個性的な五人の兄弟(?)が繰り広げる、まるでドタバタ劇のような動画撮影のお話。
日常系のコメディのような物語……でありながら、普通にゴリゴリの現代ファンタジーでもあったりするお話です。
やっていることは本当にただの動画撮影なんですけど、当たり前のようにガンガン不思議な(というか、ファンタジー的な)設定をぶっ込んでくる、この独特のノリと勢いにやられました。
彼らの個性というか、それぞれのキャラクター性が好き。
くっきりはっきり分かれていてわかりやすく、その繰り広げる掛け合いの軽妙さが素敵なお話でした。
基本はコミカルな物語なんですけど、シリアスっぽい要素が(重くなりすぎない程度に)しっかり顔を出すところも魅力的。
独特の軽さのようなものが楽しい作品でした。