　ものごとをあらかじめ手順に従ってプロセス化していき、本来必要でなかった作業を必要な作業だけにまとめることは計画的であるとも効率化を目指しているともいえる。ここで「必要でなかった」作業と別のアイデアのプロセスを批判的に介入させるフィードバックは改善の余地として効率化でも計画化でもない言論の流通の位置に置かれる。しかし計画性があらかじめ権威によって押し付けられた命令であり、その効率化が本来の計画性の無駄を排除することで元々あったアイデアやプロセスを座礁させることを目的としているとしたらどうだろうか。その場合、フィードバックとは「個人の意見」を好きに取り入れるための意見フォーラムという形でしか要請されず、それがいかなる目的でフィードバックされるかは「効率化」の名目でしか判断されないということになる。この「効率化」とは権威の解体を言説流通の自由で脱構築することによって多様性を広めるという文脈で解釈され、それがプロセス化という要求そのものを計画化の権威性の成功という産物に既成事実としてデータ化することで、「本来的な無駄の発生するプロセス」を意見の自由化として相対化して、その意見がまとまりがつかない状態に維持することが権威を維持するための手段になる。というのも権威を批判してそのプロセスを検証するためのシステムと言論を自由に流通させて効率的な計画をものごとの必要性として統一するためのコミュニケーションが分離するなら、その分離を資金供給の労働過程だけに準拠させることで試行の時間的価値を個人的な価値観の衝動に脱構築することができるからである。この衝動は消費という欲求として社会的な生産性を回す条件としてプロセスの効率化の代替として刷り込まれている物であり、だから逆に金融の社会的規範であってもゲーム作業の効率化をキャラクターで表現することに確率的な条件のフィードバックプロセスを必要な作業の分担として役割化する価値が独自のブランド表現だと錯覚され、その人気の集計が経済の現実的価値を反映すると考えられることになる。だから問題はプロセスを逆にすること、未来の構築的計画をキャラクターの集積データベースからフィードバックで役割の効率化をすることで、技術を計画化の脱構築という多様性解釈を引き受けたうえで自由の流通管理を押し付けられた権威から排除していくような条件で独自性の価値を意図的にストックされたトークンの召喚のサイクルで回していくような労働投資を行い、資金供給とコミュニケーションの断絶を必要でなかった作業の検証として割り込むように代替性を批判していくのでなければならない。