第12話

高2の頃、ボクは服をつくるの好きで、家のミシンで、服をつくってる。ママの服を改造したり、新しい素材を買ってきたりして、つくっている。ボクの部屋は、絵を描いたり、服を作ったり、そういうことの、めっちゃはかどる部屋だなあ。本当に部屋で、誰かに見守られているように感じている。

家では、いつもボクとイレーヌちゃんの2人なんだけど、家を守ってくれてるような霊を何人も感じているから、2人だけのような気しない。いつでも常に何人かで暮らしているように感じてる。

ある日、霊感の強い人が、たまたま家の近くを通りかかって、

「こんなに強い霊の住んでる家は、今まで見たことありませんっ!」

って、わざわざ言いに来てくれた。

「このお家のある場所は、何人もの霊の集まるパワースポットなんでしょうね!昔、いろんな人が、このあたりに集まって、会議したり、話しあったりしてた、そんな場所みたいですねっ!」

って言って帰って行こうとして、また振り返って、

「特に、芸術的な霊と、学問的な霊の存在を強く感じますねっ!昔、そういう人たちの集まってた場所みたいですねっ!」

と言って帰ろうとして、また振り返って、

「家全体を見守ってくれてる霊もいるみたいなので、昔の学校か何か、そういうような場所だったのかもしれませんねっ!昔の学校の先生も見守ってくれてるような、そんな感じですねっ!」

って言って帰って行かはった。

イレーヌちゃんは高校で、ちっちゃい頃からの憧れだった日本の本当の高校生をやりながら、ボクの家では、イレーヌちゃんの部屋で毎日しっかり勉強しているみたいだ。夜も遅くまで、いつも色んな勉強をしている。たぶん、イレーヌちゃんの部屋にいる学問の霊の影響で、毎日しっかり勉強しているみたいだ。

ボクは、高校の勉強をしながらも、えっちな絵を毎日描いている。

描いては消して、また描いては消してって、いつもしてるから、イレーヌちゃんも、何をそんなに描いて消してるんだろうって思ってるみたいだけど、たぶん、えっちな絵を描いてるんだろうってことは、わかってるような感じだ。

ボクは霊の女の子やイレーヌちゃんのことを想像しながら、いつも、えっちな女の子の絵を描いている。めっちゃ描きたくなってしまう。

部屋とかでも、いつも、1人でえっちなこともしているから、それもイレーヌちゃんには、わかられてるみたいだ。

えっちな女の子の載ってる本なども、いっぱい集めて、いつも見て、それを見ながら、1人でえっちしていることなんかも、全部、イレーヌちゃんには、わかられてるみたいだ。

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