第2話 柏木誠也の告白

 晴れて高校生になった。

 インドアでもアウトドアでもない、どっちつかずな俺にはこれと言って目標なんてないのだが、できたら彼女が欲しいくらいは思ってる。

 もとから何かに夢中になると熱くなる癖があるのだが、それがいい方向に向かってくれればいいな。

 新しい学校の新しいクラス。

「米田中出身、柏木誠也です。特に得意なことはないですがよろしくお願いします!」

 元気だけはある。それが取り柄だけどここで言わなくてもわかっただろう。

 他の生徒の自己紹介も終わると、部活、委員会についての説明が先生からあった。今日の午後は部活説明会、明日の午後は委員会の説明会がある。

「なぁ恭一、お前何部に入る?」

 ちょうど出席番号順に並んだら隣になった、同じ中学の友人に声をかける。

「俺はサッカーだな。中学になかった分ここで活躍してぇ」

 なるほど。中学にない部活を選ぶのもありか。

「誠也はどーすんのよ?」

 まだ考えていない。

「説明会見てから決めよーかな。それからでも遅くはないだろ」

 先生から部活か委員会のどちらかに入っていればいいという話を聞き、委員会に所属するのもありか、と思う。

「帰宅部的なとこでもあればな」

「科学部とか週一だぞ」

 本が読めるのならそれでもいいなぁ。

 昼食時間は隣近所のクラスメイトとその話でもちきりとなった。

 体育館に集まって部活紹介を見る。

「体操部とかすげぇな」

 小声でほかのやつと話す。見ているのはムキムキマッチョな三年生。跳馬を勢い良く見せてくれた。

 そのあとに女子体操部を見るとなんだか癒されるのはアレだろうか。女子が魅力的だが入ることはなさそうだな。

「よさこいもあるのか」

 ほとんどが女性だが、旗を中心に何人か男子が混じっている。華やかな中にも力強さがある。これはこれで魅力的だな。

 他にも野球部、テニス部、卓球部など運動系の部が終わった後に文科系の部活紹介がある。

「書道部は……あ、デカい筆でやるのか」

 数人で別れて文字を書いていく。出来上がった文字には『入学おめでとう』という文字と桜の絵があった。

 さっき話に上がった科学部はとてもシンプルで、班に分かれて実験をしたりするらしい。それが週一だったら楽だな。検討しておこう。

 他にも吹奏楽部とかもあったが、緊張してミスしたら怖いし、やめておこう。


 翌日の午後、今度は委員会の説明会だ。

 委員会は年度ごとに替わってもいいので気楽にやれるという利点がある。

 今日立っているのは昨年度その委員会をやっていた人たちらしいが、どんなものがあるんだろう。

 放送委員から始まり、この音響設備や昼の放送について説明がある。中には軽音部と兼任している人もいて、音響にうるさいとか。

 環境委員は校内の環境設備や草花の世話などを担当している。ん、俺には向かないかなー。

 風紀委員は言わずもがな。特に取り締まられる気もないけど取り締まる側なんてなる気にならない。

 図書委員、か。

 主に貸出返却の管理。返却された本の整理。

 週一、二くらいで担当し、月一で打ち合わせ、か。

「どうせ本を読むならこれでもいいか……?」

 公私混同だけどありな気がする。

 説明会が終わり、今日から二週間は体験入部期間となる。

「誠也は決めたか?」

「んー、科学部と図書委員で迷うなぁ」

 どちらも活動自体は活発ではない。とはいえ科学部に顔を出したら科学部の活動をしなければならない。逆に図書委員はやることがなければ本を読んでいても構わない、はず。

「一度科学部見学してから決めるよ」


 翌日放課後。

「失礼しまーす」

「いらっしゃーい」

 多分上級生と思われる人たちに歓迎される。適当な椅子に腰かけ、活動が始まるのを待つ。

「今日は見学者も数人いるので、実験しまーす」

 上級生が準備を始める。おそらくは何をやるか事前に決めていたのだろう。

 輪ゴムや木炭を使い、アルミホイルを巻き付けて電球を作った。

「今日はあらかじめ準備して早くできる実験だったけど、基本的には何をやりたいか意見を聞いたりしながらやってます」

 その後も説明等を聞いてこの日は解散となった。

(そういや委員会には体験入部とか無いんだなー)

 翌日図書室に行ってみることにした。


 昼休みに一度、そして放課後にもう一度来てみた。

やっていることは説明会で話しているのと大差なさそうだ。今日は借りる目的ではないし、ちょっと眺めて帰ることにしよう。

カウンターには二人の生徒がパソコンを眺めたり、本を読んだりしてる。何もなければ本が読めるんだな、いい環境だ。

ふっ、といい香りを漂わせて横切った女性を目で追いかける。黒縁眼鏡にロングヘアのきれいな女子だ。本を何冊か抱えているのを見ると、この人も図書委員なのだろうか。

背伸びして本を戻している姿がなんともグッとくる!

ま、今日はこの辺で帰ろう。図書委員は楽、という言い方は良くないけど自分に適した環境だと思うし、まぁ決まりだろう。


図書委員は俺一人だった。

そんなの全然気にしなかった。


初めての図書委員会に顔を出す。

全員が集まったところでまずは自己紹介から始まった。三年生から始まり、簡単な挨拶だったり好きな本を話していく。

二年生の女子に差し掛かったところだ。

「二年D組、藤本美乃里です。好きな本は綱吉一成の『夕凪』です」

先日の人、やっぱり図書委員だったんだ。俺の鼻くらいまでの身長かなぁ。

それにしても綱吉一成とは。

面白くてつい笑ってしまう。気づかれなかったのか藤本先輩はそのまま着席する。

続いて一年生。自分の番になる。

「一年C組の柏木誠也です。好きな本は神野茉理の『そうじゃない』です」

 同じ本にしてもよかったが、変に思われるのもよくないな、と思い別の作品にした。あの先輩とは後で話してみたいな、と思う。

「それでは、今日はこの辺で終わります。お疲れさまでした」

 早速話そうかとも思ったが、この後も仕事があるようだったのでやめておいた。今度教えてもらうときにしよう。


 早速藤本先輩と組む日になり、仕事を教えてもらう。

「何か質問ある?」

 いきなり個人的な質問かとは思うだろうけど、ホットな話題は早めにした方がいい、と思った。

「俺も綱吉一成の『夕凪』大好きです」

 ピクリと反応がある。

「どういうところが好き?」

 これはきっとこの人本当に好きなの? という疑問符があるんだろう。

 自分が好きなところをちょっと興奮気味に伝える。

 藤本先輩の反応は落ち着いているようだったが認められたのかな、悪くないといった表情を見せる。

 それからおすすめの本を話す。

ちょっとヒートアップして三年生に注意されたが、これは嬉しい誤算だった。上級生とは言え、こんなに話がかみ合う人がいるなんて。図書委員に入ってよかった。本を読む以外にも楽しみができた。

それからというもの、会うたびに本の話をするようになり、休日の過ごし方などのプライベートな話もするようになった。

藤本先輩はどんどん笑顔がきれいになって、いや元から綺麗なんだこの人は。それに今頃気づくなんてな。多分それを隠していて、モブキャラのようにふるまっていたのかもしれない。

「藤本先輩ってなんだか雰囲気消したりすることありませんか?」

 気配、じゃない。雰囲気だ。

 もともと持っている雰囲気を出せば人から好感を持たれることはもっとあるだろうけど、何か消すとか隠すような何かを持っている感じがする。

「ん、どうかな」

 藤本先輩は苦笑してそう言った。何か過去にあったのだろうか。

 無理には聞かず、委員会の仕事をこなす。

 だが、きれいだと気付いてからは委員会の仕事はこなすものの藤本先輩のことが気になって仕方なくなってしまった。

 本は読む。勧められた本も、自分が気になった本も。

 そして藤本先輩と感想を話すその時間がたまらなく愛おしい。

 一学期も終わりを迎えようとしていた時、俺は決めた。

 藤本先輩に告白する。

 時期尚早もいいところだが、まずは気持ちを伝えたい。


「ごめんね、今彼氏作る気無いの」


 玉砕した。

 でもそんなすぐに諦められない!

 俺の気持ちはすぐに立ち上がり、諦められない、とふさわしい男になってみせますと伝えたが、これってストーカーにならないかな?

 藤本先輩もそれを懸念したのか付きまとわないように、と言ってきた。

「勿論です! 藤本先輩の嫌がることはしません!」

 まだ告白の熱がこもってるからだろうか、藤本先輩への思いがあるからこんなことが言えるのかもしれない。

 藤本先輩に彼氏ができるまで、それか俺が諦めがつくまで、頑張ってやる!

「藤本先輩、外見とか何かないですか?」

 外見と聞かれ、眉を顰められた。

「私、人を外見で見る人は嫌いなの」

 そうなのか。自分の質問は失敗だったが、これ自体は今後の参考になる。

「あ、勿論不潔なのは嫌だけど、髪型がどうだとか、着崩しがどうとか、そういったことには興味ないというかどうでもいいの」

 先輩の好みは外見では決まらない。まぁ、一般常識の範囲内なら問題ないってことかな。

「これといった好みはないんですか?」

 今度は困った顔をされる。

「私、彼氏作ったこともないし、誰か特別好きになったこともないから分からないの」

 ごめんね、と付け加えて謝る藤本先輩は可愛くすらある。

「いえ、俺だって彼女出来たことないですし、こういう風に好きになったのも藤本先輩が初めてなんで!」

「そ、そうなんだ。それはありがと」

 初めて、という言葉にお互い恥ずかしくなる。

「とりあえず友達になろうか」

 藤本先輩の提案で俺たちは先輩後輩の中から友達に昇格することができた。一学期でここまで来たら上出来だろう。


 高校野球が雨天コールドで敗退して夏休みに入る。

 このあたりから俺はバイトを始めていた。長期休暇中のバイトは赤点さえとらなきゃ簡単に許可が出るが、普段は一部の例外を除いては出ない。

 俺は赤点を免れたので近所のスーパーで青果を担当することになる。

 そして早朝には新聞配達のアルバイトを始めた。

 別に家計が苦しいわけじゃないけれど、稼げるときに稼いでいた方が後々役立つことになるだろう、そう思ったからだ。

 おまけに新聞配達のバイトは、進学する際には新聞奨学生の斡旋も行ってるから普通のバイトと違って例外扱いになる。

 夏は朝から暑い分早起きをしなけれないけない俺には助かる。バイトした金で原付の免許を取ろう。そうすれば新聞配達の量も増えて給料も増える。本も買えるってわけだ。

 とはいえ夜は早めに寝ているから読む時間は少々減ってしまうけど。

 新聞配達をして数日。

自転車を止めたところでTシャツにスパッツを履いた女性がでてきた。

「あ、おはようございます」

「え、おはよう。ご苦労様だね」

 新聞を渡して奥の家族へと渡した。

「それじゃ、頑張ってね」

 女性は元気よく走っていった。女性はツインテールにスレンダーな引き締まった体をしていた。髪型のせいか、身長があまり高くないせいか可愛い。俺のあごくらいまでの身長じゃなかったか?

 時刻は午前五時。朝練でもしない時間だなぁ。

 新聞配達が終わると、ご飯を食べてちょっと本を読んだりしてスーパーへ向かう。

 同級生と一緒に野菜の袋詰めなんかを行う。

「おーい、休憩だから冷蔵庫の中入って涼んでろ」

「いいんですかー」

 遠慮なく涼ませてもらいながらジュースを飲むと、さすがに冷たい。

「ここは楽な方だから手を切ったりしなきゃ大丈夫だから」

 年配の従業員の人は優しい。

 ただ店長が来ると気を張って作業してるように見せないといけないのは大変かも。スイッチのオンオフをうまく切り替えないとな。

 お昼の休憩時間には同級生と一緒に休憩室に行ってご飯を食べる、そのあとは持ってきた本を読む。

「誠也は本当に本が好きだな」

「ま、バイトとかで読む時間が減ってるけどな」

 同級生はゲームコーナーに行った。

 今度は俺もやってみようかな。

 午後のバイトも問題なく終わり帰路につく。

「早くバイト代ためて免許取りたいなぁ」

 バイク自体は祖父の持っているスーパーカブがある。使い方は簡単らしいので、免許を取ったら整備の仕方を教えてもらうことにする。

 帰って本を読んでご飯、風呂を済ませて勉強すると眠くなってくる。

 なかなか本を読む時間が取れないのも大変だなぁ。

 バイトの休みには図書委員の仕事もあるし、頑張らなきゃ。


 東北の夏休みは短い。

 以前いとこが来て夏休みの話を聞いたら八月いっぱいまであるとか。なんて羨ましいんだ。

 それだけ休みがあれば本は読めるしバイトもできる。一石二鳥だ。

 ちなみに読書感想文の宿題は最初に終わらせた。読むのが好きであって書くのは得意なわけではないが、賞を狙わずただ感想を述べるだけならどうということはない。

 今は夏休みも終わる直前で、俺は残りの宿題に精を出していた。

 場所は高校の図書室。やましい気持ちはない。

 ここなら空調も効いているし、資料もある。教科書とかも教室に置きっぱなしにしているから取ってくるのも簡単である。

 場所はカウンターとは真逆の窓際の席。今日は藤本先輩はいない。だからというわけではないが、窓から運動部をぼーっと眺めるときもある。

 グラウンドでは運動部が元気に走っている。

「すげぇなぁ」

 そういや東北大会出場とかって垂れ幕が出ていた気がする。賞やら大会に興味がない分、そういった話題には疎い。

 気を取り直して宿題をする。藤本先輩はどんな男を好きになるんだろう。勉強ができる人? スポーツが得意な人? 自分にもわからないようだから、俺が男として見られるように成長していかないと、進展なんてないよな。

 とりあえず宿題は出来てないとあまり印象は良くないよな。何とか今日中に終わらせよう。


 西日が眩しく感じてくるころ、当たっているかはともかく宿題は終えた。何もない日に同じように図書室でやっていたおかげでの残り数日はバイトと読書に費やせそうだ。

 鞄を持って図書室をでる。

「おっと」

「あ、すみません」

 上にジャージ、下にスパッツの女子とぶつかりそうになる。

「あれ?」

 ツインテールにこの身長差、見たことある。

「ん? あぁ」

 気づいた女子は特別驚くこともなく会釈をした。俺も軽めに会釈をする。

「同じ高校だったんですね」

「そうだね。図書委員?」

 入り口で会話は邪魔になるのでちょっとずれる。

「はい。でも今日は宿題をしに」

 へぇ~、と俺を眺める。なんだろう?

「真面目だね。私は今から読書感想文の本借りに来たとこだよ」

 あぁ、いるよなー。結構ギリギリになってから借りに来る人。

「なんかこう、読みやすい本とかある?」

 そうだなぁ。俺のお勧めでいいのかな?

 ま、聞かれたことにはこたえよう。

「成沢圭太の『グラデーション』とか読みごたえがあって面白いですけど」

 図書室にもう一度入って案内する。良かった。ちょうど借りられていない。

「難しいこととか書いてない?」

 苦笑しつつ応える。

「ブラック企業のこととか書いてますけど、面白おかしく描いてるので多分大丈夫かと」

「そう。ならこれにしてみようかな。ありがと」

 じゃあね、とツインテールを振ってカウンターに持っていく。

 俺も帰ろう。


 夏休みが終わり、二学期が始まる。

 今日からまた藤本先輩に会える、と思うと心が弾む。

 図書室に向かい、藤本先輩がいるであろうカウンターに目を向ける。

「お疲れ様で、す」

 そこには藤本先輩がいた。

 俺にも見せたことのあるような、楽しそうな笑顔でほかの人と話していた。

 それ自体には驚かなかったのだが、俺が驚いたのは藤本先輩が話している相手だ。

「あぁ、この間はどうも」

「あ、はい、いえ」

 藤本先輩の知り合いだったのか。

「あ、亜香里の知り合いだったの?」

 亜香里と呼ばれた人はんー、と人差し指を顎に当てて悩んだ。

「まぁ、知り合いと言えば知り合いかな」

「そうですね。何回か会ってますね」

 藤本先輩に変な誤解されてないかな、すごく焦る。俺はなんて言ったらいいんだ?

「新聞配達に来てくれててね。で、この間は本も紹介してもらったんだよ」

 ちょうど返すところだったのか、本を差し出す。

「ありがと、おすすめしてた通り読みやすくて助かったよ」

 藤本先輩はニコニコして聞いているけど、何を思っているのかまではわからない。俺がまだ藤本先輩のことを知らなすぎるからだろうな。

「いえ、お役に立てたのならよかったです」

 それじゃ、と亜香里さんは本を返却して帰っていった。

 正直何も変な誤解を生むようなことを言ってなくてよかった、と肩から力が抜けた。

 藤本先輩は亜香里さんの本の返却処理をしている。

「藤本先輩、あの方は?」

 パソコンを打ち終わった藤本先輩が答えてくれる。

「同じクラスの辺見亜香里だよ。ちょうど出席番号で前後の席で、仲良くなったんだ」

 なるほど、そういうことだったんだ。といいうか上級生だったんだな。藤本先輩とためで話していたからそんな気はしていたけど。

「っていうか誠也君は新聞配達してたんだ?」

「あ、はい」

 新しい話題につながった! 亜香里先輩グッジョブです!

「貯金しておいた方がこの先進学にしても就職にしても役立つかなと思ってるので」

「へぇ~。いいね、その考え。私も夏休みはブティックでバイトしてたけどそこまで考えてなかったよ」

 たいていの人は遊ぶお金が欲しいとか、そんな理由が多いもんな。で、申請書には社会勉強のためとか書くんだ。

「先輩は何か欲しいものあったりしたんですか?」

「本は欲しかったけど、バイト代でってほどじゃあなかったかな。服とか買ったよ」

 先輩のプライベートでのファッションとかどんな感じなんだろう?

「どんな感じの服なんですか?」

 変な意味ではないことが通じたのか、答えてくれた。

「うーん、ブラウスにスカートとか多いかも」

 清楚系な先輩にぴったりだ。スレンダーだし、足も細いんだろうなぁ。

「変な想像、してないよね?」

「してないですよ!」

 藤本先輩がジト目でこちらをにらむ。と思ったら笑ってくれた。

「ま、そうだよね。誠也君はそういう人には見えないから」

 そんな人が今までいたんだろうか? 分からないけど、そういう人にはならないようにしなくちゃな。

「変な想像するなら亜香里のほうだよね」

「え?」

 気づかなかったの? とばかりに藤本先輩は目をぱちくりさせる。

「あぁ見えて結構、って言わない方がいいこともあるか」

 もしかしてスタイルいいのだろうか。

 でも、それでも俺は藤本先輩のことが好きだ、スタイルなんかで変わったりはしないんだ。

 決意を新たにする二学期が始まった。

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