番外編
人物紹介
※年齢は本編の<4.三年後>以降。
◆シルヴィア・エレイン・アーネット/シルヴィア・エレイン(19)
胸まである金髪に緑の瞳を持つ。身長は163cm。
クリスタ王国アーネット公爵家の長女。家柄・血筋・魔力量が高い理由で第一王子・フランツの婚約者になった。
婚約者時代はフランツの機嫌を損ねないように心掛けたが、婚約破棄後からは本来の明るくて逞しい性格で平民生活に適応する。
へこたれない性格なのは前世のレラ時代の境遇ゆえ。平民出身の母から教わった。
前世では気まぐれで料理をするくらいだったが、シルヴィアになってからは料理・洗濯・掃除を一通りこなせるようになる。世話焼き気質。一人称は「私」。
属性は「火」「雷」「光」。
◆レラ・セーラ(享年16)
シルヴィアの前世。魔力に愛された
金茶髪に琥珀色の瞳を持つ。身長は157cm。
大国セーラ王国第六王女で、本来なら目立たない存在だったが、誕生直後に愛し子と判明したことで状況は一変。
王女として大切に扱われ、国に牙が向かないように教育された。
多くの使用人に囲まれていたが父親の国王の手の者がいて監視されていた。本当に慈しんでくれたのは実母と魔法の教師の老師だけだった。
七歳でディートハルトと出会う。明るいけど寂しがり屋でもあり、同じ愛し子である師のディートハルトに懐いていた。初恋を自覚したのは十歳。
ディートハルトと過ごしながら成長していくも、父親亡き後、庇護を失い国王になった異母兄に毒殺される。
属性は全属性。
◆ディートハルト・リゼルク(347)
漆黒の黒髪に珍しい青紫の瞳を持つ見た目は端整な青年。中身は相当の年寄り。一人称は「俺」。
身体年齢は少し成長して二十歳くらい。身長は182cm。
レラの師でレラと同じ
警戒心が強く、基本的に他人に冷たくて無愛想で好き嫌いが激しい。無愛想だが本気で怒ることは殆どない。
睨みが鋭く、シルヴィア曰く体に穴を開けれそうとのこと。だが意外に押しに弱い弱点を持つ。
レラより十二歳年上。はじめは子どものレラにうんざりしていたが、次第に無意識に大切に思うようになる。そのためレラが死亡した際は大きく動揺する。
なお、レラ死亡後に彼女が好きだったと自覚し、絶望する。
その後禁忌魔法を使用したことで愛し子でなくなり、魔力を大幅に制限されている中でシルヴィアに出会い、惹かれていく。
愛し子でなくなっても常人より数倍の魔力を保有し、全属性操れるものの、表向きは「風」「雷」「闇」の三つ。また、魔法の天才で感覚で使いこなしていく。
◆ランヴァルド・アーメル(500歳越え)
アイボリーの髪を横に緩くくくり、灰色の瞳を持つ見た目は穏やかそうな青年。中身はディートハルト以上の年寄り。一人称は「僕」。
身体年齢は二十歳。身長は178cm。
レラにとっては大師匠、ディートハルトの師で
賢者として知られ、国に所属していない。既に滅んだ国の貴族の出で、礼儀作法は美しい。
のんびり穏やかな性格だが鋭いところもある。森の中で暮らしている。魔法生物の猫であるマロン・マーブル・シロを飼っている。
レラとディートハルトを引き合わせた本人。孫弟子のレラをかわいがっていた。
実力はディートハルト以上で、遊び感覚で術式を作っていく。杖を使って魔法を使用する。
属性は全属性。
◆シロ(♀)
ランヴァルドの魔法生物。白猫だが魔力を持っていて風が使える。人の言葉がわかり、シルヴィアに懐いている。ディートハルトを気にかけていてついていく。
◆イヴリン・ロミアス(19)
平民。茶髪に青い瞳を持つ。身長は160cm。
シルヴィアの親友。キエフ王国のギルドの職員。
優しくて友達思い。誰とでも打ち解けて、真面目で一生懸命で評判はいい。一人称は「私」。
属性は「水」。
◆ニコル・ウォルフ(23)
実は下級貴族の騎士家系の長男。金髪に茶色の瞳を持つ。身長は184cm。一人称は仕事中は「私」、プライベートでは「俺」。
騎士団に所属している。年の離れた弟が二人いて、子どもが好きで面倒見がいい。世話焼き気質。
他国から来たばかりのディートハルトを気にかけていて仲良くしていく。
属性は「土」。
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