午後の授業にて

午後の授業が始まり数分経った頃俺は隣になった転校生に話しかけてみることにした。今は自習時間なためチャンスである。翔「渡辺さんちょっといいかな?」

渡辺「何かしら?出来れば手短にお願いするわ」

思っていたより冷たいな、俺の事嫌いなのか?

翔「えっとね...何故か君の事を何故か前から知ってるような気がしてね」

翔「どこかで会ったことある?」

渡辺「あなたと?会ったことなんてないはずよ、何言ってるのかしら」

やはり冷たい、初日でこれは酷くないか?

翔「あはは、会ったことなんてないですよね,,,」

そう言ったはものの何かモヤモヤする。何故だろう...

それ以降二人は会話をせずに一日が過ぎて行った。

キーンコーンカーンコーン

翔「やっと学校終わったーー疲れたー」

篠川「おーい翔、帰るぞー」

翔「あぁ、今行く」

そして席を立ち、俺たちは帰路についた

篠川「翔、結局あの転校生と喋れたのか?」

翔「まぁ一応、冷たかったけどね」

篠川「初日から冷たくされるとかお前何かしたのか?」

翔「俺はなんもしてないんだけどなー」

翔「でもなんでか会った事がある気がするんだよなー」

篠川「お前が?あんな美人と?」

篠川「どうせ気のせいだって」

翔「確かにただの気のせいな気もするし、気にしないでおくか」

篠川に向けてそう言いつつもやはりモヤモヤするのだった。

篠川「じゃあまた明日!」

翔「あぁ、また明日」

そう言い二人は別れてそれぞれの帰路につくのだった。

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