第174話ピンチにやって来るのはヒーローだぜ!(雨乞い2.14風味)
なに書いているのかな筆者は(;・ω・)
※注 筆者は雨乞い2.14にたいして責任を持ちません。
湊視点
「ふんふん~ん♪」
日照り神様に無数の矢が刺さる、寸前に全てが燃え尽きる。
神には矢は通じず。
落とし穴が開いて、落ちずに浮遊して進む日照り神様。
神は天上にあり。
鎧武者が突撃してきた、から短距離極太光線一線で消滅させた。
人は日に勝てない。
ヒャッハーが全方位で襲ってきたので誘導光線で脳天貫通。
アゲパッと叫んで粉砕されるモヒカン。
全身を森に偽装した赤フン村人たちは倒しきれない。
長距離極太光線が解放されたら消し去ろう。
「やあ周平!日照り神様がが迎えに来たよ♡」
「理不尽だぁー!」
『湊(エロ神)が周平の村に到着したよ』
私の画面には高さ五メートルの土の城壁の上に建つ見張り台にいる赤フンがいた。
「うん、周平の赤フンの築城能力は異常だよね。侵攻されながら三分で作れる城壁じゃないよ」
「せめて十分あれば虎牢関ぐらいは作って逃げれたのに・・・」
・・・周平はちょっと異常だと彼女の私は思います。
まあそれを全て覆すのが神(圧倒的なステータス)なの。
「さあこれから蹂躙(監禁)だぁ♪」
「絶対に違う意味がありますよね」
「耳を傾けるな眞子。腐るぞ」
そこのカップル、とくに彼氏の方は後で攻め込んであげるから楽しみにしとくといいよ。
その前に少しずつ周平の牙城を剥いていこうか。
うんエロくないから、城壁(服)を極太光線で消して村を焼却(舐めて)して、最低人数を捕縛(拘束)して赤フンを動けなく(ミ〇リー化)してあげる。
「オワタ。さすがに何もない状態で65535に対処することが出来ねぇ・・・」
う~ん、初期で村を放置できる日照り神様はチート過ぎる。
デバフありまくりの純ちゃんも上手くもてなせば、村を無敵の要塞と化してくれる。
あ~今回は地下都市を造らなくてすむから超楽だよね。
着物で鍬の村人に後ろから日照り神様がじりじりと脅して穴掘りさせるのは少し心が痛くなるの。
「ぬおおぉぉぉっ」
城壁が極太光線で溶かされると見張り台は村の中に傾いて赤フンが落ちた。
「あ、落ちて死んじゃダメだよ」
「赤フンをミ〇リーで閉じ込めるんだなそうだなっ!?」
「うん、ゲームの中ぐらいはね」
「昔からわかっていたが直接聞くと超怖い」
「・・・わからないでも」
「え?」
ほら愛しい人をミ〇リーするのは当たり前な行動だよっ!うんうん、これからは親友と実がある話ができそうだ。
赤フンを普通光線で追い詰めていく。
「諦めたわりに頑張るね周平」
「ぬおっ、ふぬっ、脱落ならまだしも自キャラが監禁なんぞ嫌だっ!てかその光線を当てろっ!ジュッと消滅をっ!」
「ハハハハ、ダメだよ周平、制限時間が半分過ぎてなかったら復活できるよね。どこに逃げるのかな?ほら頑張って光線に当たろうね」
うん、雨乞い2.14も楽しいね。
擬似監禁プレイが出来るなら本気やりこんでみようかな。もち周平と一緒にするからゲーム自体はいらないけど。
眞子ちゃんも友人君もICBMじゅんちゃんの影響は大きいようで、そう簡単には村人へいしを派遣できない。
「周平っ、レンタル徴収を止めやがれっ!せ〇と鹿軍団を派遣してやるからよ」
「お前は絶対にスカンクとかも連れてきて村を壊滅させる気だ。死なば諸共泥沼に沈めや」
「くそおぉぉっ!徴収が総資産の三割は流石にシャレになってねぇんだぞ!」
「・・・よかったぁ」
叫ぶ友人君、ホッとする眞子ちゃん。
周平の所持する謎の決戦農具折れ鍬。
鍬の先が折れてただの棒のくせにして周平につきまとう謎棒。
周平が遊んでいる時でも時々消えてしばらくしたらキルカウントを増やして血まみれになって帰って来る。
ペット扱いで周平が可愛がっていなければ彼氏さんに頼んで消したい存在だ。
今はヤクザも真っ青な取り立てを友人君にしてくれているから見逃してあげよう。所詮はデータの存在、私には勝てないのだっ!
「フッ、天は私に味方した」
「その神を操作しているけどな」
やる気を削ぐツッコミでも平気、ほぼ私の勝ちは確定なのだよ周平君。
「純様ぁー!」
『ん、急ぎで晩御飯食べてくる』
「強欲の後にご飯でござったか・・・」
最後の頼みの綱は食欲が勝っているみたい。
これで私の村は座敷童が常駐だ。十五分は雨乞いの中で最高の安全地帯だ。
『湊(エロ神)が周平を捕獲するよ』
「違う意味で聞こえるんですよね・・・」
「そのままでも変わらないだろう」
そこのカップルは人の目を見て言おうか。
「さあ周平、リゾート地に行こうか。大丈夫常夏だから赤フン一丁で過ごせるよ♡」
「俺だけミ〇リー監視付きのほのぼの系ゲームになるのかよ・・・」
日照り神様の目の前には赤フンがスタミナ切れなのか四つん這いになっている。
私の日照り神様は周平の赤フンには優しいよ。なにせ服(赤フン)所持だからね。秋夜姉さん経由かな?私が周平の下着を時々拝借しているのを純ちゃんに教えたのは。
うん?操作していないのに日照り神様が両腕を開いて赤フン抱きしめようとしているね。雨乞い2.14は本当におかしいゲームだよ。
「あ、下からのアングルから日照り神様の御簾のしたが見えそう」
「周平?テレビを下から覗こうとしても見えないよ」
子供っぽいところがある周平も最高です。
『周平が捕まるまで三メートル、二メートル、一メートル、九十センチ、八十五センチ・・・』
「「「「細かい細かいよホネ子ちゃん」」」」
ついツッコむ四人です。
まあそれはいいとして周平(赤フン)を捕獲(監禁)できたら何をしようかな~。ギリギリまで村を防衛兼改造をして守護神じゅんちゃんを逃さないようにしよう。そして長距離極太光線が解除されたら瞬殺してあげようかそこのバカップル。
「はいいただきます(捕獲です)
「「・・・」」
「心の声が出てる出てる」
日照り神様が赤フンを抱きしめ・・・
私の画面がブレた。
「はぁっ!?」
「何が起きたっ!?」
「「は?」」
四者四様の反応を起こすけど、私がの画面が謎状態!何故か凄い高いところを後ろから前に景色が流れてる。
「なんだ?日照り神様が画面から一瞬で消えたぞ」
周平は戸惑っているみたい。
「ふぬっ!な、なんでぇっ。私は周平を監禁したかっただけなのにっ!」
「「怖いよ湊ちゃん・・・」」
操作しても日照り神様に動きが無い何かがもの凄い勢いで押して空中を移動してるのだ。
「・・・よしっ!今のうちに隠れ里に逃げ込むぞっ」
「ああ、周平が復帰したぁ」
これで周平を捕まえることができない。せっかくのチャンス(かんきん)がふいに。
『折れ鍬が湊(エロ神)に突撃、今は上空千メートルを飛行中』
「「折れ鍬あぁぁっ!」」
私と周平が別の意味で叫んだ。
なにっ!?中央画面に表示されたのは折れ鍬が日照り神様の腹部に真っすぐ刺さって空を飛んでいる。日照り神様には刺さることは無いけど勢いでくの字に曲がっている神様。
「おおう・・・折れ鍬よ・・・お前は身を犠牲にして俺を守ってくれたんだな・・・」
「おかしいっ!おかしいよ折れ鍬!」
「・・・あれマジでプログラムなのか?」
「雨乞い2.14ですから怪しいですぅ・・・」
涙ぐむ周平、混乱する私。そして雨乞い2.14に怯えるバカップル。
『折れ鍬の特技限界突破(さっき習得)が発動、トモヒトの資産を消費してパワァ~を上げるよ。トモヒトの資産はあと三十二秒で全て消失だよ♪』
「俺の資産~っ!!!」
「極悪、極悪です折れ鍬・・・」
怯えるバカップルから悲鳴があがる。
私と周平に関わっていないのに被害甚大の二人だ。
「さすが俺の折れ鍬だ・・・。主人の危機を救ってくれるとは」
「・・・」
「湊さん?なぜ沈黙しているのかな?」
周平がおずおずと声を掛けてくるけど無視。
さっきから日照り神様は動けないけどあるゲージは溜められるんだよね。
うん楽しい時間かんきんが阻止されて不機嫌になったのに周平は折れ鍬を褒めるんだもん。
『トモヒトの資産が底をついたから折れ鍬の限界突破が解除されたよ』
「俺一文無し・・・」
「今だっ!」
シュボォッ!
友人君の資産がゼロになったと同時に折れ鍬の勢いが無くなる。
その瞬間に日照り神様を操って折れ鍬を上から叩きつけて離れる。
日照り神様には浮遊能力があるから問題は無い。
そして殴られた勢いのまま落下していく折れ鍬に長距離極太光線の一撃を浴びさせた。
不壊属性なんて日照り神様の怒りの一撃には意味が無いのだっ!壊れないなら蒸発させてやるっ!
「折れ鍬ぁーっ!」
「俺の村があぁぁっ!」
「あ、友人君の村にも直撃?ごめんね」
いやこう動物がいっぱいいるからついでに滅ぼそうと思ったわけじゃないよ。うん、事故事故。
ーーーーーーー
周平「折れ鍬ーっ!」
湊「ふうっ 満足満足♪」
友人「俺の資産と村がぁーっ!」
眞子「混沌過ぎる」
・・・(;・∀・)
プイッ(;・ω・)
もう雨乞い2.14のゲームを作ってと言えなくなってきました。
純様がいなくても混沌な四人でございます( ´∀`)
それでも四人は純様達には勝てないと本気で思っているのですよ。気が狂ってますね(ノ´∀`*)
あ~久しぶりに新しい回を書けた~。こっちはなにも考えないですむ雨乞い2.14なので超楽しい\(^o^)/
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