その6

 文章VTuberを始めるのに、小説サイトのアカウントがあれば始められると説明したことがあります。しかし、それ以外には何が必要なのでしょうか。



 まず必要になるのは、インターネット環境です。小説サイトのアカウントを取るのにも必要になりますし、他にもいろいろとあります。


 インターネットに接続するためのパソコンなども必要となります。この辺りはVTuberと同じなので、あえて割愛しますが……。


 そして、文章VTuberの場合は文章を書くツールが必要不可欠ですので、これは一番重要です。VTuberのように配信機材やアバターがなくても出来ますが、必要最低限として文章を書くツールは用意しないといけません。


 ノートパソコンでも、市販の文章ソフトが入っていたりしますが、細かい校正や誤植を指摘してくれるような部類のソフトでなくても問題はありません。


 実際、OSに入っているようなテキストエディターでも文章を書くことはできるのです。誤植などが気になる場合は市販のソフトを使い、修正をした方が安心はできるでしょう。


 インターネット環境、パソコンもしくはスマホ、テキストエディター、小説サイトのアカウントがあれば問題ないでしょう。


 小説サイトのアカウントがなくてもホームページを自身で持っていれば、それで代用しても問題はありません。小説サイトのアカウントを取る手間が省けるからです。


 ただし、ホームページの場合は有料で月○○円でレンタルという場所では支払いが止まるとサイトも止まる事なども置きますので、その箇所だけご注意ください。


 それ以外でも小説サイトによってはバックアップが取れるので、それを利用して他のサイトに公式転載する手もあります。WEB小説でも他のサイトで作者自らが同時掲載を行うケースがあるので、そのVTuber版と思っていただければ。



 一番気になるのは、文章VTuberのスタートラインもしくは中間地点になるであろう収益化です。


 これに関しては小説サイトで収益化が認められるようなケースではありません。カクヨムでは『リワード』(広告収入)と『サポーターズパスポート』によるギフトをもらうというのがあります。


 これらの項目にエントリーすればよいのですが、この辺りはカクヨム参照でお願いします。


 文章VTuberの場合は一定のリワードなどが得られたうえで収益を確保できるレベルになれば、そこで初めて収益化が出来ているのでは……という流れになるでしょうか。


 この辺りは、まだ試行錯誤は繰り返されるかもしれません。


 文章VTuber自体が執筆活動の延長線と認識されるかどうかも、若干不透明ではありますが。



 皆さんも、可能であればレッツVTuber、なのですよ。

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