第8話 棚アリ 濃茶 と 唐物

小習いの許状をもらってから、濃茶手前に新しいものが追加されました。

濃茶手前の棚があるバージョンです。

名前は、現在調べています。


通常、手前の仕舞の段階では健水(みずをいれる容器)に柄杓を掛けて、一度健水をもって水屋へ帰ります。

ですが、濃茶手前の棚があるバージョンでは、棚の上(天板)に柄杓を飾る手順と、水差しの左へ蓋置きを置く手順が追加されています。

マイナーバージョンアップみたいなものかと感じました。


そろそろ、3月半ばのため、炉→釣釜へと手前が変わる予告がありました。

天井から鎖で釜が炉へ吊るされています。

ですので、濃茶手前の棚があるバージョンは今月のうちで、練習できるのはあと一回です。

練習回数が少なすぎとは思いますが

仕方ない。どうにか工夫して頑張ります。


その他雑感。

袴での動きが、脛サポーターを使用することで大分楽になりました。

理屈はよく分かっていません。

とにかく、座る⇔立つが怖くない。

お手前に集中できそうな気がします。

それと、この間、小習事の許状をもらったばかりですが、今度は「唐物」を練習するよう先生からお達しがありました。

流派によって手順が大分違うらしく、教本がなく、映像もない為、予習ができません。

習うより慣れろというか、進みが早い気がします…。


今回の設え

掛け軸:花開万国春

お花:椿

花入れ:尺八(竹の入れ物)

香合:蛤

茶器:大名物岩城文琳(写し)

仕覆:亡羊緞子(鳳凰+唐草模様)






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