応援コメント

第十六話 選択肢がなくて、ついて行って、でも共感もできて」への応援コメント

  • もうこのときに洋平は秀人に父的な期待を抱いていたのかな。それほどに飢えていたか、警察への恨みが強かったのか

    作者からの返信

    いつもありがとうございます!

    この場面の洋平は、まだ美咲以外に心を開いていません。
    でも、憧れはあったはずです。

    圧倒的な力への憧れ。守りたいものを守れる力への憧れ。

    飢えていたのは、そんな力に対して。

    だからきっと、秀人が発した共感できる一言が、彼への警戒心を薄めてしまったんです。

    たった一言への共感が、秀人に着いていくことにより彼の人生への共感へと変わって。彼の強さと温かい指導が、力に対してだけではない憧れへと変わっていったのではないかな、と。

    こうして振り返ると、ですけど。

    秀人に関わったことで洋平の人生は急速に終幕へと向かうわけですが、同時に、急速に人生が豊かになったのではないかな、と思ったりもします。