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Z「してるつもりですが足りないなぁ。なんでしょう、本を読む能力が落ちているんです。内容がなかなかスッと入ってこない」
A「お酒の飲みすぎでは? サウナで脳が茹で上がったのでは?」
Z「考えたんですけど、本を読むときの文字を追うスピード、眼球を動か筋力みたいなものはまだ衰えていないんですけど、処理する脳がパワーダウンしているんです。文の意味をとらえる前に、次の文に目は移行しているので、そのラグが一ページぐらいになると、もうずれずれにずれていて」
A「脳の周回遅れ」
Z「なんでゆっくり読むことにします。しばらく書くと読むの比率を変えて、読むを多くしてみます。カクヨムさんでアマチュアのかたの作品も読んでいこうかと」
A「プロのを読んだらいいのに」
Z「もちろん、プロのも読みますよ。怒られるかもしれないし、不愉快に思う人もいるかもしれないですけど、アマチュアの作品って未熟な部分があるはずなんです。なにが面白いかを探るために、なにが面白く感じさせないかも入れておきたいんです」
A「プロとアマの違いをはっきりさせるんですね」
Z「そうですそうです。プロって“できている”集団ですからね」
A「できていない部分を知らないと、できているがわかりにくい、と。ふむ」
・・・・・・・・・・・・
Z「カクヨムさんヨムヨムしてます」
A「なにか得るものは?」
Z「え、これもうプロじゃないか、という作品もあって驚愕。同時にこの世界観や文章は私にはきついけど、もうここではコレがスタンダードなんだろうと割り切るしかないものもあって」
A「まぁだいぶ偏った読書歴ですから、合わないものはそりゃあると思いますよ。反対にどれだけ海外ミステリを薦めたところで“読みにくいなぁ、古いし”という人もいるんですから、批判めいたことは言わんことですね」
Z「ですね。“自分のことを言っているんだろう、馬鹿にしやがって”と勝手に誤解されたくはないです。でも、モノカク一族は繊細さんが多いので、そう解釈しちゃいたくなりがちなのもわかるからなぁ」
A「横溝賞の応募作はパクりたくなるから読まないんでしたっけ?」
Z「人聞きが悪いです。はい、原則読まないと決めてます。でも、ミステリランキングの上位に応募のタグついた作品が思ったより少なくてさみしい」
A「だったら、読んで、よかったら星でもレビューでもすればいい」
Z「まぁ短編が読みやすいというのはわかるんですけどねぇ。これは横溝賞ではないコンテストなんですけど、面白い作品が下位にあるともったいないなぁと感じます」
A「いやだから、コメントしたらいいじゃないですか」
Z「うーん、やたら連発しているように思われるのも嫌だし、見返りに評価ほしがっているみたいになるのもちょっと気が進みません」
・・・・・・・・・
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