第4話

那覇の街をブラブラ歩いていたら、前から、お姉さんとお兄さんのカップル歩いてきてて、

「写真の授業の課題で、母さんのヌードを撮って提出することになった~」

っていう話を2人でしていた。

お姉さんのほうは普通に話をしてたけど、お兄さんのほうは、

「母さんのヌード、どうしよ~」

って、かなり、焦っているようだった。

2人とも、写真の専門学校にでも、行ってるような感じに思えた。

うちのお母さんなら、けっこう、モデルになってくれそうだなあ。そういうモデルになるの、めっちゃ好きそう。ぜったい面白がって、ヌードになってくれそうな気する。

まあ、最初は、1人で、部屋で、ヌードになって、自分でポーズを決めて、それから、あたしを呼んで、

「あやめ~、準備できたわよ~、撮っていいわよ~」

って言ってくれそうな気するわ。

「若い頃のこと思い出すわね~。あやめの生まれる前のこと~」

って言いそう。

そう言いながらも、服を脱いで、ヌードになって、めっちゃえっちな格好をしてくれそう!

裸になるの、めっちゃ好きな感じしてる。

そんなお母さんの子どもだからか、あたしも、ちっちゃい頃から、親にあたしの写真を撮ってもらう時は、なぜか、いつも、服を脱ごうとしてたみたい。だから、写真を撮る時、いつも、お母さん、

「あやめって、なんで、いつも、服を脱ぎ出すのかしらね~」

って言ってて、いつもお父さんに、

「そういうとこ、2人とも、めっちゃ似てるなあ~」

って笑われていた。

だから、あたしも、いつも、ちっちゃい頃の写真を見ると、服を脱いで裸になってるのばっかりなんだけど、きっと、お母さんも、よく裸になってた人なのかなあ~って、本当に思ってしまった。つまり、もしかして、若い頃とか、よく、裸になってたりしてた人なのかもなあ~って思った。もし、そういう人だったのなら、お母さんの若い頃の、えっちで可愛い裸になった写真とか、あったら、見てみたいなあ~。お母さんの、裸になって、えっちなことしてるような写真とか、めっちゃ見てみたいなあ~って思った。

だから、あたしは、写真学校に行ってるお兄さんに、そういう学校に行ってるお兄さんのお母さんなら、きっと、めっちゃ積極的に、裸になってくれるよ~って言いたくなった。

うちのお母さんの若い頃の、裸でえっちしてるような動画とかも、あれば見てみたいなあ~。なんとなく、うちのお母さん、若い頃、えっちなことをしていたような感じしている。なんとなく、お母さんから、えっちな雰囲気、ぷんぷん漂ってきているから。えっちなこと、めっちゃ好きそう。お母さんも、それから、お父さんも。2人とも。めっちゃ、えっちなことしてそう。きっと、えっちなんだろなあ~っ。きゃあああああああ。いや~ん。えっち~。なんだか、めっちゃ感じてきちゃったわ~。えっちな2人の子どもだから。えっちな2人から生まれてきた子どもだから。だから、あたしも、えっちなの。えっち、めっちゃ好き~。いや~ん。感じちゃう。えっち~。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る