第19話 誤解の螺旋(シュブ・ニグラス)

 秋だねえ、もう10月だ。


 俺は9月に、魔帝図書館の「禁断の書庫」へ(ちゃんと許可取って)行ってきた。

 そして「黒い司書」に導かれて、魔導書を1冊得ることができたのである。

 この「禁断の書庫」の本は、死ぬまで借りておく事が可能だ。

 死んだ後は(普通の図書館の司書さんで良いので)返さないと祟るらしい。

 だが、俺は死ぬ予定は当分ない。これからも通うだろう。


 何が言いたいのかと言うと。

 今、寮では魔導書の解読会をやっているのだ。

 参加メンバーはミランダとモーリッツは勿論として、何と誘いをかけてみたところ、ジークも意外だが、以前クトゥグアの件で報道魂を見せてくれた如月さんまで

 来てくれている。

 あの時の報道は他より早く、内容も大スクープだったらしい。


 ミランダは「ティンダロスに住まう猟犬」を読んでいる。

 最もこれはギリシャ語の辞典と首っ引きだが―――解読中。


 モーリッツは、自分がさらわれた事もあるモノの書籍だという事で屍食教典儀を。

 これは魔界の言語だが、結構分厚い難物である。


 初心者のジークと如月さんには、魔導書は危ないので、クトゥルフ神話を背景にしたオカルト本を読んで貰っている。

 その道ではよく知られた人で、俺は邪神に関わる前からファンだった。

 ジークには「宇宙からの笛の音」を。

 如月さんには「異次元の虹」をそれぞれ読んで貰っている。


 俺?俺は勿論獲得してきた「怪物とその眷属」を呼んでいる。

 英語なのだが、これ、本当は出版前に焚書処分になったはずの本なんだ。

 どこから現世に舞い戻ったものか………まあ、あの図書館ならさもありなん。


「皆どんな感じだー?」

 ミランダ

「今の所、解読っていうよりギリシャ語の勉強状態だよ」

「それはそれで、後々要る可能性があるから、勉強しとけー」

「ううん、選択科目、語学の授業を取ろうかなー」

「いいんじゃないか?魔導書はいろんな言語で書かれてるからな」

 モーリッツ

「難解ですが、順調です先輩。これは魔界語ですしね………誰が翻訳したのやら」

「あのサミフみたいなのも世の中にはいるからなぁ」

「うえぇ、あいつの独特な………墓の中にでもいる様な匂いがまだ忘れられません」

「おっと、それは悪かった。研究でトラウマを乗り越えてくれ」

 ジーク

「なんか、邪神系のオカルトって実感するまでは分かりにくいのな」

「2回も実感しただろ?」

「うう………そのせいで恐怖でなくて、怪奇がメインの話なのに背筋寒いぞ………」

「その本で正気度は減らないから、存分に味わえ」

 如月

「あの事件を経験した後だと、ちょっとした怪異にも何か潜んでるんじゃないかと思いますねぇ。私は途中参加でしたけど、不気味さはよく分かりますぅ」

「あの時は報道魂を見せて貰ったよ。将来も報道関係に?」

「はい、淫魔領の74大魔王の直属情報部を目指してますっ」

「あそこは………アルヴィーさんか。良い所だと思うよ!頑張れ!」


「ところで先輩、怪奇事件で思い出したんですけど」

「おう、どうしたモーリッツ」

「今日夕方ごろ、ミランダと合流しようとして廊下を早歩きしてたんですけど、どこからともなく甘いカンパニュラの香りがしてきて、耳元で「おまえはだめだ」って囁かれたんです!どこの誰か知りませんが失礼じゃないですか!?」


「えっ!お前もか」

 そう言ったのはジークである。

「俺の場合、何か天井をオタマジャクシみたいな変な影が追っかけて来たから逃げたんだよ!そしたら後ろの方から「おまえはだめだ」って!怖かったけどそれ以上にムカついたから、影を探したんだけど、どこにもいなくなっててよぉ」


「お前ら………何だよ、幽霊にビビんなよ。宇宙的幽霊だったのかもしれんが!」

 そう言ってたら如月さんが

「実はわたしも同じものに遭ってます。状況はジークと一緒で………」

 全員の顔がミランダと俺に集中するが、ミランダはあっけらかんと。


「え?廊下の端に陰気臭い思念体があるからなにかなーと思って見てたらそっから影がオタマジャクシみたく尾を引いて出て来てさあ、間近でじっと見てから「おまえはだめだ」ってえらく落胆した声で言うから、どうしたのって声をかけたんだけど無視されて消えちゃったよ。で、待ち合わせに遅刻しないように走った」


「あー俺でもそうするわ。さすが俺の娘」

「何考えてるんだ!あぶないじゃないかミランダ」

「どーゆー思考だよ」

「ああ、そうするべきでした!何かネタが得られたかも!」


「あぶなくはないって『勘』が言ってたんだよねー」

「私、この手の情報を集めます。まだ遭遇してない雷鳴さんもよろしくです」

「そうだな………どっかで会いそうだし」


 その後しばらくして、魔導書ほんを読むのに疲れたので、学生街に繰り出して、飲み食いして解散した。オカルト本は貸し出した。


 そこから後、言われてみればその亡霊っぽいものが、体育のグラウンドや食堂など、人の多い所に影法師のように佇んでいるのが見受けられた。

 その手の能力が高いので、発見できているのは俺だけらしい。

 とりあえず如月さんに流しておいた。


 次の授業はいわゆる現代国語なんだが、眠くなる事で有名な先生に当たってしまった。なんてこった。思わず舟をこぐ俺。

 ?だれだろうか、突っ伏していると誰かの手が肩に置かれた

「おまえがちょうどいい」

 !?がばっと体を起こしても、そこには何もなかった―――。

 むしろ周りの注目をあびたようだ。俺は適当な名目で教室を抜け出した。


 俺は全員にあったことをメール。

 如月さんが、サロンの用なので授業休みます、と俺に張り付く宣言。

 すぐに合流してきた。

「助かる。どうにも不気味でね」

「わかります、けど、私は特ダネのほうが大事ですっ!」


 そう言いながら図書館へ向かう。

 ミランダやモーリッツとはそっちで放課後合流予定だ。

 ジークは夜に訪ねてくる、そうだ。

 図書館へ向かう道で先生と行き会った

「ああグレイブソン」

 声をかけられた………あれ?


「どうしたんだグレイブソン」

「聞いてないのかグレイブソン」

「如月ちゃん、そんな名字じゃなかったよね。確か皆崎………」

「雷鳴さんもグレイブソンなわけありませんよね」

「こらっ、返事をしなさいグレイブソン!」

 俺は王者の覇気を身にまとう。

 特殊能力だ(特殊能力は、その人の身に宿るのがふさわしくない限り、宿らない)


 先生が黙ったところで

「俺はシュトルム大公ですよ、先生」

 と優しく囁く。

「お………おおそうだな、そうに決まってる。先生が間違えた。あれ?しかし、グレイブソン?どこからでてきたんだ………あれえ?」

 やれやれ、暗示にでもかかったんだろうか?


 図書館に着いた。

 適当に本を取り、備え付けのソファーに座る。

「そう言えば如月さんと初めて会ったのも図書館だったか」

「そうですね。ところでグレイブソンですけど」

 あ、ダメだ特ダネに頭が言ってて思い出話どころじゃない。

「生徒の名簿に居ないか探してみますね」

 えらくゴツイ本持って来てると思ったが、名簿だったのか。


「それなら俺も調べよう。卒業生の方を」

 持ってきた本を返して、卒業生の分厚い卒業写真集を持って来た

 俺は母国語(魔界語)なら速読できる、集中すれば―――ほら見つかった。

 リコ=グレイブソン。320万年前の卒業生。

 綺麗な顔の女性だが、どことなく俺に似ている―――?

 あと、この卒業写真は合成だな。あとから彼女だけ足したらしい。

 如月さんも太鼓判を押してくれた。

 問題はこれがどう作用しているかだ。


「つ―――」

 次は、と続けようとしたところで、異変が起こった。

《校内放送です。校内放送です雷鳴=グレイブソンさん、雷鳴=グレイブソンさん、お母さんが待っています、会いに行ってあげて下さい》

 俺はキレた。こそこそした野郎が、俺の、おふくろを、語るな!

 如月さんを置き去りに、超高速で放送室に向かう。違反?今は知らない。


 俺が放送室に到着するまでに「早く会いに行きなさい」「行け!行くんだ!!」「おまえがちょうどいいんだ!!」といったバリエーションがあった。

 ちなみに、足は鍛えてあるようで、追いかけて来た如月さんとセキュリティがカギを開けてくれた。誰もいない。適当な壁を思い切り殴った。

 出来上がるクレーター、慌てるセキュリティ。女性の人が一人

「事情はわかりますが………お願いですから押さえて下さい」

 と言ってきた。眼差しは真摯だ。しょうがない、物に当たるのはこれ位にしよう。


 セキュリティは「イタズラ放送が発生した模様。調査に入ります」と放送した。

 この学校でもイタズラ放送は起こりえる。なんせ悪魔の学校だ。

 たからセキュリティーが厳しいのだが。

 今回は俺の怒気で、犯人ではないと知れたのだろう。


 セキュリティーに促され、担任の先生に事情を話しに行く。

 ………あれ?担任の先生が何かに怯えているようだが………?

 担任の先生は青ざめた顔で

「ちょっと聞きたいんだが………おまえは、グレイブソンだったよな?」

「そんなわけないだろ、目を覚ませ!」

 俺が両肩を掴むと

「違う!おまえはグレイブソンだ!そうじゃなきゃダメなんだ!!」

「『教え:癒し:精神治癒』!」


「あ………そうだよな………シュトルム大公」

「ここで喋ったことは邪神が操った事です。みなさんも解散してください」

 そしてセキュリティに一言

「念のために医者に見せてあげて」

 と告げると、寮に帰る事にした。張り付きモードの如月さんもついてくる。


 帰り着いた。小さいのは既に帰っているだろうか?

 帰るなりモーリッツが走り寄って来て

「先輩!お前の友達はグレイブソンだよな?って電話がかかって来ましたよ!そんなわけないだろ、バカヤローと丁寧に言ったら、ふざけるな!あれはグレイブソンだ!そうじゃなきゃダメなんだ!とかキレて切られました!」

 ミランダも同じだったらしい。

「私もだよ―――一応グレイブソンについて聞き込みしてみたよ」


 モーリッツ!ミランダ!サンキュー!

「結果だけど、フルネームはリコ=グレイブソン。300年前に自主退学した生徒だけど、卒業アルバムには乗ったらしい。で、どうもリコさんは妊娠してたみたい。噂によると、行方不明になる前、リコさんは相談した教師に酷いことをされたらしい。学校側はその教師に責任は無いと主張。しばらくしてその教師は学校を辞めてしまった」


「ありがとうな、2人共。俺もネットで調べてみる」

 そのままリビングでノーパソを開く。

 全員あつまって来るので顔がいっぱいである。

 調べた内容によると―

「女子生徒Aは家におらず、行方不明らしい。原因は教師のせいって噂がある。女子生徒Aには男がいた。男は逃げた、酷いヤツ!。学校は知らんぷり。女子生徒A自殺したってさ。教師は学校辞めた、ざまあみろ。学校の近くであの教師を見た、キモイんだけど。クソ教師、呪われろ」


「本人が行方不明な以上、問題の教師とやらを調べるしかなさそうだな」

「そうだね、いまどこにいるのか………」

「評判のいい古株のスクールカウンセラーがいるから、明日聞いてみる」

「教えてくれるといいんですが」


 ちなみに如月さんは泊まっていった。


 よし、昨日の不機嫌もリフレッシュだ。

 カウンセラーさんは、真摯に頼み込んだら(当然対価も支払う。悪魔だからな)教えてくれました。悪魔相手でも誠実さは大事です。


 教師の名前はザーン=ナインベル

 リコ=グレイブソンと言う女生徒が妊娠した。

 それはそれでよく、問題になるものではなかった。

 が、相手が悪かった。彼女の相手は貧民街の男だったからだ。

 ここは(主に)超上流階級が集まる場所である。

 そのことを担当教師ザーン=ナインベルに酷く心無い言葉で叱責されたようだ。

 そのことがショックで彼女は登校拒否になり、やがて家出してしまった。

 その後、リコの家族も引っ越してしまい、学校側では現在のグレイブソン家の事は把握してない。生徒の間では自殺説も流れたが、事実確認はない。

 そのままうわさが消えるのを待つのも簡単だったのだが、ナインベルは辞職。

 小耳にはさんだ話では、今は学校の近くの、数少ないアパートにいるという。


 よっし、学校に近いアパートなんて化石みたいなもんだ、すぐ見つかる。

 きょうはミランダとモーリッツにも授業を休んで貰って正解だった。

 寮に戻ってさっきの話をする。

 「よし!しらみつぶしに探しましょう先輩!」

 「「手伝うよー!」」(ミランダと如月さん)


 結果、俺と如月さんが当たりだった。

 郵便受けに「ナインベル」とある、恐らく独身者をターゲットとしたのだろう、機能美のあるデザインのアパートだ。

 窓辺にカンパニュラが大量に咲いている部屋がある。多分それだ。

 最初に接触があった際、モーリッツがカンパニュラの香りがしたと言っていた。


 年少組が合流したので、静かに侵入。鍵は電子錠。専用のツールで開く。

 部屋の中は、ワンルームで玄関脇にキッチン、ユニットバスがある。

 家具は、歴史や考古学の書籍が詰まった本棚と、折りたたみ式の小さなテーブルぐらいしかない。窓にはカンパニュラがびっしりと生い茂っており、中は薄暗い。

 居間の中央には、人をかたどったようにカンパニュラが異常繁茂している。


 いや、かたどったのではなく、実際に人型の生物―――悪魔を苗床に繁茂している のである。「教え:観測:説明書」で、これがナインベルだという事が分かった。

 そして「邪神:シュブ・ニグラスの力が働いている」とも。

 あの怪奇現象は、シュブ・ニグラスがナインベルに手を貸した結果かクソッタレ。


 部屋を捜索したが、意味のありそうなものは2つだけだった。

 ひとつはノートの束。支離滅裂なため、読み解くのにえらく努力が要ったが、ようは生徒に対する謝罪文と自己保身に終始する。

 混乱した文章の中で「教師としてできる事は、立派になった子供を彼女の元に連れて行ってやる事だけだ。出産の女神よ私の願いをどうか………」とある。

 ………シュブ・ニグラスは多産や出産、豊穣を司る邪神である。


 もうひとつは邪気がするので確定だと思うが、『説明書』にもシュブ・ニグラスの小像、狂気に近い祈りの力が必要だが、祈れば神は答えるだろう。とでた。


 さて、どうしたものか?とりあえずあの黒い影に出て来てもらわないと。

 でないと、話が進まなさそうだ。

 相談して、学内を散策してみることにした。

 そうしたら、彼女と出会ったのだ。


 リコ=グレイブソン。卒業記念写真なんて、20万年ぐらいなら容姿も変わらない。

 卒業写真そっくりの彼女がそこに居た。

 思わず駆け寄り名を確認すると「リコ=グレイブソンで合ってるわよ?」と言う。

 とっさの判断で、いままでのことを包み隠さず話す。

 すると、「今日連れて来た、私の娘が心配ね」と言い出した。


「娘さんが危ないです!俺たち、探しに行きますから!」

「待って!私も行くわ!」

「分かりました!」

「雷鳴!どこだと思う!?」

「地下の廊下が臭い!」

「了解だよ!」


 そして俺たちは、こちらに背を向けた少女を見つけた。

 ガラス戸に移る横顔は母親とそっくりだ。

 彼女が向いている廊下の先はどこか別の世界に通じているように不自然で暗く、不安を掻き立ててくる。その時、廊下に大きな声がとどろく。

 「おまえは、もっとちょうどいい」


 亡霊は、娘さんを無数の手で包み込み、引き寄せていく!

 ついでの様に俺達の首に手が絡みついて絞めてくるが、俺は『頑健10』発動。

 効きやしないついでに『剛力10!』よし、廊下の端まで娘さんを引き戻した。

 他の皆も回避し(如月さん、モーリッツ)、振りほどいたり(ミランダ)して無事だ。


「ナインベル先生!誤解だ!この子はリコ=グレイブソンの実の娘だ!」

「そうよ先生!私は自殺なんてしていないわ!家族と新天地でやり直したのよ!ここに来たのは過去と決別するため。私にはもうこの子がいるわ!」

「先生の望みはもう成就されているんだよ!先生も安らかになってくれ!」


 ちなみにここで言っているのは俺の本心ではない。

 家名に、母に向けた侮辱の言葉(だと向うは思ってないだろう)の報復がしたい。

 というのが本心であるが、どうやって報復すればいいのか分からない。

 だから仕方なく鎮める方向へ動いている。

 そしてそれは功を奏した。


 闇が収束して見えたのは美中年、とでもいうのか?まあその年頃の先生だった。

 かれはふかぶかとこっちに礼をして

「グレイブソン、かつての心無い侮辱を悔やまない日は無かった。だが君も、君の娘も私の言葉など関係なく生きていてくれて本当に良かった。ほんとうにありがとう、ここにいてくれてありがとう。巻き込んだ君達も済まない」

「ナインベルさん、あんたに加盟を書き換えられたのは本当に怒ってる。俺のおふくろを騙った事もだ。謝罪してくれるのかな?」

「きみか………すまなかった」

 深々と頭を下げるナインベル。まあ、それで許してやるか。


ナインベルは、そのまま静かに溶けて消えた。


 そして、学校への説明は如月さん………如月ちゃんのほうがいいなこれ………に任せて、ジークを加えた面々は読書会をしていた。如月ちゃんは欠席。

「で、ジーク、お前は何をしてたんだ?」

「放送聞いて、亡霊よりおまえの方が危険そうだったから黙ってたんだよ」


「悪魔サンドバックになりたいのかおまえ」

「おまえこそもう落ち着いたんじゃないのかよ」

「まあ、新しく作った、ジムエリアに来い」


「なんでそんなのできてるんだよ」

「ミランダとモーリッツのために決まってるだろ。稽古をつけるんだ。そろそろ体育とか実践に入りかけて来てるからな」


「お前が使ったら壊すだろ!俺も壊れる!」

「………むう、軟弱な」

「OBのエラムさんとでもやれよ」

「それが、俺が勝っちゃうんだな。だから姉ちゃんに頼むしかないんだけど」

「マジか」


「そうなんだよなーマジなんだよなー」

う~ん、恐怖はいいんだが、今回みたいなのはマジで困る。

鬱憤の行き場も、逃れた!っていう解放感もないのだから。


次はもうちょっとすっきりしたいぞ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る