第25話 神騎

漆黒の銀翼として勇者の一族の里に訪れていた光の錬金術師である私、伊奘諾雷羽は私の伊奘諾家の神騎である伊奘諾紅羽とその行動をともにしていた、そして紅羽は赤色のズボンにライトグレーのシャツの私服だった、そしてその理由は雷神の対魔忍、雷道雪風、彼女の存在だ、そして彼女は対魔忍として任務だけでなく学園クローバーの一学生として私達、漆黒の銀翼にコンタクトをとってきた、まだ夜叉動乱事件の後始末が残る中でだ、そしてそこでまず私は私の伊奘諾家の紅羽こと神騎グランニールにアプローチを今はかけている、神騎側とて黒歴史の遺産である闇の書の対処とその対応にあたっているそしてこのことがもし学園クローバーに情報として流れているのであれば滅多にない機会だ、そして私はまずそのことも踏まえた上で紅羽に「神騎としてはどう思ってるの?学園クローバーのこと?」と問いかけた、その質問に紅羽は「1人の学生としては私は入る気でいるよ、その噂の学園クローバーにとはいえ今のその学園のシステムじゃ私の神騎としての能力測りきれなくても当然だと思うけど」と返した、そして確かに妖怪から能力移植手術した私達、神騎である紅羽ですらその能力はまだまだ伸びる、そしてそう会話していると下級妖怪の鬼武者と魔物レインデビルの襲撃を私と紅羽はうけた、私は銃とナイフで火花とともに鬼武者を銃撃と剣戟で押していく、そして鬼武者の剣戟を光速移動で軽々かわした、紅羽は神騎に変身せずともレインデビルに蹴りや回し蹴りで終始圧倒していた、だがこのままではいずれ押し負ける、私は紅羽に「紅羽!変身するよ!」と掛け声をかけた、そして私は錬金術でレイピアみたいな剣を錬成しその剣で青色の光の円を描き光の錬金術師の書の力で変身を遂げた、紅羽も左手で赤色の光の円を描きそして「グランアムド!ビートヴァルキュリエ!グランニール!」と叫び、そして眩い紅蓮の炎と深紅の光の中で神騎グランニールに変身を遂げた、そしてそのまま神騎グランニールとなった紅羽は「我、神騎グランニールに闇に穢れたその魂、神に代わりて誅滅する!」と決め台詞を言った、そして私はレイピアとナイフの二刀流に持ち替え光速で青色の光を纏わせた剣戟を鬼武者に次々と火花とともにくらわせた、神騎グランニールとなった紅羽も赤色のレーザブレードの二刀流で火花とともにレインデビルを圧倒していく、そして私はナイフに光を集め巨大な光の剣を錬成した、そしてその二刀流にうまく対応出来ず鬼武者は防戦一方となる、そして時より私は鬼武者の足に氷を錬成して動きを止めながら剣戟をくらわせていたからだ、そして神騎グランニールとなった紅羽は華麗に足技や剣戟を火花とともにレインデビルにくらわせていく、そして紅羽は「このまま決めるよ!」と目線で私に合図を送り必殺技を放つことにした、そして紅羽は「この一撃は無限を断つ」と言いレインデビルの光弾を受け爆発の炎の中から空に飛び上がり両足に赤色のレーザーブレードを装着し鋭い蹴りとともに「グランニールストライクッ!」と叫び、そして必殺技のグランニールストライクをレインデビルに叩き込んだ、赤色の火花を飛び散らせながらレインデビルは爆発し倒された、グランニールストライクは相手の闇と因果を断つ技であり神騎である紅羽の必中技となっている、私も鬼武者の剣戟を光速移動で躱すとナイフとレイピアに光を集め私の必殺技である閃光光輝斬を放ち鬼武者を爆発させ倒した、そしてその光景を見つめていた雪風は「やはり学園に欲しいわね雷羽と紅羽、あの2人」と言った、そして学園クローバーの生徒会長である霊斗が私の姉である霊羽のことを気に入り調べていたことは錬金術師側の情報で私には情報としてそのことは入っていた、だが雷道雪風こと雷神の対魔忍についてはその情報は手に入らなかった、来牙は雪風に「あいつなら深淵鬼神撃をいつかはものにできる、錬金術師なら闇の力を自らの力に変えられる」と言った、そして私は紅羽とハイタッチをした、そしてはじめての連携だったから不安だった、そしてその所属も違う上に紅羽に関して言えば神騎だ、そしてれっきとした守りし者の立場だ、そして妖怪以外の事件の対処にもあたっているはずだ、そして紅羽は私に「漆黒の銀翼に入ってからより錬金術師としては磨きかかってるわね、祭羽が言った通りだよ」と言った、そしてどうやら祭羽は伊邪那美家の退魔士として光の錬金術師である私の実力を神騎である紅羽に密かにそのことを伝えていたのだ、そして紅羽は私に紅羽自身が描いた漫画を私に渡した、そして紅羽は漫画家としてのペンネームとして紅葉楓というペンネームをもっている、紅羽は私に「今週出来たての新刊だよ、いずれ黒斗達にも渡すけど先に雷羽にね」と照れながら言った、そしてどうやら黒歴史の遺産である闇の書の力についても紅羽はいずれ漫画に書く予定のようだ。

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