賢者タイム
「一応、現状確認、見渡す限りの平原、以上」
「まずは人か街を探した方がいいよね、このままじゃ、多分きっとほぼ確実に野垂れ死ぬしね」
「って言ってもぱっと見草しかないぞ、草が某チョコレート工場の小説みたいに食べられるなら楽なのにな」
「同じものを食べ続けるのはちょっと…栄養も偏るし…」
「どこかへ移動するのは確実として、どの方向に行けばいいのやら」
「台本になんか書いてない?」
「わくわく」「って書いてある」
「おし、それ捨てとけ」
「わかんなくても移動するしかないなら、勘で行くしかないのか」
「仕方ないか…」
「仕方ないね」
そう言って別々の道に歩き出す3人
「いやこっちだろ!」
「いやこっちだって!」
「私はこっちだと思うがな」
ふぁいぶ、みにっつ、れいたー
「いやだからさぁ」
さーてぃー、みにっつ、れいたー
「えー、厳正なる話し合いの結果、この方向で全員よろしいか」
「ああ」
「構わない」
あとがき
別に会話だけで縛ってるわけじゃないです
たまたまです、今後はたくさん情景描写が出るはずです
文字数が少ないのはご愛嬌
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