お母さん、いったいどんなことがあったんだろうね。でも、お父さんは、なんとなく理解がある以上に好意的な感じもしますね。
昔はこんなふうに純粋に農業を学びに来て、教える日本人も本当に親身になってお世話をして、お互いの信頼で結ばれていましたね。
でも、今は、農業や産業の技術留学を表向きに、出稼ぎがメインでそのまま不法滞在する外国人がいるかと思えば、受け入れる日本側も、指導教育を名目に低賃金の労働力として、これ幸いに劣悪な環境で酷使するひどい経営者も多いと聞きます。
本当の偉さ、そして、本当の豊かさってなんでしょうね。
作者からの返信
清十郎さん、コメントありがとうございます。
トーチャンがジーサンに好意的なのは、同じ酒呑みだからではないでしょうか?
今でも、ガチな農業指導はあるようですよ。篤農家が海外から来たお弟子さんに、その国に招待されて、互いに勉強してると話してました。
そこまで行くのは大変ですが、国に帰る時、日本を好きになってくれていれば嬉しいですよねぇ。
編集済
自国を良くしようと学びに来る志は素晴らしいですが、同時にアフリカ諸国の状況を知っている身としては行き詰まっている感が拭えませんね。
アフリカ圏の国々では家畜等の水場用に町中の一角に四角い穴が掘ってあり、
雨水が溜まるようになっていますが、そこにゴミやタバコの吸い殻などが
溜まっているそうな。
教育の大事さを知る一例ですが、同時にその程度の者が足を引っ張る
世界って物にどれほど意味があるのかと思ったりします。
欧州の彼らは十字教的価値観からお手軽に人道を口にして支援をしますが、
その支援が地場産業であるところの繊維業を圧迫・壊滅せしめていることも
知っています。
リサイクル衣料が繊維産業を壊滅せしめている訳で、他者のエゴで成り立つ産業たらしめている。
エゴに依存するそれが、立派な志を押しつぶしている構図をリュカはどう思っているのだろう。
作者からの返信
@fts01さん、コメントありがとうございます。
ウワァァ… … そんなに難しいことを考えていなかったです。今は勢いが衰えたとはいえ、日本に留学する事ができるのは余程優秀か、有力者の一族なんだろうな。くらいにしか考えていませんでした。
立派な志…… やなせたかし巨匠が言っていました。
「(ヒーローとは)悪人を倒す事よりも、弱い人を助け、ひもじい人にパンを一切れ分けてあげる方がはるかに正しい」
国全体を護ることは出来なくても、自分の周りの腹ペコな人たちに、美味しい食べ物を分ける事ができれば、立派な行いなのではないでしょうか?
そういえばタバコの吸い殻に、植物の種を仕込む運動が行われているようですよ。タバコのポイ捨てが、緑化に繋がる。頭の良い人もいるもんですねぇ。
編集済
なんとよい男に成長しそうなケンタ君。
「頑張るのは良いけど、帽子も被らないで作業してたら、バカになっちゃうぞ」この軽やかな優しさ
「何でも一人でなんて出来ないってことだ。リュカは力持ちなんだから、そういう仕事をすれば良い。細かい手作業は、俺みたいな子供にだって出来る」
視野広く人をまとめられる力がすでに大きく育っていて…
ケンタ君はきっとたくさんの経験から学んで悩みもして生きることを甘えずに成長されたのですね。
前話での
>
下あごに、梅干しの種が出来ている。
>
カーチャンの君臨感も家族の関係が彷彿として暖かでしたもの。
@Teturoさんのとがれていて、あったかな意味がたくさんこもった文章に
学ばせてもらっています。
「偉いってなんだ」
タイトルにも惹きつけられています、これから読了するまで楽しみでなりません。
(つばさ文学賞に応募中です)応援します♡(応援の仕方を見に行ってきます)
※前話での食事シーンが美味しそうすぎて…あのレモンふった唐揚げ食べたい♪(*´꒳`*)とまだ思い中。
作者からの返信
ゆうつむぎさん、コメントありがとうございます。
>カーチャンの君臨感
仰る通り、このお話の中で一番強いのはカーチャンです。
>@Teturoさんのとがれていて、あったかな意味がたくさんこもった文章に学ばせてもらっています。
うわぁぁぁ。そんなに褒めていただいて…… な、何が欲しいのですかぁ?