第6話

あたしは、大阪の祖父母の家に来てから、自分の部屋で、めっちゃえっちな絵を描きたくなって、勉強していても、えっち専用ノートに、えっちな絵を、いつも描きまくっている。女の子に制服や着物を着せて、その絵を描いて、次に、制服や着物を少しづつ脱がせていき、下着姿や裸にして、それを絵に描く。そのあと、女の子と、あたしとで、2人でえっちしている絵を描いている。あたしも女の子みたいだから、2人のえっちも、女の子どうしでえっちしているような、そんな絵だ。


夜、勉強終わって、寝ていたら、いつも、霊に優しく抱きしめられて、愛撫されてるように感じる。それから、あたしの顔に、いっぱいキスしてるような感じしてくる。

なんとなく、女の子の霊のような感じ。

あたしは、もともと女の子みたいな体だったけど、毎晩、霊の女の子に、あたしの体を優しく抱きしめられてキスされてるうちに、もっともっと、えっちで可愛い女の子の体になっていった。柔らかくて曲線的な女子のような体に。

霊の女の子は芸術家みたい。

あたしは、その女の子の芸術的な弟子みたい。

あたしの師匠の、その女の子は、あたしに芸術と愛とを説いてくれてる感じだ。

毎晩、芸術と愛への高い意識を、あたしに伝えようとしてくれてるみたい。


中3の修学旅行で、岐阜・長野方面に行った。

善光寺に到着して、1人でブラブラ歩いていたら、

「いっしょに歩いてあげるね」

っていう、女の子の声、聴こえてきた。あたりに誰もいなかったから、おかしいなあ~って思ってたら、

「1人で、めっちゃさびしそうだから、あやめちゃんといっしょに歩いてあげるね」

っていう、女の子の声、また聴こえてきた。もしかして・・・あたしは、部屋にいる霊の女の子のことを思いだした。

「そうよ!今日は、善光寺で、いっしょに歩いてあげるね」

っていう、女の子の声。

「今、手をつないであげてるよっ!あやめちゃんは、1人じゃないよ。あやめちゃんといっしょに、いつまでも、ずっと歩いてあげるね」

それから、修学旅行中、ずっと、霊の女の子と、いっしょだった。いつも、側にいてくれた。

食事中も、横で、いっしょに食べてた。あたししか知らないけど。

お風呂は女の子の友達といっしょに入ったけど、その時も、ずっと側で、いっしょに入ってくれてた。

あたしは、女の子みたいだから、先生からも、女子の部屋で寝るように言われて、女子の友達と寝てる時も、ずっと側で、いっしょにいてくれてた。

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