近況報告の内容を真に受けると作者は高校生であるそうですが、私は思わず二度見しました。令和時代の高校生が書いている割には、昭和初期の軍人たちの悲哀がひしひしと伝わってきます。これが本当に高校生の作品なのか・・・。
冒頭で「できれば、中止の合図が聞きたかったものです」始まりますが、この書き出しはとてもまねできないと感じています。どのページも秀逸な表現が見つかります。思わず何回も見返してしまいます。
誰か、この作品をもっと見てくれないかなと勝手に思っております。すばらしい。
P.S 時間があるときに、各段落の先頭を字下げしておきましょう。