いかにもカクヨムで人気の
A「言わないほうがいいと思いますけど、どうぞ。後でまずいと思えば編集のときにカット
するんでしょうから」
Z「たいしたことじゃないんです。もしかするといかにもカクヨムで人気のみたいな雰囲気のタイトルの作品が通過リストにあるのかな、と思ったんですよ」
A「でも、なかった、と。ごめんなさい、いかにもカクヨムで人気の見たいな雰囲気のタイトルってなんすか? たとえば?」
Z「長くて、ほぼ内容を言っちゃっているというか。いや、それほぼあらすじだからみたいなやつ」
A「社畜でキモヲタの俺が極悪令嬢上司を始末したら異世界から来た妹と言い張るちょっぴりHで甘えん坊な魔法使いが突然現れて針と糸を使った昔ながらの仕掛けで密室をつくって救ってくれたけどそれ魔術じゃないじゃん物理トリックやんラノベだからって今時そんなことして許されるとでも思っているのかふざけんなよでもお前可愛いな今度は誰をざまぁしてやろう今度お礼にギュッとしてあげるからなってそれだと百合展開って読者よ騙されたな実は俺は女だ(←今ここ)」
Z「うーん」
A「どうしたんです、頭抱えて」
Z「見えてないのによくわかりますね。監視カメラとかつけてないですよね」
A「つけてたら原稿さぼってないかチェックしますって。あらすじみたいに長いタイトルってこういうことすよね」
Z「はい、とは言いにくいな。なんか各方面にケンカ吹っかけている気がして。あと、やっぱりよくジャンルを知らない人がそれらしく寄せようとしたらよく目にするキーワードを並べるんだなというのは、反省材料になりました、はい」
A「でもいつかこうなりますって。タイトルインフレ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます