第161話後始末とイチャイチャ

ノクタも一緒に書いて筆者死亡(;´д`)



 湊視点

「はぁ~」


 頭が働かない、。というよりわざと働かせようとしない。

 今はボーとした感覚が気持ち良く余韻を味わいたいのだ。


「はふぅ~」


 大きく寝返りをうつ。

 新しくなった周平と私のベッドは楽々と受け止めてくれた。

 以前のベッドは二人で密着しないといけなかった、それはそれで良かったけど広くて体を自由に伸ばせるのかなり楽。

 なにより周平が私と一緒にいるために購入を考えてくれたのが最高だ。


 愛されているなぁと思う。

 ダブルにしたので寝具類は全て新調した。

 周平は黒系で単色なのを好むのに私の好みライムグリーンの小さな花があしらわれたカバーを付けてくれている。

 一つだけ黒のクッションを購入しているのが、合わせたからこれぐらい許してと言っているようで可愛かった。

 その黒いクッションを抱きしめて匂い付けをする。

 是非とも私の香りをかんじてほしい。入浴したばかりでボディソープの匂いしかしないけど。


 メイドタイムは昼を少し過ぎたあたりで終了した。

 今日一日は楽しもうと考えていたのだけど中止に。

 うん、あれだね。

 若さの暴走は止めらないということだ。

 リビングの床がフローリングだったことに感謝、そのおかげで買ってすぐのベッドカバーを洗わずにすんだ。

 ベッドでする時は二重バスタオルは必須です。あと周平の黒のクッションもツルツルな素材で拭くだけでよかった。


 トントントンと階段を上がる音が聞こえきたけどクッションを抱きしめたまま私は動かない。


「終わったぞ」

「うんありがとー」


 ガチャリと扉を開けて入って来た周平に感謝を告げる。

 部屋に入って来た彼は私の隣に座り込んだ。


「綺麗に取れた?」

「なんとかな。今は陰干し中」


 ハアとため息を吐く周平。


「まさかあんなに後始末が面倒だとは思わなかった。あとネットで落とし方を調べるときの空しさ、二度としたくねえ」

「うん私も調べたけどめんどいね」


 二人で話しているのは昼まで着用していたメイド服の事。

 少しばかり盛り上がり過ぎて、こう使用続行不可なところまで汚してしまったのだ。

 先に興奮が冷めた周平が洗いに浴室にメイド服を持っていき洗っていたのである。


 私?うんまあ、いっぱい求められたので動けませんでしたテヘヘ。

 意識が半分以上飛んでいたので無理、どうやってメイド服を脱がされたのかも覚えていないし。

 バタバタ動き回っている周平をテレビを流し見している感じで見ていた。


「元に戻りそうかな?」

「わかんね。まあダメだったら処分して」


 文化祭の記念でもある服だから捨てたくはないけど、かなりの時間周平が洗ってダメならしょうがないか。


「ショタさんに交渉してもう一着貰う」

「うん周平はメイド服がお気に入りなんだね」


 視線を逸らさなくていいよ~。喜んでくれるなら何回でも着てあげるから。


「この歳でこんなプレイをして俺達大丈夫なんだろうか・・・」

「公共の場でしなかったらだいだいは大丈夫だと思うよ」

「いやこうもっと年を取ってからするプレイだと思うのよ」

「周平は我慢できるのかな~?私は幅が広がって楽しいし気持ちいのでオッケーだけど」

「・・・無理ですな。ええ興奮しましたよっ」


 二人の事だから正直になってもらわないと困るよね。


 座っている周平が私の隣に横になる。

 真ん中で私が寝ていても十分に彼が横になるスペースはあった。


「寒くないか?」

「うん大丈夫。お高めの毛布を買ってよかったね」

「それ湊が選んだけど凄いよな」


 今の私は事後のあと周平に剥かれたので一糸纏わずの裸体である。

 その上に薄手の毛布を一枚乗せているだけ。

 毛布もベッドと一緒に新調したのだけど、庶民の私達にはその値段で売るの?というお高さだった。けど薄手でも今までのよりも暖かいというのに惹かれておねだりしたのである。

 ほら二人でいる時に重いと邪魔だし、寒いのは嫌だからね。


 動いていた周平はさすがに服を着ているけど、Tシャツとジャージで時期的に少し寒く見える。まあ手洗いでまだ体は温まっているのだろう。


 毛布の前を開けて誘う。

 素直に入って来た周平に抱きつくと少し汗の匂いと洗剤の香り、そして自分より高い体温を感じられた。


「んふふ~」


 喜びの声が漏れ出てしまう。

 何もしなくてもただ周平にくっつくだけで嬉しくなってしまう。

 子供の頃から周平と一緒に寝るときにくっついているだけで幸せになれた。


「ほら」


 周平が腕を私の頭の下を通して腕枕してくれる。そしてそのまま髪を優しく梳いてくれた。

 今はさらに嬉しいことが付いてきてくれる。

 グリグリと額を彼の胸に擦りつけた。


 本当に不思議だね、ただ抱き合っているだけなのに繋がっている時と同じくらい周平と一つになれている気がする。


「あ~スベスベで温いわ~」

「ヒト型カイロです。ご使用の感じはいかがですか?」

「うむ、最高です」


 背中にも腕を回されてその大きな手に体温を奪われていくのが心地いい。

 そういう気分にはならない、ただ寄り添うのが気持ち良い。

 周平もたぶん同じ気分なのだろう、背中の手は触れるだけで動かなかった。


 小学生の頃の私は自分がこんなに幸せになれると予想できただろうか。

 周平と出会う前の人が怖くてオドオドしていた私に教えてあげたい。

 君にはこんな素敵な恋人が出来るよてっね。



ーーーーーーー

周平「うん、純様に強欲を献上して数着貰おう」

湊「さすがにそれは金額的に無理じゃ」

純様「いいよ。家にいっぱいあるから」

周平「・・・やべーよ」

湊「私とスタイルが同じ人がいるのかー」


はいイチャイチャですね。

メイド服がなぜ洗わないといけないかは、皆様わかりますよね?(*´∀`)

まあ周平も男だったということですよ(ノ´∀`*)


あ、彼氏さんには正ヒロインを自称する人が二人いまして、その一人のスタイルが湊と同じという無駄設定があります。超無駄設定です( ´∀`)


そしてイチャイチャを書いた後にエロエロを書きました。マジで死にます(´Д`)

この回とエロエロを書いたらどのくらいカロリー消費するかなと体重を書く前に計り、投稿する直前に計ったら・・・ワオッ!二キロ減っているっ!!Σ( ̄□ ̄;)

身を削った割にはエロエロは途中で力尽きたんですが・・・(--;)

続きを書かないとな~、まあ気力が戻ればということで。今回は書き方を変えて三人称?に挑んでます。




【エロなバカップル】

https://novel18.syosetu.com/n4930hw

完全不定期ですm(__)m筆者が死にます。

また短編書こうとしたのが潰れた・・・(;´д`)

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