(5)
次の瞬間、あたしは「ガジくん」とか云う変身して……。
「えっと……この子が……優希ちゃんが変身した姿……」
「そうやけど……可愛かやろ?」
「うん、これはこれで可愛い。ところで、ここどこ?」
町中の住宅地の公園。
子供を連れて来てる母親多数。
ただ……問題は……。
「あ……あの山って、まさか……」
真子ちゃんが遠くに見える山を指差す。
実物を見るのは初めてだ。
でも、写真なんかでは何度も見た事が有る。
日本一有名な山だ。
「うわあああッ‼」
「な……なによ、あれッ⁉」
「あ……恐竜さんだ」
「ほ〜ら、良い子のみんな。この恐竜のお姉さんと一緒に遊ぼうねえ〜。あ、お母さん達、お子さん達を危険な目に遭わす気は無かですけん……ちょっとスマホとか云うモノ
「わ〜い」
子供達はあたしに駆け寄り……お母さん達は固まっている。
「は〜い、じゃあ、スマホを回収しま〜す」
おい、真子ちゃん、何、スーちゃんに協力してんだよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます