第7話 scream

□Side-A6

 ついに運命の瞬間がやって来た。エンジンが切られた2シーターのフロントドアから、黒長ブーツが、田のあぜ道に着地した。褐色の腕にコンビニ袋を下げ、彼女は再びぼくの前に現れた。ぼくは彼女を凝視した。と次の瞬間、彼女は大声で叫んだのであった。


■Side-B6

 何者かよく分からないけど、彼女と全く同じ車種の車が後ろに1台続き、彼女の後方に停車した。

 彼女はドアを開けると、僕に大声で叫んだ。

  

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