召喚をやってみたい

ロンカに告白をした後

俺は図書館から召喚の本を持ち、部屋に籠っていた。


「召喚事態は誰でもできるのか。」


難しいのは自分の使い魔にすることらしい。

まぁ、俺にはスキルがあるから関係ないが。


「これ読めばいいのか?」


『ロード、プシャアド、ミグラスレデューヂ』


俺がそう言うと前から光を放ち歩いてくる者がいた。


「貴方が私を召喚したんですか?」


「あぁ。」


やらかしたかも知れない。これはサキュバスというやつだろう。

身体や衣装、雰囲気がなんというかえっちだ。


「貴方…」


そう言うと彼女は身体をくっつける。


「うわぁ!。は、離れたください。」


「あら?性的なために召喚したわけではないの?    」


「違うよ。君には飛行船の操縦をして貰いたいんだ。」


そう言うと驚いたような顔で


「え?それだけのために呼んだの?」


「うん。迷惑だった?」


「……いいわ。面白そうだし付き合ってあげる。」


彼女はそう言うと色っぽく笑うのだった。


「そういえば君、名前は?」


「ソーヤといいます。」


「ソーヤ様、分かりました。

私の名前はレイよ。ついでに契約の義も済ませておきましょうか。」


契約の義?彼女、レイと契約するのか?


「もしかして契約の義を知らないの?」


「うん、教えてください。」


「契約の義っていうのは名前の通り召喚した者と契約ができるの。これは召喚した人の義務ね。

次に契約の義には期間があり

1日~無制限と決めれるわ。無制限を選んだ場合以外は基本的に日数を伸ばしたり、縮めたりできるわ。」


「う~ん、とりあえずやってみましょう。」


何となくだが理解できた。

とりあえずレイが言うには身体の一部を触れさせた状態で魔力をそこに集めるらしい。


「今現れた魔法陣に日数を書き込むの。

そうね、とりあえず一週間にしておきましょうか。」


そういいレイが書き始めた時


コンコン…


「ソーヤ様、いらっしゃいますか?」


ロンカが来た。やばいぞ。ばれたらやばい、やばいぞぉ。


「レイ、隠れてくれ!」


とりあえず無理矢理押し入れに押し込む。


「あぁ!ちょっと!あ…」


何かあったっぽいが隠すのには成功した。

何があったのかは後で聞こう


「ロンカ、入ってくれ」


「失礼します。」


顔を少しだけ赤く染めながらロンカが入ってきた。


「その、あの…ソーヤさま!」


いきなり飛び付いて来たぞ。かわいい


「あの!私も連れてって下さい!私もソーヤ様が好きです。私もソーヤ様と一緒にいたいです。」


素直に嬉しかった。

心が暖まるようなそんな気がした。


「ロンカ、ごめん。」





俺はそう言うとロンカのピンク色の唇にキスをした。


キスといっても軽いキスだ。唇と唇を重ねる。

ロンカは目を広げ驚いたが、すぐに目を細めキスに体を委ねる。

唇をはなすと


「ソーヤ様、私幸せです。ソーヤ様と出会えてこんなに暖かい気持ちになれて、凄く嬉しいくて幸せです。」


ヤバい、可愛すぎる。今すぐにでも抱きつきたいが、レイを待たせているので、どうにかしたい。


「そういえば、ロンカはここを出る用意してあるのか?」


「まだですね。事前準備は大事ですし、してきますね。」


そう言うとロンカはルンルンで出ていった。











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異世界転移した俺は無能らしいのでハーレム隠居生活します。 カワサキレン @daruma031611

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