第3話 言いたいことはただ一つ

「女の子と話す方法?」

 モダン焼きを齧りながら、フウカさんはホットプレートで焼いている私の質問に一瞬キョトンとしたが、すぐにニヤリと笑った。

「なに、なに、好きな子でも出来た?」

 思わず嘆息する。どうして女子というのは、人間というのは、や異性にアプローチする=恋愛になるのでしょうか。

 ふと気づくと、隣に座るハルが青ざめた顔で私のシャツの裾を引っ張っている。

「え〜と、どういう反応?」

 今、焼いているの君の分だからちょっと待ってください。

 そんなやりとりはフウカさんはニヤニヤと見ている。

「お兄ちゃんに好きな人が出来て、心配しているんだよ。

 大丈夫!シグちゃんに彼女が出来ても、ハルルンには私がいるから!」

 フウカさんが言った前と後で挙動一つ変えない。

「‥‥‥流石にショックだよ」

 あ〜沈んだ。でも。

「よし、フウカちゃん復活!」

 すぐ戻る。どうやらフウカさんは落ち込みやすくて、立ち直るのも早い。

 うん、大分この生態系の扱いに慣れてきました。

 好き嫌いは全くなく、クラスの女子と違って、全く体型を気にしてないらしく、平気でおかわりをするし、今だって、お好み焼きの生地に焼きそばを入れて焼く大阪モダン焼き。小麦粉の生地に更に小麦粉の生地を入れ込むというカロリー爆弾を平然と平らげている。しかも全くスタイルは変わらない。腹の中も底も全く計り知れない人です。

「それで、相手はどんな子なの?」

「いっておきますけど、別に告白したい訳じゃないですからね」

「今は、でしょ?」

 モダン焼きを皿に乗せて、未だに顔を青ざめているハルの前に置くと、その表情のまま食べる。だが、雰囲気は少し柔らかくなったので、どうやらお腹空いて気が立っていたようだ。

 うん、育ち盛りだな。

「シグちゃんはもう少し女心を勉強した方が良いと思う」

 不意に飛んできた言葉に私は首を傾げる。

「?だからこうやってフウカさんに相談しているんですけど」

「‥‥‥‥まぁ、いいか。それで相手はどんな子?」

「相手の知られたくない秘密を知ってしまって、話しかけようとしたら逃げられちゃう人です」

「‥‥‥まさか、追っかけまわしている子?」

 ボソリと呟く彼女の顔は青ざめている。どうやらまだ誤解は解けてないようだ。

「前にも説明しましたが、別にやましい気持ちはありません。私はただ、彼女に言いたいことがあるだけです」

 それでもまだ信用してもらえてないのか、何かを考えるように「まぁ、シグちゃんなら放っておいた方が逆に大変か」などと不名誉な独り言が聞こえましたが、

「つまり、相手は話したくない。でも、シグちゃんは話したいことがあるってこと?」

「そうです」

「‥‥‥シグちゃんは色々欠けているね」

「フウカさんに言われたくありません」

「どの口かな。そんな生意気なこというのは」

「ひゅたいです」

 何か怒らせてしまったらしく、フウカさんが頬をつねってきた。

 最初は怒っていたが、すぐに笑顔を浮かべる。

「なに、なんで君こんなにほっぺた柔らかいの!〇〇ちゃんみたい!」

「ヒィですから、さっさとひゃなしてください」

 ようやく解放された私は頬をさする。

「いや〜やっぱり兄妹だね」

 ちょっと待ってください。聞き捨てならない。

 隣で、物凄い勢いで、その場で体を震わすハル。どうやら夜に私の部屋に避難してくる日々は続くようだ。

 ハルの頭を撫でながら、後で焼きそばも焼いてやろうと思った。

「ハルと仲良くなりたいなら、過激なスキンシップは避けてくださいと言いましたよね」

「え〜後ろからハグしたりとか、お風呂途中に侵入したりしているだけなのに」

「後ろから刺されたり、お風呂途中に猛獣が乱入してきたりしたらどう思います?」

「え、ハルちゃんの中でまだ私猛獣扱い?」

 今までにないショックを受けてそうなので、それでまだ良い方だと言うのは遠慮した。

 自分のお好み焼きが焼けて、ひと段落。ちなみにフウカさんが今食べているのは二枚目だ。女性というのは何があっても食事のペースを落とすことのないものなのだろうか。

「う〜ん、手紙を出すとかはどうかな?」

「私だったら、そんな手紙で呼び出されたところで、応じませんけど。フウカさんは応じるのですか?」

「‥‥‥応じないと永遠に続くから。はっきりした態度大事!」

 斜め下を向いて語る彼女の言葉には重みがあった。美人も大変のようです。

「じゃあ、物理的に捕まえるとか?」

「フウカさんが保護者として生活指導室か警察に私を引き取りに来てくるのなら」

「やめようか」

 これも経験アリのようだ。

「じゃあ、人目につかないところ」

 なんか、犯罪性が増しているような。そしてそれは全て経験談のようだ。

 頼みますから、自分の過去で自分を傷つけないでもらいたい。

「‥‥‥‥あ、でも。それ使えるかもしれません」

 光明を得て、それから水を得た魚のように、焼きそばを焼く私の顔を二人がどんな表情で見ていたのかは知れませんが、盛り付けられた皿を受け取った二人の顔は引き攣ってました。


 待ち侘びていた雨の日はそれから数日後に訪れた。日本一の雨が降る町の名は伊達じゃないようです。

 あの日と同じく、スーパーの前で雨宮さんを待つ。彼女はこのスーパーのエコバックを持っていた。調べたところ、それはこのスーパーでもらえるポイントカードを貯めればもらえるようで、保温性、保冷性も優れているとても優秀なエコバックだということはわかった。

 それが彼女自身の持ち物なのか、それともただ単におつかいを頼まれただけなのかはわからないが、少なくとも学校を除けば、待ち伏せするのにはここが唯一の場所だ。

 放課後。あの日と同じくスーパーの前で私は待つ。

「長期戦も覚悟しないとな」

 まぁ、日本一雨が降る町だ。次のチャンスもあっさりくるだろうから、そう気負いすることもないでしょう。

 空を見上げる。真っ黒い雲から絶え間なく雨が降り注ぐ。

「雨って凄いな」

 誰よりも人の役に立っているのに、皆から忌み嫌われているのだから。

 これほどの貧乏くじはない。

 そう考えると雨男の私はどうなのだろうか?

 なんの理由もない。科学的根拠も証拠も、そこに仮定はなく、ただ結論だけが自分に押し付けられる。

 人気者とも根暗とも無口とも空気読めないでも、情熱的とも冷静とも違う。

 ただ、偶然が偶然を呼び、偶然が重なっただけで。

「本当面倒くさいな」

 そんなことをボソリと呟いた時だった。

 彼女は、雨宮虹深は私の前を通り過ぎたので、慌ててその背中を追いかけた。

 そして人通りが少ない道端で、その背中に声をかける。

「雨宮。雨宮虹深さんですよね?」

 決して大きい声ではない。かと言って降りしきる雨にかき消されることもない音量で。

 彼女は不意に立ち止まり、こちらを見ると、目を見開き逃げようとしたが。

「ずっと追いかけますよ。そして今のあなたは誰の助けも求められない」

 学校とは違う雨の街中。一体どういう理屈かわからないが、今の彼女は私以外には見えていないみたいです。だから、その声もきっと誰にも届かないだろうし。

 そしてどうやらその理屈は正解のようで、彼女は不意に立ち止まり、こちらを睨む。

「脅迫ですか?」

「自覚はあります」

「なんなんですか、あなたこの間から」

「いや、君に話したいことがあるから」

「私はありません」

「私はあります」

 お互いがお互いの瞳を睨む。うっすらぼやけていても彼女の青い瞳は炎のようにメラメラ燃えている。要は怒ってらっしゃる。

「言っときますけど、室内に逃げ込めば、私の勝ちですよ!」

 そう言って近くの家の生垣に掲げている女性を守る一一〇番の家の看板を指差した。

「わかりました。では、逃げ込まれる前に用件を済ませます」

 そう言って、私は右手に持っていた赤い傘を差し出して、微笑む。

「これ、ありがとうございました。妹もいたので、本当に助かりました」

 透けている彼女の表情でも、驚愕?それとも絶句?していることがわかる。あれ?

「これって、雨宮さんの傘じゃないんですか?」

「‥‥‥いや、私の傘ですけど」

「それならよかったです」

 そう言って、私は彼女の返事を待たずに近づき雨宮さんの前に傘を差し出す。受け取った彼女はいまだに呆然としている。

「それじゃ、ご迷惑をおかけしてすいませんでした」

 一礼して、踵を返して立ち去る。あ〜良かった。ようやく返せた。

「ちょっと待ってください!」

「はい、なんでしょうか?」

 呼び止められて、私は再び彼女と対峙する。雨の中で立ちすくむ彼女は透けていた。でも、確かにそこにいた。そして未だにこちらの言動を理解できないという顔をしている。

「本当にそれだけのために私を何日も追いかけ回したの?」

「はい」

「さっき待ち伏せしたのも、その為に」

「はい、何日も待つつもりでしたけど、一日で出会えたのは僥倖でした」

「本当にそれのためだけに?」

「はい、借りたものは返す。これ常識です」

 雨宮さんは俯く。真っ赤な傘が彼女の体をすっかり覆い尽くして、表情も姿も見えないので、どんな表情をしているのかも、どうしていきなり傘を傾けたのかもわからない。もしかして。

「すいません。お礼の品を忘れてましたね。今度持ってきますので。

 あ、その時はまた逃げないでくだ」

「違うわよ!」

 今までに聞いたことのない音量の声に今度は私が目を見開く。

「こんな透けている人間がいて、あなた気にならないの?」

 どうしてそんなことを聞いてくるのか、トント理解できないけど。

「気にして欲しいのですか?」

「!!!」

 失言だった。そんな感じで雨宮さんは顔を真っ赤にして、踵を返した。

「なんでもない。引き止めてごめんなさい!」

 そう言って歩き出した彼女の背中に、赤い傘に、

「気にならないと言えば、嘘になるでしょうし、でもそれに触れられるのが嫌で、逃げていたんじゃないですか?

 そんなものに触れるほど、私はマッドサイエンティストでもないし、失礼な人間ではないと思います」

 そこで一拍置いて。

 でも、もし話したいのなら、私は聞きますよ。溜め込むのは体に悪いことだと、母から教わりましたので」

 しばらく雨宮さんは動かなかったが、やがてゆっくりとこちらを向いた。

 青い瞳は少し赤みがかっていた。


 近くの公園の東屋で私と雨宮さんは対峙する。お互いの手にはさっき自販機で買ったコーラがあった。

「お礼、そんなのでいいんですか?」

「ええ、十分よ」

 ただ単に奢るつもりだけだったのに。

「コーラ好きなんですか?」

「コーヒや紅茶よりは。炭酸の中ではかなり上位というところね」

 なるほど。なんとなく雨宮さんの性格がわかった。

「好きという言葉は嫌いですか?」

「ええ、そうね。理由はよくわからないのだけど、好きって言葉にあまり良いイメージはない。まるで息をするように皆、そう言うじゃない」

「確かに」

 とあるお姉さんを思い出して私は強く頷く。

「つまり、雨宮さんに告白する時好きって言葉は使っちゃダメってことですね」

「‥‥‥‥‥」

「雨宮さん?」

「あなたって、平気でそんなこと女の子に言うの?」

 なんのことかさっぱりわからないが。

「いえ、僕はあまり好きという言葉は使いませんね。世の中にそんなに好きなものはありませんから」

 甘い食べ物とアーティストとハルぐらいかな。

「そう言う意味じゃなくて。まぁ、いいわ」

 何かを諦めたように、雨宮さんは大きく息を吐いて、コーラを飲んだ。

「それより、私も警戒心を少し解いたのだし、あなたも譲歩して欲しいのだけど」

「といいますと?」

「そんな改まった言葉使わないで。距離を感じるわ」

 ああ、なるほど。

「すいません。私、時々妹に対しても敬語を使うことがあるので、お気になさらないでください」

「‥‥‥本当に?」

「はい」

 そう言って私はハルとのやりとりをしたメッセージ欄を見せた。

「所々で、ありがとうございます。とか、失礼いたしました。とか、使っているのわかりますかね?」

「‥‥‥確かに」

「だから、これは昔からの口癖なので、出来ればご了承お願いします」

 もっと言えば中学生の頃からの癖なのだが、まぁ、そういう細いのはいいだろ。

「‥‥‥まぁ、いいわ」

「ありがとうございます」

 それからしばらく雨が降る空を見た。本当によく降るな。ダムとか決壊しないよな。

 そんな取り止めのないことを考えて不意に横にいる雨宮さんを見る。彼女はしばらくコーラの缶で遊んでいたが、それを一口飲むと、淡々と喋り始めた。雨の中、私だけに聞こえるか細い声で。

「高校入学して間もなくの頃かしら。とある雨の日の帰り道。バス停でバスを待っていたの。バス停には私一人しかいなかった。バスは軽やかに私をスルーして行ったわ」

「見落としただけじゃないのですか?」

「赤い傘を挿してバス停で待つ人を見落とす?」

 まぁ、あり得ないか。言ってみただけ。

「それからしばらくした雨の日、友達との待ち合わせ場所に行ったの。でも、私のこと誰も気づかなくて」

「ドタキャンしたことになったと言うことですか?」

 雨宮さんはコクリと頷いた。

「そんなことが何度か会って、そしたら周りから人がいなくなって。そして雨の日に限って、見えなくなっちゃったから」

「雨の日には消える女ですか?」

「ええ、そして挙句の果てには彼女に近づいたら、関わったら、消されちゃうって」

 なるほど。それで彼女のことはタブーなのか。しかし。

「随分、突拍子もない話ですね」

 高校生の想像力怖いです。

「室内では見えるんですか?」

「ええ、どうや周囲を雨に囲まれていることが条件みたい。おかげで昇降口を通り過ぎた瞬間に誰も見えなくなっちゃうから」

 更に話はミステリアスな方向に。

「きっかけに心当たりはないのですか?」

「わからない。まぁ、前々から雨の日は嫌いだったけど」

「どうしてですか?」

「逆に聞くけど、雨の日が良い理由ってある?」

「農作物が育ちます。人間が生きていくための飲み水をいただけます。雨上がりに虹が見えます」

「そう言う正論じゃなくて」

「逆に聞きますけど、そこまでの恩恵を受けていて、どうして皆、雨が嫌いなのですか?雨が可哀想です」

「‥‥‥あなた、本当に変わった性格しているわね」

「そうですかね?自分じゃよくわからなくて。転校が多いので、誰かと深く関わったこともありませんし」

「‥‥‥ごめんなさい」

「いえ、寂しいことはないです。妹もいますし。頭が少しおかしいですけど、元気なお姉ちゃんもできたので」

「反応に困るわね」

 苦笑いを浮かべる彼女。相変わらずよく透けている。今にも消え入りそうで、怖いぐらいだ。

「しかし本当に不思議ですね」

 体は確かに透けている。でも、飲んだコーラが透けることはないし。

「服も透けるなんて」

「ええ、私もミラーで自分の体を見た時驚いたわ」

「本当に水の妖精みたいですね」

「‥‥‥人が言いづらいことを本当にサラリと言うわね」

「何か傷つけることを言いましたか?」

「そして会話が微妙に噛み合わない」

 本当に変な人。と雨宮さんは嘆息したが、何度もそう言われて傷つかないほど、メンタル強くないのでそろそろ自重してもらいたい。

「それにしても、どうして私に話すつもりになったのですか?」

 傘を返すつもりで、雨宮さんを追いかけ回していたが、雨宮さんはどうやら自分の体の異常に対して追求されるのが嫌だったのでは。

 そしてそれを説明すると、概ね当たりだと言われた。

 雨宮さんはコーラを飲んで一つ息を吐く。

「なんででしょうね。

なんだかんだ言って、誰かに話したかったのかもしれないし。もしかしたらあまりにも私を追い回していた理由が意外過ぎて、全てがどうでもよくなったのかもしれない」

「借りたものを返すのが、異常だと?」

「だったら、担任の先生に伝言するなり、共同の傘立てにメモでも貼って置いとくなり、方法は色々あったでしょう?」

「‥‥‥‥確かに。それは盲点でした」

 もぅ、私の性格に慣れてきたのか。雨宮さんは何も言わない。

「それで、私はどうしたらよろしいでしょうか?」

「何が?」

 スッと胸の前に手を置いた。

「私はどうしたら雨宮さんのお役に立てます?」

 雨宮さんはまた私の方を見て固まっていましたが。

「別に。何かをして欲しくて、頼んだわけじゃ」

「いえ、ただ単に僕の問題で」

「どういうこと?」

 なんて言えばいいのかわからず、しばらく思案していると。

「あ、つまり、僕欲求不満なんです!」

「‥‥‥」

 あれ、なんで雨宮さんはどこか絶望した顔で自分の体を抱きしめながら、距離を取るのだろうか。

「変だとは思っていたけど。変態だったとは」

「どうしてそういう結論に?」

「そうとしか捉えられないわよ。何、その、あの、私の体目当てなの?」

「?確かに、その透き通った体は神秘的ですけど。別に実験したいとも、研究したいとも思いませんよ」

「そう言うことじゃなくて‥‥‥」

 しばらく私の方を見て、何かを納得したように。

「別の言い方」

「え?」

「欲求不満以外で、何か別の言い方がないの?私の役に立ちたいと思った理由」

「そうですね〜」

 再び思案した後に、僕の頭にストンと言葉が降りてきた。

「見えているものを、見ないふりするのも、知っていることを知らないふりするのはとても辛いので」

 しばらく沈黙していた雨宮さんだが、やがて。その透明な顔が柔らかく微笑んだ。

「確かに、それは欲求不満だわ!」

 それから彼女は涙を流しながらケラケラと笑った後に、手を伸ばしてきた。

「私、雨宮虹深。あなたは?」

「あ、すいません。自己紹介がまだでしたね。私は時藤時雨。え〜と、雨男です」

 そう言って伸ばした彼女の透明な腕を握った。感触は小さくて、柔らかくて温かい。

「何、それ。私たち相性最悪じゃない」

「そうなりますかね。まぁ、でも雨の日でもちゃんと雨宮さんのことを見つけますので」

「‥‥‥‥守れない約束はしないほうがいいわよ」

 そう言った雨宮さんの顔は痛みを堪えるように苦々しくみえたが、私にはその表情が何を表しているのか、よくわからなかった。

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