第11話 琴線に触れるコト(琴)

コトという響き、言葉は琴のように美しく、納得したときにでる音であり、響きなのだと思います。

性質の違うものが『噛み結ぶ』というのは、『神産す火』かみむすびであり、神なり、雷(かみなり)でもあります。


常に真逆の存在を知りながら、選んでいく人間は、

自分にも他人にも愛を注ぐ、火のような存在です。

男性が火だとすれば、女性は水であり、真逆の性質が噛み結んで、『うん』と納得して、新しい世界へ転生していきます。


『あ、うん』の呼吸とも言われますが、言霊アは自分自身の事であり、『うん』はわかった、納得した時、

統合したときなどであり、

自分自身を理解した時が、阿吽あうんの呼吸と言えるのでしょう。


自分自身がわかるというのは、簡単に見えて、意外にも知らない事が多いのではないでしょうか。


自分を知るために用意されているのが、現象世界であり、本当の自分を観るための鏡なのです。


現象は起きているのではなく、自分を知るために火を灯し、観賞している、感謝している、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。


琴線に触れるというのは、コト(9(コ)と10(ト))のラインに合う、波長があう、波動が上がって、わかるようになる、というコト、琴。


つまりは納得する、わかる、理解する、認めあう。

『ん』で噛み結び(神産す火)で転生、

和につながる。輪、〇につながるネットワーク。


わかった。それもありだね。納得。楽しい。

そして笑いと感動。

そんなポジティブも大事だけれど、

絶望、落ち込み、劣等感。そして恐怖、不安、寂しさ。


そんなこんな闇は光を明るく照らしてくれる。

闇が濃ければ、光を思いだす。

反対から見て、初めて見えるもの。

鏡を見て、見えるもの。


本当にしたかったもの、なりたかったもの。

大好きなもの、大切なもの。


すべてを思い出した時に流す涙は、空を軽くし、雲となり、天駆ける龍となる。


【空も飛べるはず】〜スピッツ〜


『きっと今は自由に空も飛べるはず

夢を濡らした涙が海原へ流れたら、

ずっとそばで笑っていて欲しい』


思い出すためにイキて、生きるとはイキ、右と左の鼻のアナ、対の違いが生み出す子コ。


そしてとびだす、ト(+)10

思い出すとは、コト(9+)、琴線に触れる琴コト


コトとは自分の中に溢れた愛を分け与えるコト(9+)。

9+は、球(キュウ)+で細胞分裂の様子も見える。


愛とは自分を認めるコト、自分を認めた愛は、他を照らし、やがてはすべてを照らす。

溢れた涙は海原へ流れだす。


10は十、充電したエネルギーが溢れだし、プラスとなって引き寄せ、離れて、集まって、火の熱を繋いでいく。


聖火リレー、ろうそく、分け与えて増えるもの。

火を友し、繋ぐ輪、和。


カガミの中の自分と輪の中の自分。数字とスキマを埋めていく。


1のあなたが、現れて、

2のあなたが、動き出せば、

3のあなたが、知った自分を、

4のあなたが、広げて、まわって、

5のあなたが、選んで、つくって

6のあなたが、納得して、完成させて、

7のあなたが、味わい、愛を注いで、

8のあなたが、その溢れた愛を、

9のあなたが、受け継いでいく。

ゆっくりだっていい。

はやく溢れる必要もない。

必ず溢れていくから。


そうやって受け継いだ愛は〇輪、和になり、広がっていく。

愛で溢れた世界になる。


自分の器に溢れるまでは、たとえ海原へ溢れたとしても、何度でも注げばいい。


〜愛のコーヒーカップ理論〜


「愛のコーヒーカップ理論」とは、ひとことでいえば、次のような考え方。 「他人にあれこれ気遣うよりも前に、まずは自分に徹底的に愛を注ぐようにする。 そうすることで、自ずから人生は好転する。 やがて自分が満たされると、注いだ愛は自分から溢れ出し、周囲の人をも幸せで満たすことができる」。


他人を幸せにすることが楽しいなら、それでもいい。


結局、他人を応援するということは、自分を応援すること。


それもこれも、すべては自分のため。


そして、自分のためにやっていたら、いずれ飽和した想いは伝播する。


自分軸とは、自分を好きになる事。

さらに言うと、


『そのままでいい』


ダメな自分も、いい自分も、

そのままでいい。


努力したければすればいい。

無理せずに、そのままを受け入れる。


今の自分にありがとう。愛しています。

それは、無い〇から生まれた火ヒ。

ただ『有る』だけで、有り難いから。


『有り難う。繋いできた火ヒと溢れる愛に』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る