又鬼の話

あきかん

 

 講評が終わったのでその感想でも


 共通して書かれているのが設定があまりうまく伝わっていなかった点だ。そこで詳しく書いてみよう。


 まず、山の民の説明を。口減らしに子を山へと捨てる。それが生き残り山に住み着いたのが山の民という設定だった。話はそれるが、山伏あたりの文化を取り入れたかったが、参考資料として読んだ本にはアイヌ文化しかなく諦めた。

 作中の村の文化をまとめると、まず口減らしで子を山へ捨てる。生き残った子は山で獣のような姿になって人を襲う。それを村人は山の民とも呼び、彼らを狩るのが主人公の役割でもある。そして、狩った山の民の肉を村人たちは食べるのだ。

 山に捨てられた子供であったのが葉花で、そこを戦場帰りの又三郎に拾われた。というのが基本設定だったが伝わらなかった。

 戦場帰りの又三郎さんは殺人鬼になりはてていたのだが、それはまた別の話

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又鬼の話 あきかん @Gomibako

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