第27話

クリスマスの日から数日が過ぎ

この日はのんびりと過ごしていた

まぁごたごたはあったけど何とかなってる

それよりもいい加減気持ちに整理をしなければ

いつから意識してたかさえ解らない

けれどこのままと言うのも流石に限界

途端に携帯がなる

誰からだろうと画面を見ると萌瑠めると表示されていたのだ

久しぶりの電話

元々がメールで来るので何か新鮮


電話にでるとお久しぶりーと言う萌瑠の声


どうしたのよ電話なんてと言う

萌瑠から話を聞いてもらいたくてと言った

まさか結婚とかじゃと過る

しかしそうでは無いらしい

だって萌瑠は極度の料理音痴であり

機械音痴なのだら

話を聞いて貰いたいって何よと言う

話を聞くとどうやら仕事で昇進の話がでたのだが

それと同時に移動の話しもでたらしい


嫌々それ可笑しいでしょと言う

どうやら中途入社の社員が入ってきてらしくて

それで入りきらないから移動との事

それなら良いじゃないと言うと

移動するなら昇進の話しは無かった事にするとか言われたと言った

それでどっちをとったら良いのか解らないと言ったのだ

それは確かに難点と言える

ちなみに移動したらどうなるのと言うと

後は移動が何処にもよるのです


萌瑠から支部に移動と言った

それなら別に問題ないないじゃないと言う

そっちで昇進ならそれはそれだ

そっかと答えると萌瑠から悩み事と言われた

その言葉にギクッとなる

話し聞いて貰ったし聞くよと言われる


それならと話したのだ


「なるほどね 訳ありで友人になった人を好きにか」


「どうしたらいいのか解んなくて」


付き合ってた彼に振られた傷は癒えたけど

逆に臆病になったと言う訳である

萌瑠から気持ちまとまってるんじゃないのと言われた

それはと言うとちゃんと気持ち伝えないと

訳ありな人程新しい出会いがあるからと言ったのだ

その言葉を聞いてそうだよねと言ったのです


もし成功したら知らせてよと言う

ちゃんと祝ってあげるからと言った

その言葉に勿論と言ったのだ

電話を切るとなんか吹っ切れたのである

ちゃんと伝えよう

それで砕けたら友達どまりと受け止める事に

いつ伝えようか


正月じゃ駄目だろうかと思案するのであった

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