第9話 道具の扱い
今回は、道具の扱いと、切腹についてです。
なんで、茶道で切腹なの?って思いますよね。
でも、令和の時代だからこそ、道具の禁止事項を知った上で使う必要があるらしいです。
先生が仰るには、
「茶杓の節は触らない。昔なら、切腹になりますよ」
とのこと。
なんでも、お殿様とかにお茶を点てる場合、節を触ってしまっては不浄、不潔とみなされ、場合によっては切腹となります。ということらしい。
おお……怖い。
お客様を第一に考えて、道具は注意して使う。
敬意を払い、なおかつ、自分が死なない様にとの事なのだろう。おそらく。
江戸とかじゃなくて本当によかったと思います。
昔なら即、腹切りでしょうね。
所作のすべてに意味があり、意味を理解してからでないと、その動きがなぜあるのかがわからない。
茶室でしか使わない動作でも、日頃の練習がなくては、間違える。
いや、練習していても間違える。
本番で、頭が真っ白になってなにも思い出せないようになっても、手が動作が、道具の使いかたが正しくなくてはならない。
記憶で覚えるのではく、自転車に乗るように、小脳に染み付き、意識しなくても出来ることが理想なのだと思う。
難しい。
以上。
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