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Z「横溝賞の応募要項を確認したんです」
A「なにをいまさら」
Z「いや、カクヨム応募が公式ではどうなっているのか気になって。というのは、同一作品をカクヨム応募と通常応募の両方に送ることは可能なのかが知りたかったんです」
A「え、ダメでしょ」
Z「そう思ったんです。でも、カクヨムさんで公開しろ、という提案を受け入れた場合、通常応募ができなくなりますよね」
A「あぁそうすね。タグつけて応募規定を満たしちゃうと」
Z「カクヨム応募も全作、一次選考スタッフに割り当てられるならばいいんです。でも仮にPV数などでゼロ次選考のうえで一次選考スタッフのもとに届くという場合、カクヨム応募って不利じゃないですか。通常応募ならば、投稿フォームでも郵送でも、とにかく原稿は一次選考スタッフのところにいくわけですから」
A「冒頭三行で“こんなもん読めるか、はいボツ、次”ってなっても、三行は読んでもらえますからね」
Z「修正した作品を同じ年度の同じ賞に送りなおすのはNGというのはわかるんです。でも、カクヨムさんで公開しているものと一字一句違わない原稿を通常応募した場合、どうなるんだろうって」
A「同じ作品を二通応募したって違反でしょ。そんなことした人いないでしょうけど。いや、いるか、なかには」
Z「カクヨム応募も全作、一次選考スタッフに分担されるならば、カクヨム応募のほうがメリットは多い気がして」
A「一次選考の人間が三行でボツと判断しても、カクヨムの読者が四行読んでくれるかもしれないからですね」
Z「四行はシビアですが、最後まで読んでもらって、いい評価がえられたら、ひっくり返せる可能性はありますよね」
A「こぼしたものを拾い上げようという狙いのあるシステムにはなってますよね。しかし、選考スタッフが落としたものが評判になりますかねぇ。いや、それがあるから怖いのか、ネットは」
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Z「先日のカクヨム応募の件です。至急」
A「なんです、至急とは。推敲、改稿も至急お願いしますよ。もう一ヶ月切っているんですから。しかも30日は土曜日ですからね。郵便局の窓口の時間とかポストの集配時間を確認しておいてくださいね。××賞でやらかしたばっかりでしょ」
Z「それはともかく、募集要項を読み直したところ、応募は“郵送応募、投稿フォーム応募、カクヨム応募”のうちから“三つの形式のどれかを選んで”ということだったので、カクヨムで公開してタグ付けという形で応募したら、他の形式で応募できないんです」
A「まぁ、当たり前ですけどね」
Z「しっかり書いておかないと、と思いまして」
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