」

真由はそう言うと三橋は微笑んで、また飲み物を飲みつづける。真由は三橋を見つめるとあることを思い出し話し出す。

「あの・・・この前は送っていただいてありがとうございました・・・」

「いいえ、気にしないで下さい」

「私、変なこと言っちゃって・・・」

真由はうつむきながら話す。三橋も気になっていた。真由がかばう好きな男性は誰なのか・・・。三橋は真由の方を見ると

「桐島さん・・・誰か好きな人がいるの?」

と、尋ねた。真由は驚いた顔で三橋を見ると、三橋はうつむいたままであった。すると真由はクスッと笑う。その様子を見て三橋は不思議そうに

「どうして笑うの?」

と、尋ねる。真由は慌てて答える。

「ごめんなさい。今まで黙っていたのに、突然そんな質問するから・・・何かおかしくて・・・」

三橋はうつむいたまま照れていた。その様子を真由は見て今度は質問する。

「三橋さん、まだ元に戻っちゃいました?」

「えっ、何が?」

「女性恐怖症」

三橋は少し驚いて真由を見る。真由は微笑みながら見つめ返した。すると、三橋も笑顔になって答える。

「そんなことありません、あなたに対しては・・・」

真由は三橋の影の寂しさをまた感じ、真剣な顔で話し出す。

「三橋さん、よかったら、その原因を話してくれません?」

三橋は無表情で真由を見つめた後、遠くを見つめ答える。

「・・・笑わずに聞いてくれますか?」

真由は黙ってうなずいた。三橋は立ち上がり話し出す。

「昔、私はある女性を真剣に愛していました。本当に愛していた・・・彼女のためなら何だってしてきた。彼女が好きな物に興味を持ち、自分も好きになった。彼女と価値観を一緒にしたかったし、実際一緒に思えた。そんな自分を応援してくれる親友もいた。その親友は彼女が好きなものや興味があるものを私に教えてくれた。私は彼女に尽くし、彼女も私の愛に応えてくれた、と、思っていた・・・ある出来事が起こるまで・・・」

真由も立ち上がり話を聞きつづける。

「ある日、親友の家に遊びに行った。家には誰もいなく、鍵が開いていたので驚かそうと思い、私は隠れていた。すると親友はある女性と一緒に帰って来た。その女性が誰だが会話を聞いた瞬間にわかった。それは彼女でした。その二人の会話を聞いた瞬間、私は凍りついた・・・」

『今日、三橋に会うのか?』

『うん・・・あまり気乗りしないけど・・・』

『何言ってんだよ!あんなに気前のいい男なんてそういないぜ』

『まあね。ちょっと好きそうな顔をすると、必ず調べてきてくれるし、本当に欲しそうにしていると買ってくれるしね』

『そうそう、俺もお前が好きな物をあいつに教えた後、しばらくするとお前が持っているのが面白くてよ』

『いいの?そんなことして、ばれたら大変だよ』

『大丈夫だよ。それにあいつに隠れてお前とこうして愛し合っているのもスリルがあるしな』

『もう、困った人ね』

真由は驚きの顔をして聞いていた。三橋は更に話しつづける。

「私はその場から二人には気づかれないように離れた。その後、私は彼女にも親友にも連絡をしなかった。当然、彼女は何故連絡をくれなくなったのかと尋ね、親友も私のところにやってきて、何故、彼女に連絡しないのか、と尋ねてきた。私は何も言わずに黙っていた。いや、何を言っていいか分からなかった・・・その後、彼女は涙を流してまた会って欲しいと言ってきた。自分が何か悪いことをしたなら謝ると言って・・・一度は信じようと頑張ったが、親友と話している姿を見る度に、以前のことを思い出して、また裏切られるかもしれないという恐怖に耐えられなくなった。そして実際彼女と親友の中は続いていた。彼女を二度と信じられなくなり、誰も信じられなくなった・・・」

三橋はそう言った後、下をうつむいた。真由はその様子を辛そうに見つめる。

「その事件以来、僕は誰も信じなくなった。そんな状況を救ってくれたのが三島です。あいつは裏表無く僕と付き合ってくれて、また人を信じる気持ちを取り戻させてくれた。だが、どうしても女性だけはまだ構えてしまいます・・・どうしても・・・」

苦しそうに話す三橋の手を真由はそっと握る。三橋はゆっくりと真由を見つめると、真由は微笑みながら話し出す。

「ありがとう。話してくれて・・・」

「桐島さんには親切にしてもらって申し訳ないけど・・・正直言ってまだ女性は信じられない・・・君には失礼かもしれないが・・・」

真由はゆっくり首を振り

「いいんです。気にしないで下さい。あなたが私を信じられるようになったら、信じてくれて構わないです。今日、三橋さんの辛いことを話してもらえただけでも、嬉しいですから・・・」

真由の言葉を聞いて三橋はじっと真由を見つめる。真由も微笑みながら三橋を見つめ返す。三橋はふと我に返ると、真由から離れ立ち上がる。真由に背中を向けたまま三橋は

「どうしてですか?」

と、突然尋ねる。真由は不思議そうに三橋を見ると、三橋は振り返り

「どうして不倫なんかしているんですか?あなたが望んでもいないのは知っています。何か理由が有るにせよ、あなたがそんなことをする人には見えない」

と、尋ねる。真由は黙ったままうつむく。すると三橋は真由に近づき

「不倫なんか辞めて下さい。今ならまだ間に合います」

と、真剣に話す。真由は三橋を見つめ返し答える。

「・・・それは出来ません・・・」

「何故?」

「どうしてもです・・・」

「あなたに好きな人がいることは知っています。」

「えっ?」

真由は驚いた表情で聞き返す。

「・・・三橋さん・・・」

「それに三島は真剣にあなたのことが好きです。三島との交際を考えてください」

三橋の思いがけない言葉に真由は少し落胆の表情を浮かべ

「私が三島さんと付き合って欲しいと、三橋さんは思っているんですね・・・」

と呟く。三橋は真由の表情を少し不思議そうに見つめた。すると真由は微笑んで、

「ご忠告ありがとうございます。真剣に考えますから・・・三橋さんのために・・・」

と、言って仕事に戻った。三橋はその後姿を悲しそうに見つめた。


真由は三橋の言葉を思い返していた。三橋は三島との付き合いを望んでいる。自分は三橋のために長田との付き合いを続けていることの意味がわからなくなっていた。

「桐島さん!」

真由が自宅の前にくると呼び止められた。そこには三島が立っていた。

「三島さん・・・」

「今、お帰りですか?遅くまで大変ですね?」

「三島さん、ずっと待ってたんですか?」

「いや、そんなに待ってないですよ」

二人は近くの公園のベンチに座る。

「三島さん、お話って?」

「桐島さん・・・僕はあなたが好きです」

「三島さん・・・」

真由は三橋から聞いていたこととはいえ、本人から直接言われると驚きを感じた。三島は真剣な顔で続けて言う。

「あなたと出会ってから、僕はあなたのことが頭から離れません。もう、自分の気持ちを心に留めておけなくて・・・僕と付き合ってもらえませんか?」

「三島さん・・・ごめんなさい」

真由は三島から目をそらし答える。三島は真由の肩を掴み、自分の方を向かせ話す。

「桐島さん!あなたが誰かをかばって長田と不倫していることは知っています」

真由は驚いた顔で三島を見つめる。三島は続けて話す。

「あなたが誰かを想っていても構いません。それでも構いません。ただ、不倫なんかやめて欲しい・・・他の人を想っていても、私は待ちますから・・・」

真由はゆっくりと三島の手を自分の肩から下ろし、微笑んで言う。

「三島さん・・・三島さんの気持ち本当に嬉しいです。でも、本当に優しい三島さんだからこそ、私なんかお付き合いできる資格はないんです。あなたも知ってのとおり、私は不倫なんかしている女です。だから、お付き合いは出来ません」

「桐島さん!あなたが不倫を望んでいないことは私、知っています。だから、」

「でも、不倫をしていることには変わりません。どうか分かって下さい・・・」

三島はうつむくと冷静になり、

「分かりました。でも、私はあなたを待っています。あなたが思い改めてくれるまで」

と、言って真由に微笑む。その笑顔を見て真由は涙ぐみ

「三島さん・・・待たないで下さい・・・お願いします」

と、言って走り出した。

「お姉ちゃん・・・」

走り去る真由を物陰で聞いていた利恵が辛そうに見つめていた。

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