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君は手提げカバンからエロ本を取り出し、ビニールのパッケージを綺麗に破っていく。
破り終えたビニールは、カバンの中へ。
君の手には、印刷の匂いの新しいエロ本が、いつでも開ける状態で収まる。
君はゆっくり、エロ本を開いた。
そこには、君が期待していた、いや、それ以上の、フォト、フォト、フォト。
あんなことや、こんな事になっている、あまりに魅力的な表紙の子の、フォト、フォト、フォト。
(ああっ、すげぇ!)
君は、夢中になってページをめくり続けた。
(これは良いものを買った!)
と夢中になってページをめくり続け、興奮していると、
――ポトリ。
エロ本から何かが落ちる。
君は落ちた、ショッキングピンクの何かを目をらし見つめた。
しかし、それがなんなのか全く正体がわからない。
なので君はゆっくり身を屈め、そのショッキングピンク色の何かを拾う。
それはツルツルした生地でできた布製のものだった。
君はそれを両手に持ち広げてみる。
それは女性の下着だった。
ショッキングピンクで、スーケスケな、きわどい女性の下着だった。
君は驚いて、エロ本の表紙をよくよく見て見ると、
パンプレ付き!
と隅に書かれれているではないか。
そう、君はあまりに魅力的な表紙の子にとらわれ見逃していたが、それはパンプレ、パンティー・プレゼントでパンプレの、付録が付いたエロ本だったのだ。
君はエロ本付録の、ショッキングピンクで、スーケスケな、きわどいパンティにもう一度目をやり、凝視する。
君は初めてのスーケスケに対して、
さて、どうする。
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