第28話 ケーナ

遥か昔の情景……。


草原一面には風が吹き、草花が揺れていた。

黒髪の少女が蹲み込んで何かを探している。


「母上!」


「ケーニャどうしたの?」


「これ!母上のためにお花を摘んできたの!」


「まあ!ありがとう!ケーニャ!私の大事な宝物」


ウフフフ……(微笑み合う二人)


♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢


「母上!!死なないで!!」


「今までありがとう、ケーニャ、私の、だ、い、じな、宝物……」


「母上ー!!!死んじゃやだぁぁ……!!いやぁぁぁぁ!!」


うっ……うっ……うっ……(すすり泣く音)


亡き母の手を取り泣き崩れる少女。


♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢


薄暗い石畳の部屋。


最奥には王の玉座のような大きな椅子があり、そこには小さな少女が座っていた。


そこに大きな剣を携えた男がやって来た。


「よお、お前が魔王の娘ケーニャか」


「なんだ?貴様。殺されたいのか?」


「ふふっ!俺は五人の勇者の一人でカインって名だ!悪いがお前さんを倒して人間たちを解放させてもらうぜ!!」


「ほう!人間風情が!魔族に敵うとでも思うのか?勘違いも甚だしいな」


「俺たち勇者は魔族より強いんだよ。お前らにとっては信じたくはなかろうがなっ!!」


勇者カインは剣を振り大きな衝撃波を生み出す。


ケーニャは咄嗟に盾の魔法で相殺する。

大きな衝撃によって爆風が起こり石の破片が弾幕のように遠くまで飛び散った。


次にカインはケーニャに近づいて剣を振り下ろす。ケーニャは右手に持っていた杖で剣を受け止めてた。


「やるな!」


「小癪な!!」


ケーニャはぶつぶつと呟きながら呪文を唱える。するとカインの後ろから小さな黒い雲が出来て小さな稲妻が落ちた。


「うぉっと」


カインは慌てて稲妻を避けて再度剣を振り下ろす。ケーニャは盾の魔法で剣を防ぐ。


「今までの魔族は大したことなかったが、お前結構やるじゃないか!」


カインは嬉しそうに剣を振り回す。


カインは勇者だが、もともと剣士だったため魔法の使い方があまり上手くなかった。しかし剣の才に恵まれていたため剣に魔法を重ねて使う戦いを好んでいた。


ケーニャは機嫌悪く鬱陶しそうに盾の魔法で防御する。


「殺してやる!!」


ケーニャは黒い霧を出して骸骨の騎士を生み出す。

生み出された十体の骸骨騎士たちは一斉にカインに向かって攻撃を始めた。


「ははは!楽しくなってきたぜ!!」


カインは嬉しそうに骸骨たちと剣を交わす。

カインが骸骨騎士たちと戦っている間に稲妻の魔法を出して援護射撃をするケーニャ。カインはますます嬉しそうに戦っていた。


戦うこと一刻半……。


カインは服がぼろぼろになりながらも楽しそうに剣を振り回す。

ケーニャはうんざりした顔で魔法を放っていた。


お互いの体力が限界に近づいてきたとき……


「これで終わりだぁぁぁ!」


魔力が切れかけてきたケーニャは盾の魔法を出しきれずカインの剣はケーニャの肩を切り裂いた。


「ぐっ!」


斬られたケーニャは肩を抑え、苦しみだす。


カインは不思議そうな顔でケーニャを見つめる。


「おい、お前は魔族だろう?いまの攻撃でなんでそんなに苦しむんだ?」


「ぐっ、お前なんぞに、教える、ものか!」


カインはトドメをささずにケーニャから剣を離した。


「確か魔族は魔石を壊さない限り首を斬っても生きていたよな?お前はなんで今の攻撃だけでそんなに苦しんでいるんだ?まるで人間みたいだぜ?」


カインがそう言うとケーニャは怒り心頭でカインを睨む。


「私は、魔族と人間の子だ!お前なんぞに何がわかる!!」


ケーニャは悔しそうにカインを睨みつけながら言い放った。

カインは溜息をついて剣を鞘に納める。


「どうした!なぜ私を殺さんっ!!半分は人間の私に同情したのか?」


ケーニャは苦しみながらとどめを刺せと言った。

カインはケーニャに向けて手を差し出した。

ケーニャは驚いた顔をしてカインを見た。


「同情じゃねえよ。俺はお前と戦うのが楽しかった。なんか勿体無いなって思ったんだよ。」


「ば、馬鹿にするな!!」


「馬鹿にしてねぇよ。俺の方がいつも仲間たちから馬鹿扱いされているんだぜ?お前より俺の方がずっと馬鹿だ!!」


偉そうにふんぞり返って言い放つカインを見てケーニャは呆気に取られて杖を落とした。

カインは杖を拾ってケーニャに渡す。


「私を殺さないのか?」


「俺はお前の命が惜しくなった。良かったら俺と一緒に来ないか?」


「アタシは魔族だ!人間の中に交われるわけがない!」


「いや!俺がお前を守ってやる!!お前を助ける!!お前が困ったときは俺が何とかしてやるよ!!」


カインは大きく胸を叩いてニカっと笑いケーニャの手を取る。

ケーニャは顔を真っ赤にして恥ずかしそうに震えていた。

ケーニャはカインの手を叩き返した。


「アタシを生かして後悔してもいいのか?アタシがもっと強くなったらお前を殺すぞ!?」


カインは優しそうに微笑んでケーニャを見た。


「まあ、そんときは頼むわ!どっちみち俺たち人間は魔族ほど長生きできないからな!お前になら殺されてもいいかもな!!」


「ばっ、馬鹿者が!!そんなこと言ってたらすぐ殺されるぞ!いつ寝首を掻かれても知らんぞ!!」


「お前は俺が死ぬのが望みなんだろう?別に俺は命が惜しくない。騙されても悔しくなんかないさ。それに俺を殺したいんなら何も言わずついて来いよ。隙があれば黙って殺せばいいと思うぜ?」


「うーーーーーっ」


ケーニャは顔を真っ赤にして涙目になって悔しそうにカインを睨んでいた。

再びカインはケーニャに手を差し伸べた。


「さ、行こうぜ!」


「どこに?」


「俺たちの家だ!!」


ケーニャは俯いたまま黙ってカインの手を取った。カインは嬉しそうにこれからよろしくなっ!と言った。


時は流れ……、


カインは魔族から人間を解放し、国を興した勇者の一人として広大な領地を与えられ領主となっていた。


「カイン!カイン!どこに行った!!」


ケーニャはヒステリックに怒りながら領主の城の中でカインを探していた。

ケーニャは半分魔族の血が流れているため昔から姿が変わらない。


一方、勇者カインはもう壮年の男となっていた。


カインは城内の庭園の椅子に横になって居眠りをしていた。


「カイン!ここにいたのかい!まったくすぐにいなくなるんだから!」


ケーニャはぷんすか怒りながらドスドスと歩いてカインに近づいた。

カインはうっすらと目を開けてケーニャを見つめた。


「おお、ケーニャか。そんなに怒ってどうしたんだ?皺が増えるぞ!」


「アタシに皺なんぞ無いよ!!死にたいのかい?」


「ふっ、お前に殺されるのなら本望だ!さあいつでも良いぞ!!」


両手を広げてウェルカムな感じで微笑むカイン。

ケーニャはまたうんざりしていた。


「塔の建設が終わったとさ。魔女の選定をしてくれと王都から連絡があったよ」


「おお、そうか。しかし、ワシには子どもがおらんしなあ」


「……アタシのために結婚しないなんて言ったからこうなったんだろ?だからちゃんと人間同士で結ばれて子を為せといつも言ってたじゃないかい!」


「お前以外に結ばれたいとは思わんよ。別の勇者の子にこの領地を任せればいいんだ。別に俺の子孫がこの領地をずっと治めなくちゃならない決まりなんてないんだからな」


「しかし塔を魔女に管理させるとなると死ぬまでそこに居なくちゃならない。勇者の血が龍脈の繋がりに必要だっていうなら他の勇者たちがそう簡単に自分たちの子を差し出すと思うかい?」


「そうだよな。可愛い娘や息子をずっと塔に閉じ籠めてしまうんだ。誰だって嫌だろうな」


「こっちに子がいないから寄越せっていうようなものだろう?しかも国が出来てまだ年月が浅い。お互い領地がまだ整っていないのに後継者をそう簡単には手離すまいて」


「うむ、そうであろうな」


カインは考え込む。

ケーニャはカインの隣に座った。

カインはケーニャの肩を抱き寄せるとケーニャは真っ赤な顔で慌てた。


「な!何するんだぃ!いい歳こいて発情してるんじゃないよ!」


「お前こそいい歳して何恥ずかしがっとる。ワシはずっとお前しか愛しておらんと言っておるだろう?」


「見た目の問題だよ!側から見れば爺さんが孫娘に欲情しているようにしか見えないんじゃよ!だから表では嫌だっていつも言ってるだろうが!!」


「おお、なら今晩ワシの寝室で続きをしようかの」


「変態!!このすけべじじい!!」


「そんなに褒められても」


「褒めとらんっ!!」


「いやあ、いつも仲睦まじいですなあ」


庭園に入ってきた男はこの領地を共に治める仲間だ。名はバゴス・ガンバルト。勇者カインの右腕として、この国の宰相としてずっとカインを支えてきた。


「おおバゴスか。どうした」


「いや、近くを通ったら仲睦まじい声が聞こえてきたんでね。ちょっと顔を出しただけさ」


「何言っとるんじゃ!この変態じじいと仲睦まじくなんかしとらんぞ!!」


「こういう所が可愛いんじゃよな」


ケーニャはもう無理と言わんばかりに顔を真っ赤にしてガニ股で庭園を出て行った。


「……カイン」


「どうした?」


「領主が魔族の娘にたぶらかされているという噂が広がっている。また魔族に虐げられるのではないかと一部の者たちが騒いでおるのだ。気をつけろ」


「今更何を言っておるのかのぅ。どうせ税と労働に苦しんでいるものが一部騒いでおるだけなのだろうが。自由を手に入れたところで不満は尽きないものよな」


「お前の勇者としての名声は揺らぐ事はないと思うが、領主として相応しくないのではないかと噂を流すものが出始めている。充分注意に値すると思うがな」


「どうせなら噂を流すんではなくはっきり面と向かって言えばいいんじゃ!こそこそ陰でやりおるのは好かん!アイツらが正しいのなら正々堂々と言えばいいんじゃ!!」


カインは腕を組んで不機嫌そうに言い放った。

バゴスは困った顔でカインを見た。


「まあ、俺もお前ももう歳だ。今更若い頃のように血気盛んに言え合えるようなこともなかろうよ。とりあえず塔の事もある。お前はなんだかんだ言ってもこの地の領主だ。領民の事を第一に考える必要がある事を常に頭に入れておいてくれ」


そう言ってバゴスは庭園を去った。

カインは晴れた空を見ながら深く溜息をついた。


夜。


カインとケーニャは一緒に抱き合いながら寝ていた。


「なあ」


「なんじゃ?」


「どうしてワシとお前に子が為せんかったんじゃろうなあ」


「いきなりどうしたんじゃ?なんか言われたのか?」


「いや、ただお前は魔族と人間の子じゃろう?ならワシとの子が授かってもおかしくはなかろうと思ってな」


「人間同士でも子がいない者もおるだろうが、ただ単に相性が悪かったんじゃろうな」


「夜の相性は良いと思うんじゃがなあ。あんなに喜んでおるのにのう」


「な!なんて事言うんじゃ!!ほんとお前のそういうところが嫌いなんじゃぁ!!」


「わはははは!そう照れるな!」


ケーニャはポカポカとカインの頭を叩いていた。


♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢


次の日


「領主様、塔が完成致しました。是非、一度塔にお越し頂きご確認くださいますようお願い致します」


「わかった」


塔の建設に携わった者たちが領主の前で跪き報告をしていた。

塔は領地からかなり離れた所に建設されたため、領主は馬車に乗り大人数で移動する事になった。


馬車に乗り半日後、カインはケーニャと幹部を連れて塔に入り、塔の最上部に移動していた。

塔の最上部には大きな魔法陣があり、この魔法陣を通して龍脈と繋がるように設計されていた。


カインは勇者の力を使い魔法陣を起動させる。

魔法陣は光り出し地下深くにある龍脈の力が流れ込んできた。魔法陣の色が変わり空に巨大な丸い紋様が現れた。その後紋様は拡がりながらうっすらと消えていった。


「よし!完成だな」


カインはほっとしながら魔法陣から離れた。


その時、


「危ない!!」


ケーニャがそう言ってカインを突き飛ばす。直後、弓矢がケーニャの胸に突き刺さった。


「ケーニャ!!」


カインはケーニャを抱き、弓矢を抜こうとする。しかしケーニャはそれを止めた。


「アタシのことより弓矢を放った者を捕らえるのが先だよ!」


ケーニャがそういうとカインは立ち上がり弓矢を放った者を探す。

気がつけば周りの者たちが剣を抜きカイン前で構えていた。


「これはどういうことだ?」


「カイン様、あなたは領主に相応しくなかった」


「バゴス!」


「ちゃんと忠告したはずだ!気をつけろとな」


「貴様!!」


「お前の大切な魔族は人間の敵だ!いくら勇者であるお前であっても人間の敵と仲良くすることは許されぬはずだ!」


「今更何を言っておるか!もう何十年も経っておるだろうが!」


「我々はずっと我慢してきたのだ。お前たちに力では敵わない。だからずっと従ってきた。しかし!もう魔族に虐げられることは無い!お前の大切な魔族はここでお別れだ!!」


「わしが相手でもか!?」


「お前は自分の手で大切な領民を殺すのか?勇者ともあろう者が、領主ともあろう者が、一人の魔族のために領民に手をかけるというのか?」


「ぐっ!」


カインはバゴスに剣で胸を突き刺され、口と胸から血を流して倒れる。

そしてバゴスはケーニャの側に近づき剣を振り下ろす。


ガキィイン!


ケーニャは魔法陣の中で倒れており、魔法陣の力が働いていたのかバゴスの剣は弾かれてしまう。続いて魔術師たちも魔法を放つが掻き消されてしまった。


「くそっ!まあ弓には毒が塗ってある。どうせ助かるまい」


そう言ってバゴスたちは塔を去っていった。


カインは血を吐きながらケーニャの元に近づいた。


「……カイン」


ケーニャは弱々しくカインの手を握る。

カインは涙を流しながら悔しがった。


「ケーニャ、すまん!お前を守れんかった!」


「何を言ってるのさ。本当ならとっくの昔あんたに殺されてたはずなんだ。別に気にすることなんてないよ」


「いやじゃ!ワシはお前を失いたくない!ワシが先に死んでもいい!どうせわしの方が寿命で先に死ぬんじゃからな」


「もういいんだよ。本当はアタシはこれ以上生きるのが嫌だったんだ。アタシの母上は人間だったからアタシが小さいうちにさっさと死んじまった。人間っていうのはすぐ死んじまう。アタシにはそれを見るのが嫌だったんだ……」


「お前がいなくてはワシは生きる意味がない。だからお前が死ぬのならワシも死ぬ!!」


「ちょいと待ちな!あんたアタシの犠牲を無駄にするのかい!?」


「せっかくじゃ、最後に勇者のとっておきの力を見せてやろう!!」


そういうとカインは胸に手を当て目を閉じた。するとカインの頭上に丸い紋様が現れ、同時にケーニャの胸にも同じ紋様が現れた。


「これは!?」


「ワシのとっておきの力じゃ!ワシの勇者の力をお前に託す!!」


「はあ!?こんなときに何をやっとるんじゃ!」


「ワシには大きな魔法は使えん!しかし治癒と頑丈さには他の勇者よりも強く神の加護が与えられておるんじゃ。だからその力をお主にそのまま託す!!」


「アタシ一人で生きてろってかい!?」


「ワシの力は常にお前と共にある。ワシの精神が勇者の力なんじゃ!だからこれからずっとお前と一緒にいられるんじゃ。こんな幸せなことはない!」


「カイン……」


「大丈夫!どうせワシはもうじき逝く。お前には悪いがずっとここで共に暮らそうぞ!」


「ずっと此処にいるのかい?」


「どうせ塔に出た所でお前が居られる場所はない。時間が経つまで塔におった方がずっと安全じゃ。もうじきこの塔は隠蔽の魔術で見えなくなる。誰もここには来られんよ」


「くそっ!仕方ないねぇ。またあんたの言いなりになっちまうのかい」


「ずっとワシを殺したかったんじゃろう?願いが叶ってよかったじゃないか」


ワハハハハ、そう笑いながら徐々にカインの姿が消えていった。


その後ケーニャの胸の矢は消えて、痛みも無くなっていた。


「カイン……」


ケーニャはただ一人塔に取り残されたのだった。


♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢


カインとケーニャがこの領地に来たばかりの頃。


「なあケーニャ」


「なんだい?」


「俺と結婚しないか?」


ケーニャは思わず吹き出してしまう。


「な!何言ってるんだい!あんた領主になったんだろう?なんで魔族のアタシと結婚するって言うのさ!!」


「嫌か?」


「そりゃあ、嫌、では、い、嫌、違う!そうじゃない!あんたは領主だ!来て早々に魔族のアタシと結婚しようものなら大混乱になっちまうよ!」


「まあ、そう、かもな」


「決まってんだろ!?」


「まあ、お前が良いっていうまで気長に待つわ」


「あんたの方が先に死んじまうんだよ?」


「ま、そうなったらそうなったで仕方ないさ」


「……相変わらず軽い男だねえ」


二人はこれから治める土地を眺めながら肩を寄せ合った。


♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎


「バゴス様、王都には跡継ぎのいないカイン様が直々に塔を管理することになったと伝えてあります。後継者としてバゴス様が領主代行をすることになったということも合わせて報告致しました」


「ふふふ、よし、下がってよい。ああ、それから、塔の記録は抹消しておけ。証拠は残すな。良いな?」


「はっ!わかりました!」


兵士の一人が部屋から出ていった。


バゴスは領主の部屋でふんぞり返っていた。


「これからは私の時代だ!」


薄気味悪い声が領主の城に木霊した。

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