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A「応募が成立する条件を満たさない形で公開すればいいんですよ。タグつけないとか、字数を満たさないとか、完結させないとか」
Z「そういう反則を考えるの得意ですよね」
A「ミステリのアイデアってそういうもんでしょうが」
Z「でも、ウェブで公開されているものはカクヨム応募以外は選考対象としないとあったような(註 各人で応募要項をご確認下さい)」
A「そうか、そっちもきちんと封じているのか」
Z「みなさん、それぞれ要項を確認してください、と書いておきます」
A「実際、タグ付けしてカクヨム応募済みの作品ってあるんすか」
Z「結構、ありますよ。ミステリージャンルのランキング上位50のなかにもいくつか見かけましたから」
A「そうか、ランキングにのるようなものも出ているんですね。じゃあ〆切一ヶ月前から勝負に出ても旨味は少ないか」
Z「PV数を稼いで話題になるには、ちょっとタイミングが遅かったかもしれませんね。今からやろうとしている応募者の方を止めるということではありませんが」
A「まぁ単純にPVだけ増やしたいならいくつかやりようはありますけどね。読みました?」
Z「いえ、読まないですね。読めないですね。似た発想があったときに書きにくくなりますから」
A「パクッたな、と疑われたくない?」
Z「パクるとは過激ですね。でも、真似したな、と思われてしまうかもしれないとは考えます。自戒をこめて書きますが、アマチュアのモノ書きって繊細というか過敏なので。もしも公開されている自分の作品と似たものを読んだときに“真似された”となるのは自然な心の動きだくらいのスタンスでいます。公開に前向きじゃないのは、そういう事情もあるんです」
A「グルメ小説コンテストのときなんか、嬉々として複数応募していましたが? ○○賞の〆切も近かったのに」
Z「あれはミステリーじゃないからですって。ミステリージャンルでなければ、カクヨムさんでも公開するし、数は多くないですが読みますよ」
A「横溝賞の応募作だけでも読んでみては?」
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