vsサバサキ Turn‐2
「ターンエンド」
「低コストの
「果たしてどこまで息が続くかな?
ターンの開始時に
「
突起があしらわれたメイスとラウンドシールドを携えた重装兵が現れる。オークの肥えた体格が鉄壁の城のような重圧感を与えた。
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《ディフェンダー・オーク》
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■
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「バトル! 《ディフェンダー・オーク》で《ムーン・ウルフ》を攻撃!」
《ディフェンダー・オーク》が《ムーン・ウルフ》と《クロカンブッシュドッグ》の群れのド真ん中に飛び込む。各々抵抗するも猪突猛進する機関車の前では無力に弾き返される。振りかぶったメイスが《ムーン・ウルフ》にクリーンヒットする。
「この時、
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《
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■【同名ゲーム1】自分{
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「
「
洞窟と繋がったゲートから群生蝙蝠がわんさか飛び出す。
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《ノイジー・バット》
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■
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「バトル! 《クロカンブッシュドッグ》でサバサキを攻撃!」
「そうはさせない。《ディフェンダー・オーク》の効果、〔ヘイト〕! 攻撃対象を《ディフェンダー・オーク》に変更する」
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《ディフェンダー・オーク》
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■〔ヘイト〕(相手アバターが攻撃する時、発動できる:攻撃対象をこのアバターに変更する)
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《ディフェンダー・オーク》はラウンドシールドとメイスを銅鑼ように打ち鳴らして気を引く。《ムーン・ウルフ》の仇を前にして《クロカンブッシュドッグ》は怒りを抑えられず、アオバの命令を無視して方向転換する。
「そっちじゃないぞ、《クロカンブッシュドッグ》!」
「《ディフェンダー・オーク》の
ダメージはターン終了時まで累積する。つまり、このターン中に複数体のアバターで攻撃を行い、
「なら……
条件を満たしていれば相手ターンにもカードをプレイできる。
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《
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●アバターがバトルする時にプレイしてもよい。
■:このターン中、自分{
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温室の外に黒雲が現れて昼夜が逆転する。天窓から降り注ぐ月光に当てられた《クロカンブッシュドッグ》の爪牙は鋭さを増していく。
再び駆けだした《クロカンブッシュドッグ》は真正面から突進をお見舞いする。鎧がひしゃげた《ディフェンダー・オーク》は大の字に伸びたまま消滅した。
「《クロカンブッシュドッグ》のパワーが3000アップしても4500。一撃で《ディフェンダー・オーク》は破壊できないはず……」
「《ノイジー・バット》の効果で
辺りが暗くなり活動的になった《ノイジー・バット》が特殊な音波を発する。
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《ノイジー・バット》
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■
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「何だと……ッ!」
「もう1体の《クロカンブッシュドッグ》と《ノイジー・バット》でサバサキを攻撃」
《ノイジー・バット》がサバサキの視界を奪い、《クロカンブッシュドッグ》が下半身に食らい付く。
サバサキ:
「ターンエンド。《
弔いの遠吠えと共に月が消えていく。
「どうした、手も足も出ないか? このまま犬の餌だな」
「言うじゃねえか……!
サバサキの頬に一瞬笑みが零れる。
「2体目の《スカウト・ゴブリン》を召喚!」
同名のカードは3枚まで山札に入れることができる。最初のターンに召喚した《スカウト・ゴブリン》とは腕に巻いたバンダナの色が異なる。
「バトル、《スカウト・ゴブリン》でアンノウンを攻撃!」
投げた短剣がアオバの肩に刺さる。
アオバ:
「ターンエンド」
「今更、カーネルの1枚くらい屁でもないぜ。
「かかったな!
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《
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●相手アバターの攻撃時、お互いのアバターが合計4体以上存在する場合のみプレイできる。
■:お互いのアバター全てに2000ダメージを与える。
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逃げ場を塞ぐように広場を囲う縁石がせり上がる。岩場の上には弓を構えたゴブリンたちがどこからともなく現れる。指揮官の号令で数百に及ぶ矢が放たれた。
「これで《ムーン・ウルフ》と《クロカンブッシュドッグ》は全滅だ! 手も足もでない? ハハハ、獲物を狩るための演技だよ!」
「だが、お前の《スカウト・ゴブリン》も破壊される」
「《スカウト・ゴブリン》が
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《スカウト・ゴブリン》
┣━━━━━━━━━━{
■このアバターが{
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「次のターン、手札に戻る……!」
「正解!」
「《スカウト・ゴブリン》でアバターを攻撃しなかったのも《
「それも正解! だが、気付いた時にはもう遅い。お前は既に狩場に足を踏み込んでいる」
「くッ…………ターンエンド」
「
手札から一気に4枚のカードが
「技の極に数多の獲物が言葉を失う、刮目せよ!
桜吹雪の入れ墨のような赤燐が輝く
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《サムライ・リザードマン》
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■
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