第四話 なんとけやってけそうなステータス…?

「「ステータス」」


江原と翔夜が声を合わせてそう言うと、突然、光ボードが、視界の中に現れた、


「これは……」


そこにはこう書かれていた。


名前 名無し (高橋冬季)

lv 0

年齢 不明

種族 意識のある魔剣

ランク E

長さ 1m 43cm

重さ 15kg




スキル


【絆】lv 1 特定の人物と場所を共有できる、範囲、半径5km、またこの範囲なら、スキル【念話】を使用できる。


【念話】lv 1 特定の人物と心の中で会話できる

グループ会話、個別会話選択可能、範囲、半径255m ※絆の効果により半径5kmに変更、※



【質量操作】lv 1 自分の重さを自在に操れる。なお鋭さは変わらない、




名前 名無し (江原咲)

lv 0

年齢 0歳

種族 影から見る黒猫 

ランク E

大きさ 34c m

体重 8kg

力 2

素早さ 11

防御 3

知能 3

精神 4

体力 12


スキル

【絆】lv 1 特定の人物と場所を共有できる、範囲、半径5km、またこの範囲なら、スキル【念話】を使用できる。


【念話】lv 1 特定の人物と心の中で会話できる

グループ会話、個別会話選択可能、範囲、半径255m ※絆の効果により半径5kmに変更、※



【観察】lv1 指定した物体の特徴を観れる。


【嗅覚】lv1鼻が発達している。


【聴力】lv 1耳が発達している。


【視覚】lv 1目が発達している


【闇慣れ】長時間目を閉じると、その秒数に応じて夜目がきくようになる、なお効果は眩しいと思える光を見ると切れる、


【影踏み】lv 1 踏んだ影の主の動きを止める、踏んでいる間しか継続しない、どの足でも制限はない、一回に止められる影の主は一つであり、同時に踏んでいる場合、一番最初に踏んだ影が対象になる、


【黒色】lv 1影に混じると見つけづらくなる、

なお惑わせるのは視覚効果だけである、




名前 名無し (小鳥遊翔夜)

lv 0

年齢 0歳

種族 惑わしの鳥 

ランク E

大きさ 25cm

体重 22kg

力 5

素早さ 7

防御 3

知能 1349

精神 13

体力 5 


スキル


【絆】lv 1 特定の人物と場所を共有できる、半径5km、またこの範囲なら、スキル【念話】を使用できる。


【念話】lv 1 特定の人物と心の中で会話できる

グループ会話、個別会話選択可能、範囲半径255m ※絆の効果により半径5kmに変更、※


【飛ぶ】lv 1 羽を使って空に飛ぶことができる、飛行時間、距離は体力によって変わり、飛行スピードは素早さによって変わる、


【鳥の目】lv1 360度の視覚、180度の視覚、90度の視覚を自由に選べる、


【つつく】lv 1 自慢の嘴で対象をつつく、


【偽りの声】lv 1 1時間以内に聞いた声を、真似て鳴くことができる、


【水色】水色に交わることで、見つけられにくくなる、なお騙せるのは視覚効果だけである。




…と自分のたちのステータスが表示されていた、そのステータスを見ながら、


「翔夜の知能1000超えって…あなた一体なんなのよ!?」


「それは、めちゃくちゃ俺も思った」


二人は頷く…


「今そんなことは気にしなくていい、問題なのは、力などのステータスの低さだ、」


翔は真面目な顔でそう告げる…鳥の顔だが


「確かに、この世界の平均値がどのようなものかは、分からないけれど、流石に低いんでしょうね、」


「僕の知能が1300ぐらいってことは、平均で400近くはあると見ていいと思う、あくまで知能をベースにした話だが、」


翔夜は、高校入試主席、全国模試13位とかなりとてもいい成績をとっている、それをもとにするにあたって、この世界の知能は400ぐらいではないかと推測を立てた。またそれをベースにして、他の項目のステータス平均もそれくらいなのでは?と考えた、


「だとしたら…私達今めちゃくちゃ弱いわね」


「確かに、このステータスでどうやって生きるんだ?」


不安そうに、冬季がいう


「確かにステータスは低いが、それは年齢のせいだろう、僕たちは今0歳と生まれたばかり認定になっている、だからこれだけステータスが低いのだろう、」


この見解を聞き、冬季と江原は、なるほどっと頷く、


「それと僕たちが会話できるのは、無意識にこの【念話】を使用していたのだろう、種族が違う僕らが、【念話】なしで話せる気がしないからな」


「そうだな、半径5km…これだけの範囲で話せればとても楽じゃねえか、この【絆】ってスキル、結果チートだな」


半径5kmとは、直径10kmという事、これはかなりいいスキルを得たと考えられる、


「あぁ、しかもlv 1と書いてある、これはレベルのことだろう、どう上げるかわからないが、レベルを上げればさらに距離が広がったりするかもしれない、」


期待を込めた表情で鳥の翔夜が言う


「でも、私達それまで生きられるのかしら?食料もないし、ここがどこかもわからない、ましてやモンスターだっている可能性があるのよ!」


異世界と言ったらモンスターだろう、、そのような意識があった咲はそう告げた


「あぁ、それに関しては、スキルを駆使していくしかないだろう、あいにくこっちには三人いる、まぁ一人は動けないが、使い道はあるだろう「悪かったな動けなくて!!!!!!」しかも今見たスキル、使えないものってわけでもない、工夫できれば、生きることぐらいはできそうだ!」


「くっ、そうね、なんとか頑張りましょう!」


こうして、チートではないけど、なんとかやってけそうなステータスを手に入れた三人は、なんとか頑張ろうとする、



日はもう、落ちかけていた…








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