今ならそれができるのに

主人公は、開けなくてもいいはずのパンドラの箱を開けようとして、もがいている。

私なら、そっとしておきなよと語りかけるかもしれない。
こじ開けなくても、
過去の蓋が自ずと開かれるのを待った方が、
いいんじゃないの?
私だったら、そう言う気がする。

蕾、花開くのタイトルの意味が、
小説の伏線とどのようにして繋がるのかを、
見守りたいと思います。