蝱命頌歌2(再詠)

ハネのいたみ 死をや見むとて 四日目の 朝の日をあむ あしひとつ



(翅を傷めて死を目前にしても、四日目の朝日を浴びる塩屋虻シオヤアブ。足一本を残して——その翅虫を悼む)


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※ 前作をちょっとストレートに詠出してしまったので、詠み直してみました。

 傷みと悼み、死をやと塩屋シヲヤむとあむ(蝱)を掛けてちょっと技巧に走ってみました。

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