母の入院中の話

母が倒れてから、私は毎日祖母とICUに面会に行きました。


母は、脳に出血がたまり、血圧は300越えていたかな?

そんなんで運ばれました。

意識不明でした。


毎日、通うも、先に叔母(母の妹)がいて、私と祖母の面会時間は5分あるかないかでした。


叔母は、意識不明の母親を代わる代わる自分の知り合い、会社の人、友人に会わせました。


私と祖母は、それが終わるまでジッと待っていました。


最近になって姉が、お見舞金をもらっていたのではないかと言いました。

お金儲けの道具に使われていたのですね…。


それで、納得した話がありました。


それは、また次に書きます。


私は、母に面会する時間が短いうえに、全く知らない人達が何人も長い時間会えて、私と祖母はたった5分。


会っても私は、『ごめんなさい』をひたすら言っていただけなんですけどね。


でも、私なんかより祖母が会えないのが可哀想でした。


祖母は、私に遠慮して『○○が入りなさい。婆ちゃんはいいから』とか言ってくれたりもしました。


これが、凄い偶然で、私が事故に遭った時にお世話をしてくれた看護婦さんが母親の担当でした。


私を見て、『やっぱり、○ちゃんのお母さんだったんだね』って言ってボロボロ泣いてくれました。


その方が、毎日、毎日、母親の足をマッサージしてくれていました。


その事が、救いでした。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る