第八話 スキルの謎
「スキルが増えた……?」
そういうのは、先程方向を上げていた翔夜だ、
「うん機械みたいな音声が聞こえて………
スキル 【毒味】lv 1を獲得しました
【毒味】舌で簡易的な毒の有無を確認することができる
って…聞こえたの」
「なるほど……」
翔夜はこの話を聞いてスキルとは後天的に増える物もあるのか…と考えていた、
「スキルがゲットできたのはわかった、だったらこれから持っと有用的なスキルをゲットするのも可能なはずだ!これなら生き残れるぞ!」
おおおおと声を上げる江原と冬季、もはやお腹が空いていた時のことなんて忘れているのだろか?
「【毒味】かぁ…結構有用性のあるスキルだな、てか江原…おまえのスキル、強すぎないか?」
翔夜がそう褒める、、、実際、【観察】や【毒味】結構有用性のあるスキルを手に入れている。江原には運が向いているようだ、
「だが…スキルって不思議だな…最初から手に入るもの以外でも、こうやって手に入るんだな、」
「まあな、理解するのは難しいが、これがこの世界のルールらしい、いつか慣れるよ」
「まーな、、俺も早くスキルが欲しいぜ、、【質量変化】なんて、いつまで生きていけるかわからねえよ」
「剣だから…そもそも死なないんじゃないか?」
「いや剣でも流石に砕けたりしたら死ぬんじゃないかしら?」
「おいおい怖いこと言うなっておまえら…」
江原と翔夜は、、異世界に来てから初めての飯を食いながら、冬季はその風景を見守りながら、三人は心のどこかで安心感を覚えていた、
だが忘れていた…ここは異世界であって、地球のように平和ばっかりではないと
三人は気づかなかった、三人の食事している風景を、どこから覗いている視線があったことに、
「グルゥゥゥゥ」
「ん?江原お腹なったか?」
「失礼ね?美しいレディに対してその言い分はなんなのよ!」
「はいはい、ご飯の時ぐらい静かにしてくれないか?」
「グルゥゥゥゥゥゥゥゥウ」
「おいおいやっぱお腹なってないか?」
「だからなってるわけが…………ない……」
振り返った江原の視線の先には、、
化け物がいた、、
その瞬間、翔太は冬季を持ち空へ舞い上がり
「江原!!!!!!全速力で走れ!!」
友に向かって大声で叫ぶ!
「分かってるわよ!」
江原は、ある程度高い素早さを活かして全速力でその場から逃げ出す、
「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
化け物の咆哮が轟いた、その目は、獲物を狩る捕食者の目だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます