静岡県立遠州経誼高等学校学校案内

校長あいさつ


 静岡県立遠州経誼高等学校は、県内でもトップクラスの進学校であり、難関私立大学、難関国公立大学、さらには国公立医学部など多くの生徒がこの学舎から、大舞台へと巣立っています。次世代の世界を創り、そして担うのに相応しい人材の育成を目的として、学舎自身常に研鑽を積んでいます。もし、あなたが入学するのであれば私どもは大歓迎いたしましょう。けれども、一切の容赦はいたしません。何事にも代償が必要なのです。苦しい時、つらい時、ともにあるでしょう。けれども、この苦難を乗り越えた先に輝かしい未来が待っています。艱難辛苦の精神の元に、このありとあらゆる問題が頻出するこの世の中、確固たる意志を持って世界を創る人材になりませんか?



夢を実現させる特徴的な設置学科


 全日制課程普通科 9クラス 学力を通して世の中に貢献することを目的とする学科です。普通科は二年に進級すると文系と理系に分かれます。

 全日制課程筋肉科 1クラス 筋肉という第二の脳であり、心臓でもある生物の神に最大限圧力をかけることで、筋肉が秘めている力を最大限発揮を目的とする学科です。

 定時制課程普通科 1クラス 基本をしっかりと押さえ、社会に出ても恥ずかしくない知識人の育成を目的とする学科です。


※全日制課程は一年時、文系理系筋肉科問わず混合クラスとなります。異なる志を持った生徒と一年間を過ごすことにより、改めて自分の確固たる目標を明確にし友情を育むことを目的としています。


 

教育課程


普通科文系 

国語総合:4、現代文B:6、古典B:6、数学Ⅰ:2、数学A:2単位、数学Ⅱ:4、数学B:2、数学演習:3、現代社会:2、政治経済:2、倫理:2、世界史B:8、日本史B/地理B:8、物理基礎/地学基礎:2、化学基礎:2、生物基礎:2、理科演習:4、コミュニケーション英語Ⅰ:3、コミュニケーション英語Ⅱ:4、コミュニケーション英語Ⅲ:4、英語表現Ⅰ:2、英語表現Ⅱ:4、体育:7、保健:2、社会と情報:2、家庭基礎:2、音楽Ⅰ/美術Ⅰ/書道Ⅰ:2、LHR:3、総合的な学習の時間:3


普通科理系

国語総合:4、現代文B:6、古典B:4、数学Ⅰ:2、数学A:2単位、数学Ⅱ:4、数学B:2、数学Ⅲ:4、数学演習:1、現代社会:2、世界史B:3、日本史B/地理B:3、物理基礎/地学基礎:2、化学基礎:2、生物基礎:2、物理:6、化学:6、生物:6、コミュニケーション英語Ⅰ:3、コミュニケーション英語Ⅱ:4、コミュニケーション英語Ⅲ:4、英語表現Ⅰ:2、英語表現Ⅱ:4、体育:7、保健:2、社会と情報:2、家庭基礎:2、音楽Ⅰ/美術Ⅰ/書道Ⅰ:2、LHR:3、総合的な学習の時間:3


筋肉科

国語総合:4、現代文B:3、数学Ⅰ:2、数学A:2、数学B:2、現代社会:2、世界史A:2、日本史A/地理A:2、物理基礎/地学基礎:2、化学基礎:2、生物基礎:2、コミュニケーション英語Ⅰ:2、英語表現Ⅰ:2、スポーツ概論:3、スポーツⅠ:9、スポーツⅡ:9、スポーツⅢ:9、スポーツⅣ:6、スポーツⅥ:9、スポーツ総合演習:3、保健:3、社会と情報:2、家庭基礎:2、音楽Ⅰ/美術Ⅰ/書道Ⅰ:2、LHR:3、総合的な学習の時間:3、スポーツⅤ:3


※定時科の教育課程は、別紙を参照してください。

※教育課程は変わる場合があります。



充実の施設


 校舎 平成27年に建て替えられた新しい校舎です。設計を担当したのは、本校の出身で世界的にも有名な建築家でもある某氏。建築デザインの依頼だけで多額の予算を使ってしまったため、県議会で承認された微々たる予算で到底足りるわけもなく半分以上をOBOGの方々からの寄付金で賄って造られました。まるで大学のキャンパスを彷彿とさせる瀟洒で洗練された学び舎で学べば自然と美的感覚も磨かれること間違いなし。


 図書館 本校の図書館は、他校と比べても広く蔵書数も多いのが特徴です。蔵書数はなんと約8万冊。一般的な高校の平均を大きく上回っています。大型辞書はと言った授業必携の代物はもちろんとして、漢詩や近現代文学といった授業の補助教材。勉強の息抜きにピッタリな漫画やライトノベル。さらには不思議な魅力のあるヴォイニッチ手稿や台湾誌まで広く取り扱っております。


 自習室 図書館の上層階に設置された本校の自習室は、生徒が自ずと集中できるように設計されました。隣の席とは区切られており、またLEDや電源タップも装備してあります。席数は250席と、非常に広く学期末や共通テスト前になると多くの生徒が勉強に取り組む姿を見ることができます。なお、自習室にある自動販売機には高カフェイン飲料を多数揃えております。


 カフェテリア 

 勉強に一生分のエネルギーを使ったとばかりの悲壮な顔をした学生たちが空腹からの開放を目指して行き着く場所です。明るく天井の高い空間は、とても居心地がよく生徒たちの歓談する声がいつも響いています。なお、満腹時よりも空腹時の方が記憶力が上がるらしいです。


 トレーニングルーム 主に筋肉科の生徒が自らの筋肉をいじめ抜くべく活動する場所です。また、温水プールも併設されており普通科の生徒も度々訪れる機会はあります。なお、汗のニオイが染み渡っていますが、一部の生徒から癖になると好評です。



本校の歴史


 明治13年 同名の藩校出身者らにより私立経誼学校として設立される。

 明治36年 町へ譲渡され町立経誼中学校として再出発。

 大正2年  市制に伴い市立経誼中学校に改称

 大正10年 校歌制定

 大正12年 県に移管され静岡県立遠州経誼中学校に改称。

 昭和18年 中等学校令により、旧制中学校の修業年限が5年から4年に短縮される。

 昭和20年 決戦教育措置要綱が閣議決定され、全国の国民学校初等科を除いた学校の授業を1年間停止することになる。

 昭和21年 中学校令改正により、修業年限が5年に戻る。

 昭和23年 学制改革に伴い静岡県立遠州経誼高等学校として発足。普通科を設置。

 昭和34年 静岡県立遠淡海城東高等学校を合併。定時科を設置。

 昭和40年 体育科を設置。

 昭和45年 トレーニングルーム完成

 昭和49年 体育科を筋肉科に改称

 


部活動


 本校の部活動所属率はなんと100%! 同じ志を持つ仲間とともに素敵な放課後ライフを楽しみましょう。※本校では、部活動への所属は必須です。


運動系部活 カポエイラ部、カバディ部、空手道、弓道部、筋肉部、剣道部、サッカー部、柔道部、少林寺拳法部、水泳部、相撲部、セパタクロー部、漕艇部、卓球部、男女テニス部、バスケットボール部、バドミントン部、バレーボール部、野球部、ラグビー部、陸上部


文化系部活 囲碁部、ESS(English Speaking Society)、演劇部、合唱部、写真部、将棋部、書道部、新聞部、茶華道部、吹奏楽部、地学部、天文部、パソコン部、美術部、文芸部


※その他、同好会あり。



最後に


 自己実現のため、世界に貢献するためなど様々な目的を持った生徒が入学し、今までに3万人を超える卒業生を輩出しています。その中には、著名な政治家、芸術家、科学者、経営者なども多くおります。ぜひ、オープンキャンパスだけでもいらしてください。そして、この案内冊子を通じて本校のことを少しでも知っていただければ幸いです。



発行:静岡県立遠州経誼高等学校事務室

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