第7話 scream
□Side-A6
ついに運命の瞬間がやって来た。エンジンが切られた2シーターのフロントドアから、黒長ブーツが、田のあぜ道に着地した。褐色の腕にコンビニ袋を下げ、彼女は再びぼくの前に現れた。ぼくは彼女を凝視した。と次の瞬間、彼女は大声で叫んだのであった。
■Side-B6
何者かよく分からないけど、彼女と全く同じ車種の車が後ろに1台続き、彼女の後方に停車した。
彼女はドアを開けると、僕に大声で叫んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます