第3話 恋愛小説向きではないかも

(´・ω・`)

拙作『俺にはそんな気がした_』

https://kakuyomu.jp/works/16816700428026930024


執筆して大分、後になり

恋愛小説に根本的に欠けてる要素が有る事に

気付きました。



紹介文にも書きましたが、私にとって

「高校生のありきたりな恋愛」という

自分にとっては不釣り合いな

手垢の付いたベタなストーリーにあえて

チャレンジした作品です。


私なりに苦手なテーマに挑んで

よく書いたものだと思っていました。




Σ(゚Д゚)

ところが改めて読み返してみると

二人が引き合う過程や、

二人を阻む障害を乗り越えるという

「恋愛小説の醍醐味」が

バッサリ抜け落ち、描かれてない事に気付きました。


恋愛小説は作者の恋愛体験や

恋愛に対する理想、願望や欠乏感などが

反映され物語になるのだと思います。




(・ω・)

私も人並みに片想いや失恋を経験し

ごく普通の恋愛感しかありません。


ですが、私の恋愛体験が

初対面から旧友との再会のように、すぐに意気投合し

そこから恋愛を始めるパターンが、ほとんどだったので

二人が歩み寄る過程を重要視してませんでした。




(・ω・)

『幼なじみ』

カクヨムで頻繁に目にするフレーズです。


カクヨムで「幼なじみ、姉、妹」という

設定が頻用されるのも

実体験での“恋愛への苦手意識“が強く

初対面から打ち解けるまでのハードルを

高く難しく感じているからかも知れません。


だから、既に気心知れた状態から

恋愛をスタートしたいという願望からの

設定なのでしょうか。




(・ω・)

初対面で食事しながらお酒を飲んで

意気投合しラブホで即ヤリなんて

(世の中では)ザラにあるものです。

https://kakuyomu.jp/works/16817139555092168325/episodes/16817139555184932824



『欠乏感こそ小説の原動力』だと思います。


恋愛小説は特に、

理想や願望や欠乏感などが

色濃く反映されるジャンル、なのかも知れません。


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