第2話本番はここからです。

「では次の問題へ参りましょう。」


「え?二問目もあるんですか?」


「はい、当店はたくさんのウミガメのスープを管理しています。」


「そうなんですか。じゃあよろしくお願いします。」


「はい。」

※ここからは皆さんも考えてみてください


Q.ある少女がお店でお願いをしました。しかしお店は少女の願いを叶えませんでした。それはなぜ?


「質問をお受けします。」


「え?素直にお店がひどい。けどなんかあるんだな。じゃあ、少女は本当にお店に対してのお願いをしましたか?」


「NO」


「は?なんで?だったら何の...もしかしたらこれかも⁉7月でしたか?」


「YES」


「お願いではなくてお願い事ですか?」


「YES」


「今回は簡単だったな。回答します。」


「答えをどうぞ」


「その日は七夕で、少女はお店にあった短冊に願いを書きました。七夕の願い事なのでお店側は願いを叶える必要がなかった。ですね?」


「正解です。大分慣れてきましたね?」


「まあ、大体。」

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喫茶ウミガメのスープへようこそ 井之頭豚子 @makaroni_butako

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