第26話
迎えたクリスマス
ドキドキしっぱなしだ
服装これで良かっただろうか
何せタンスに閉まってあったままの新品ワンピース
それにしてもワンピース事態も久しぶりに着る
仕事はスーツだし
普段は動きやすい格好をしてるからです
まぁオシャレ事態にもあまり興味が無いと言うのも事実
これで良しと支度を整えた
場所はどうやら家でやると言う事
お店の方は休暇の札をだしてるとか
何か凄く緊張してきた
だってあの日以来だし
そんな事を考えながらインターホンを押す
ピンポーンと押すと光樹君が扉を開けてけれた
いらっしゃいと言う
あれ1人と言ったのだ
それが親父の奴お袋と久しぶりに出掛けちゃつてと言ったのです
どうやら夫婦水入らずと言う事見たい
と言うか2人っきりーと心で叫ぶ
とりあえず平常心平常心と落ち着かせる
家の中に入ると綺麗な飾りつけがされていた
うわぁ~これ全部1人でと言うと
光樹君が張り切りすぎちゃってと笑う
今までやって来たのだろうか
凄く手慣れていたのだ
「毎年やってたの飾りつけ」
そう聞くと勿論と答えた
「その方が賑やかだし 時々近所の子供が迷子になるから表の明かりは必要なんだ 結構暗いから」
そう言うと本当に真っ暗で街灯すらない
イルミネーションの明かりが頼りと言う訳だ
無いよりはましだねと言う
リビングへ入ると既に料理が並べられていた
もしかしてケーキも手作りと言うと
頑張ってみたと言ったのである
店の新メニュー一緒に考えて貰ってるしと言う
その事は気にしなくて良いのにと言った
けどやっぱりそのお礼も兼ねてると言ったのだ
そう言う事ならと言った
お酒大丈夫と言われたのである
もしかして飲めないとか
少しなら平気だよと言ったのです
初めてのクリスマスを誰かと過ごす何て思わなかった
けれど何か別の意味で意識してしまう
途端にあの時の事が脳裏に過る
ここまで意識したこと無かったのだ
光樹君からみおりさんと顔を覗かれ
な、何でもないと言った
もしかして気分悪くなったかと思ってと言われたのです
平気だよと答える
「それなら良かった」
そう言う彼の笑顔が一段と眩しい
初めてのクリスマスはとても思いで深い物になった
勿論プレゼントも喜んでくれたのだ
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