【其ノ一 (3)】


        *

 

「……あ、運転手さん。その角までで良いです」

「は~い」

 カッチ、カッチ、カッチ。

 タクシーが停まり、大柄なサラリーマンが財布から紙幣を出す。学生時代はアメフトか、ラグビーでもしていたのだろうか。今でも頻繁にジムに通っているらしいことは、その肩や首回りについた筋肉から容易に想像できた。

 四十代前半、爽やかな肉体派。スポーツマッチョ。

 しかしその眼差しはいささか緊張の色を帯び、外見に似合わぬ神経質な視線を、右に左に泳がせている。

「松浦。大丈夫かお前、ホラ行くぞ」

「…………」

 されるがままに腕を持たれ、車から降ろされたとち子。彼女が抵抗する気力を失っているのは、勿論酒精の呪いもあるが、なにより抗うことに疲れたからだ。

 こんな風に押しの強い男に、免疫がないからだ。

 ――好みの相手でなくても関係を持つことはある。多分、そんな女性は沢山いる。

 それは色々なことが面倒になったと同時に、その女性なりに、最も消耗の少ない道を選んだ結果なのだろう。今のとち子がそうである。

「……やっぱりちょっと、このまま帰るより休んでいったほうがいいよな。大丈夫だよ、俺もそういうの、無理強いするつもりはないし」

「…………」

「歩けるか? 部屋に入ったら飲み物もあるからな」

「…………」

 男がここにきて猫なで声を連発しているのは、突然静かになったとち子が事後になって、関係を強要されたと告発したりしないか、いくらかの不安を感じ始めたことによる。

 逆に言えば男は、今夜、やっととち子を抱けるのだと確信していた。

 目の前にはラブホテルの看板がドギツイ色で夜道を照らし、まだ夜の浅い時間なのに、退廃的で刹那的な予感を演出している。

 湿った足音を響かせながら、ふたりはホテルの前まで来た。

 男がとち子を見、その腰を抱き、入口へと引っ張る。

 とち子は沈没してゆく船の窓から最後の空を見上げるかのように、星のない、真っ黒な市街地の夜空を見上げる。

 土気色の顔。

 この世界への諦念。

 大人のフリ。

 ――莫迦だなお前は、ホントに。

「……えっ」

「うん?」

 とち子がギクッ、と突然両足を固めたので、男は動揺する。

 彼女は空を見上げている。

 正確には、通りの向こうの電信柱の上に立つ、ワイを。

「おい松浦、どうし――ゥウうわッ」

 ずざざ、と男が後ずさった。両目をまん丸に見開き、ガニ股で数歩後ろ向きに歩く。

 驚くのも無理はない。ここはおよそ人間が立てる位置ではない。

 街灯と看板の光を浴び、虹色に反射する丸い甲冑。

 ……なにぶん久しぶりだったので、神将に化けたつもりなのだが、兜の形状などに若干のタヌキ感を醸してしまっているかも知れない。まあどうせ暗いからよくは見えんだろうし、大丈夫ちゃうかな。大丈夫だと思う、たぶん。はい。

 首元にはズタズタに破れた真っ赤な殿中の布を巻き付け、丁度マフラーかストールのような具合にはためかせている。

「……プハッ。丹吉、神将に化けたからと言って人間を罰して良いとはならない。駄目なものは駄目です」

「うるせえ今大事なところだからちょっと黙ってろ」

 ピン、と指で弾いて蛇をマフラー留めの首輪に戻す。

 ワイは爛々と光る眼でとち子と男を見下ろしながら、フワッ、と宙に舞った。

 咄嗟にとち子が口元を押さえる。

 飛び降り自殺でも見てしまったような顔をしている。

「ヒッ……!」

 大丈夫大丈夫。ワイ、スーパーヒーロー着地くらい出来るから――。 


 ズドンッ!!


「……プハッ。丹吉、今ちょっと嫌な音がしましたけど、大丈夫ですか。膝、砕けてませんか」

「……うるせえ、砕けてない。若干ヒビ的なものが入っただけじゃ」

「折角空を飛べるんだから、フワッと降りたらいいのに……。無駄に恰好つけるから」

 ピンッ、と弾いて黙らせる。

 ワイは濛々と舞い上がる土煙の中で立ち上がり、ふたりの人間に向き直った。

 ボッコリと穴の空いた舗道の欠片がコカコカキンキンキンとワイの甲冑に降り注いだので、その間抜けな音が収まるのを少し待ってから、ワイは口を開く。

「おい、男。若い頃みたいに上手にセフレが作れないからって、いい年して同僚に根回しまでして必死にイカズ後家を落とそうとしてるお前、信じられんくらいカッコ悪いですね」

「なっ……、てめぇ、そ」

「嫁さんが相手をしてくれないなら、手淫をしろ手淫を。どんな想像をしても構わんから、自分の煩悩は自分の手で始末しろ」

 佩楯の裏に手を差し込み、ワイは一本の赤い筒を取り出す。

 TENGAである。

 それを男に投げた。

 男は「ノワッ」と小さく鳴いて避けた。

「……それをやる。さっき道端で拾ったんだ。封が開いてるみたいだけど、まあ、洗えば使えるんとちゃうかな。知らんけど……」

「おい……、おい。おいッ。何だお前、いきなり出てきて誰だお前、おいッ!」

 侮辱されたと思ったのか、男は突然逆上した。大声を出し、自身を鼓舞しながらこちらに向き直る。あらためて見るとその身体はかなりデカく、六尺を超えている。

 まともに殴り合ったのでは、如何な神将変化中のワイといえども無事には済むまい。

 ズカズカと男が大股で近寄って来たので、ワイは両足を引き摺りながら後退した。

「いった……、ごめんちょっと待って。ホントに膝がイッてるかもわからんこれ」

「何なんだお前はよぉ、オラァ!」

 ボコン、と甲冑の頭が凹んだ。強烈な右フック。

 まずい。

「オラッ、オラァ!」

 ボコンボコン、ベコン、と神威の形を失ってゆくワイ。

 これはアカン。

 まあまあ痛い。

「……話し合いは無駄か、ほなもうええわ。勝手にどこへなりとゆけ」

「……プハッ、おい丹吉。人間に危害は」

「加えないから。いちいち心配するな、蛇――」

「おい、何をブツクサ言ってんだよ! 聞いてんのかってお前! おいッ!」

 ボコン、と甲冑の顔が凹んだ。強烈な右フック。

 まずい。

「……へへッ、どうしたんだよ。そのコスプレ脱げよホラ、早く。おら」

 ボコンボコン、ベコン、と神威の形を失ってゆくワイ。

 これはアカン。

 まあまあ痛い。

「あー、なんかアドレナリン出てきたわ。これもう止まんねえな、悪いけど」

 ボコン、と甲冑の顔が凹んだ。強烈な右フック。

 まずい。

「へっへ、どうだよ。なんとか言えよコスプレ野郎。オラ」

 ボコンボコン、ベコン、と神威の形を失ってゆくワイ。

 これはアカン。

 まあまあ痛い。

 ボコンボコン、ベコン。

 これはアカン。

 まあまあ痛い。

 ボコンボコン、ベコン。

 ポンポコポン、ペコポン。

 ポンポコポン。ポンポコポン――。


「――うわぁ……、痛そう」

 ワイは軽快な腹太鼓を叩きつつ、兜の中で眉を顰めた。

 男は訳の分からないことを呟きながら、出鱈目にラブホテルの立て看板を殴り続ける。

 その両拳は既に血まみれで、大事な血管が裂けたものか、自分のシャツといわず路面といわず、辺り一面をどんどん血の海に変えてゆく。

「正直、少し、引くわ……」

「丹吉が化かしてるんじゃないですか。何をしてるんです、早くあの術を解いてください」

「ワイは、正当防衛をしただけです。じきにあのラブホから怖いお兄さんたちが出てくるから、アイツは大丈夫だと思います」

「大丈夫とは? 何が?」

 蛇が唖然と顎を落とす中、ワイは呆然と立ち尽くすとち子の手を引き、その場を立ち去った。


        *

 

 街の外れのコンビニエンスストアで、とち子におかかのおにぎりと温かいお茶を買ってもらった。とち子は梅酒のソーダ的なものを買ったらしく、ワイの隣に座り、ぐびぐび呷っている。

 コンビニの駐車場の片隅。車は一台も停まっておらず、白々とした店内照明が儚い文明を誇示するばかりで、人の気配はない。

 ワイは両手でおにぎりを持ち、もぐもぐ食べた。おいしかった。

「……じゃあ、あなたはホントに狸なんですか?」

「もぐもぐ……、んん? そうじゃよ。ワイは正真正銘江戸時代生まれの化け狸。今日、長きにわたった封印が漸く解かれて現世に再臨した」

「へぇ~、ウッフフ」

 フフフフフフ、と笑うとち子。何が可笑しいんじゃ。

「じゃあ、そういうことにしておこうか」

「そういうことって何じゃい――お前、信じてないな。ワイちゃんはな、こう見えて江戸末期の阿波狸番付においてはイケるところまでイッた大狸、泣く子も笑ってお手を振る、その名も高き丹吉狸。英語で言うたらタンキチ・ザ・ラクーンドッグ!」

「タンキチ・ザ・ラクーンドッグ! フフフッ、カッコいいね。強そうだね」

「強そうじゃなくて、強いんだよ。ワイの雄姿を見てなかったんか。ちぇっ」

「見てたみてた。うんうん。ウフフフッ」 

 ――そこでハッ、ととち子が何かを思い出した顔をし、突然ワイの頭をポカンと殴る。

 なんだ、いきなり。

「ちょっと! 狸さん、さっき私のことをイカズゴケとか言ったでしょ! 謝って!!」

「……あっ」

「あっ、じゃない! 女性に面と向かってそんなこと言って、只で済むと思ってんの!? 誰も彼も結婚をゴールにしてると思ったら大間違いなんだよ、ばか!」

「いてて、わかったわかった叩くな。すまんすまん。なにぶん付け焼刃なもんで、頭ではわかっていても、つい咄嗟に……。しかしお前の価値観を理解しようと、これでも努力はしておるんだ。許してくれ」

「……もう!」

 気が済んだのか、とち子はむくれっ面でソッポを向く。

 ほおーっ、と吐いたその息が白い。冷え込んで来ている。

 ワイは少し頭を掻いてから、首元の殿中だった襤褸を、彼女の肩にかけた。

「……あ、すみません。ありがとうございます……」

「あんまり遅うなったら、親御さんが心配するから。ここにまたタクシー呼んで、家まで送ってもらったらええわ」

「……でも、狸さんはどうするん」

「えっ。ワイは、なんかまあ、適当に帰りますので……」

「家とかあるん?」

「それはまあ、あるような無いような……」

「……もしアレだったら、うちで飼ってあげようか?」

 言ってから、とち子はブッハハと笑い出した。だから何が可笑しい。

「ごめんごめん、ごめんなさい。ホントに狸扱いしちゃった」

「いや、狸だからね。そのご提案は、そうだな、非常に魅力的な気もするけんど……」

 と、その時。ワイの首元でワイにだけ聞こえるくらいの、小さな囁き声がした。

「――丹吉。お話し中申し訳ないが、丹吉に関するとち子の記憶は明朝には消えていますから、そのつもりで」

「は……? なんだそれ、ワイらは〈MIB〉じゃあねえんだぞ」

「そういう決まりなんです。そうじゃなきゃお目付け役の俺が、あんなド派手な登場を許す訳ないでしょう。我々が干渉した過程は消え、結果だけが残る。この世はそうやって運行されることで秩序を保っている」

「ワイは納得できんぞ。記憶を消すってお前、そんな人権侵害が許されてええんか」

「丹吉が納得できようができまいが、もう、とち子には遅効性の忘術をかけてしまいました。諦めてね」

 ふんぐぐぐぐ、とおにぎりを持つ手を憤懣に震わせていると、とち子が「どうしたの?」と訊く。思わず蛇を掴んで投げ捨てそうになったが――しかしこいつはこいつでワイに、それなりの譲歩をしてくれておるのかも知れんと考え直した。

 たとえ夢と共に消え去ってしまうとしても、だ。

 ワイととち子がここでこうしておしゃべりをしたという事実は、この世界のどこかに、きっと刻まれるだろう。

 ――そう。少なくとも、このワイ自身の心には。

 万劫末代、石に戻されたワイが風蝕して、あの山の小石の欠片と成り果てても。

「……とち子。残念やけどワイはこれから先、今夜みたいにお前を助けてはやれんかも知れん。今までも――お前がどんなに助けを求めていても、駆け付けてはやれんかった」

 また酒が回ってきたのだろうか。とち子は赤い襤褸に顔をうずめて、少し眠そうな顔でワイを見ている。

「けどな、ワイはずっとお前を見ておったぞ。お前のことを、お前が見ているものを、この目で一緒に見てきたんじゃ。だからお前はワイのためにも、もっと楽しいものを見て生きてくれ。もっともっと好きなものや気持ちのいいものをいっぱい見て、ワイを楽しませてくれ。お前が楽しいなぁって思いよる時、ワイもあの弁天山の上で一緒に、楽しいなぁ、嬉しいなぁって、思いよる」

 あかん――そろそろ変化が解ける。 

 ワイはおにぎりの残りを口に放り込むと、ぴょんと立ち上がった。

「おい、わかったんか。聞いてるか? いっぱいいっぱい、好きなものを見るんじゃ。……それこそ何だ、あの象に乗った帝釈天でも、へちゃむくれの広目天でも……」

「……えっ? 騎象像?」

「チッ、帝釈天には反応するんかよ。まあええわ」

「帰るんですか? あっ、このストールは……?」

「それは、あー……。まあ、お前の好きなようにして。臭かったらごめんね、適当に捨てて。ほな……」

「ちょっと待って、ちょっと待って。えっ、もしかしてその恰好、神将なんですか? どこかのゆるキャラじゃなくて?」

「今気づいたんかい!! ゆるキャラとか言うのやめろ! もうええ、ほなな!」

 びゅうっ、と一陣の風に乗ってワイは去る。

 残されたとち子は髪を押さえ、夜空を見上げる――という具合に見せかけて、実際には彼女の後ろを四つ足でトコトコ草むらに入ってゆくことになる訳だが、致し方あるまい。気づかれなければ飛んで消えたのと同じことである。要は人間どもから、それっぽく見えていればよいのだ。

 狸の世界というのはどこも大体、このくらいの適当さで運営されている。

 とち子もそういう感じで――まあぼちぼちと、長いようで短い人生をやり過ごしてゆくのだぞ。

 ええな。

 

        *

 

 翌朝。本殿から起きだしてきたプチ弁天に、蛇が昨晩の顛末を報告した。

「――ほな、狸はあたしの指示を聞かずに、勝手に偽者の神将に変化して酔っ払いの人間をこらしめて来たん?」

「まあ、そういう事になりますね……。丹吉自身に言わせれば、あれは正当防衛のつもりみたいですが」

 ふーん、と言ってプチ弁天は少し黙り、どこか遠方を見通している様子。

「……これから、その男は……。職を失い、妻と娘にも距離を置かれることになる。どこかの神様が護ってくれてる訳でもないみたいやし、この先に待つものは羞恥と、自己憐憫。孤独。……狸、何か釈明したいことはある?」

 ワイは祠の中に丸まって返事をせず、すぴすぴと鼻息を漏らす。

 これぞ本家本元の、狸寝入りである。

 この期に及んでは最早どうしようもない。自分がやったことをやってないとは言えない。

 なので寝たフリをして、このまま沙汰を待つつもりだった。

「やっぱり狸に、お狐さまの真似をさせるのは無理なんかなぁ。あ~あ……」

「プチ弁天。俺はいつでも嚴島神社に修行に行くつもりではいますが――俺自身の目で見る限り、この狸は、特段無能という訳ではないようです。一時はどうなることかと思いましたが、それでも己がやろうと決めたことは一応完遂している。作戦遂行能力自体はある」

「能力があったって、言うこと聞かんのでは意味ないんじゃわ。あたしが欲しいのは世のため人のため、この阿波の国のために働いて、人々から愛される立派な神使で――」

 とた。とた。とた。と、聞きなれた靴音が響いてくる。

 ああ。駄目だ、岩に戻されるのが間に合わなかった。

 正体を人目に晒すのは不本意だが、どうせとち子に昨晩の記憶はない。

 近所に住んでいる狸が、偶々この祠を宿に借りたとでも解釈してくれるだろう。

 どうでもいい。

 ワイは薄目を開けたまま、狸寝入りを続けた。

「――まあ。君、ここに住むの……?」

 驚いた声。

 沈黙。

 そしてやがて、ぱさり、と背中に温かい布がかかった。女の体温。

 ここまで懐に入れて持ってきたのだろうか。

「だったら、丁度いいものがあるよ。これ、酔っぱらって持って帰って来ちゃったみたいなんだけど――どうしようかと思って、困ってたんだ」

 赤い、燃え立つような緋のストール。

 その布越しに数回、柔らかな手のひらがワイを撫でた。

「一応つくろってあるし、洗濯もしてあるから。折角だし、君の寝床にしてもらえたら嬉しいな」

 ……とち子。

 そうか。ハハッ。

 プチ弁天、これでワイにはもう、思い残すことはなくなったようじゃ。

 さあ早く。

 ワイを、石に――。

 

「ミッションコンプリートですね」

「ふ~む……。結果としては、そうなったようじゃな。……まぁよかろう。丹吉狸、おぬしを本日ただいまより、あたしの神使候補に任ずる。精々励むがよいぞ。嗚呼やれやれ、やれややれ、精進せえ――精進せえ――精進せえ――」


 ウクレレめいた琵琶をベンベケベケベケかき鳴らし、ふよふよと山頂で舞いだす小さな弁才天。チロチロチロ、とワイの目の前で嬉しげに舌を出し入れする蛇。

 五色の雲が燦々たる朝の陽ざしを呼んで、とち子は眩しげに空を見上げた。

 ああ、そう……。

 それはまた、大層勿体ない、有難いことではござりますけれども。

 なんせ百数十年ぶりに変化した翌日だもんで――とりあえずはもう少し、とち子の手のひらの下で眠らせて頂きたいというのが、ワイちゃんの正直な望みでございます。

 眠らせてもらってよろしいでしょうか。

 ……あ、聞いてないね、あの幼稚園生。

 ベンベケうるせえなあ。ちぇっ。

 もうええわ。好きにせえ。

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