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Z「やらかしましたからね(註)」

A「だから、〆切当日に有給取得しちゃダメなんですって。取るなら前日にしないと。そうすれば、一日とは言わずとも半日余裕ができる」



註 


某賞に応募する際、アカニシンノカイZは〆切当日に印刷した原稿を持ったままコンビニへ向かい、コンビニでレターパックを購入。宛名書きをして原稿を封入し、コンビニの前のポストに投函しようとしたところ、その日の最終集配時間が過ぎていました。そのため、別のポストを探すことに。ようやく見つけたポストに掲示されていた最終集配時刻は「××時○○分頃」。そう、【頃】。ギリギリ間に合ったと思っていたのですが、郵便追跡サービスで検索すると(レターパックには識別番号がついていて荷物の流れ、どの局でいつ引き取り、いつ送り先に届いたか、がわかるのです)その日の夜になっても引き取られていないことが判明。

〆切当日の消印をもらえなかったならば、せめてポストのなかで眠っているであろう原稿を取り戻して改稿し、別の賞に送ろうと画策するのですが……


Z「ちょっともうポストさんは勘弁ですかね。いや、ポストも郵便局も悪くないんですが」

A「〆切当日にネット繋がらねぇ、とか勘弁ですよ」

Z「そしたらネットカフェ行きます。コロナでアレですけど」

A「その時間も見越しておいてくださいね。会員証ちゃんと用意してスムーズに利用できるようにしてくださいね。雨だったらタクシーですか? それはあなたのなかのコロナ対策ルールとしてOKですか? ちゃんと考えておきましょうね」

Z「そう、コロナ。外出せず、うちにいたまま応募したいですね、私としては」

A「そうですよ。陽性になって外出できないケースも想定しておいてくださいよ。一週間? 十日? でしたっけ? 隔離期間って。またなんか国が適当にルール変えたんでしたっけ? 隔離期間が〆切にかぶらなくて〆切前に隔離だとしても会社休まざるをえなくなったら復帰後は仕事溜まっていますよね?」

Z「いやぁ原稿に向き合える体調ならまだいいですよね。本当に気をつけないと。無症状でうつしてしまうこともあるから」


・・・・・・・・・・・・・・・


A「カクヨム応募って条件を満たさないと応募自体が成立しないんですよね」

Z「妙なことを。そらそうでしょう」

A「じゃあやっぱりカクヨムで公開しましょう」

Z「二重応募で失格になりますが?」

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