第25話

ようやく繁忙期も終わり

落ち着く事ができている

それよりもお誘いの件はどうしようか

未だに返事をしてない

と言ってもあまり日にちがないのだ

一応行くと返事をしておく


初めてのクリスマスパーティだ

何を持って行けばいいのか解らない

こんな時こそ友人に聞いてみる

菜穂は絶対面白がって聞いてきそうなのでパス

あいつなら答えてくれそうと電話をかけた


トゥルルルと数回コールすると久しぶりーと音緒ねお

声が聞こえて来た

聞きたい事があるんだけど今大丈夫と言う

平気だよと答えが返ってくると

クリスマスパーティに誘われた事を話した

勿論音緒はちゃんと事情を知ってる友人の1人なので

状況を察してくれたのだ


「そっか初めてだっけ」


「それで何か持って行けばいいか解らなくて」


クリスマスパーティと言えばプレゼントは必須と言う

用意する物はそれだけだし他に持って行くものは無いようと言った

プレゼントかと言ったのだ

そこはみおりのセンスに任せるからと言ったのです


ありがとうと言うと音緒がもしかして彼氏からのお誘いなのかな~と言った

彼氏ではないけど上京して仲良くなった人と答えたのだ

そっか頑張れと言われて電話を切ったのである


プレゼントか

何が良いかなと悩む

そもそも何をあげたらいいだろうか

悩んでいても仕方ないので散歩にでる

着替えを済ませて外へ出ると

すっかりクリスマスムード

街の飾りも凄い

ちょうど広場へ出ると大きな木に飾りが付けられたて

てっぺんに星があった


通りかかった子供が大きなクリスマスツリーとはしゃぐ

クリスマスツリー何て初めて聞く

何故なら知らないからだ

そりゃそうだよね1度もしたこと無いし

そんな飾りが有るなんて知らなかった

クリスマスの木と言う物さえも知らなかったのだから


いろんなのが目に映る

するととある物が見えた

それはキラキラした硝子細工

その形は色々あった

前に一緒に出掛けた時に話してくれたのだ

特に動物の形をしたのが好きとか聞いたのである

中にもしかしたらあるかも知れない

その店に入る事に


店主から贈り物かいと言われた

クリスマスプレゼントにと言う

それは嬉しいねぇと言ったのだ

動物物はと探すと色々ある

キリン ゾウ ウサギ 鳥類 爬虫類といろいろ

どれにするか悩む

丁度見てる列のはしにパンダが

そのパンダは色付けされていた

本来の白黒で瞳が緑なのです


それが気に入ったのかいと言われる

値段を見ると買えない値段ではない

店主が負けるよと言った

それは値段をと言う事みたいだ

良いんですかと言うと

気に入ってくれたんだからと言ったのです


それならと負けて貰った

プレゼント用にと包んでくれたのだ

その店をでるとすっかり夕方


喜んでくれるかなと期待して帰宅した

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