第19話

あれから数週間が過ぎた


社長からの連絡があり今は会社に来ている

と言うのも中断してる契約の確認をするためだ

まぁこればかりは仕方がない

それもあるが取引先の会社が全焼してしまった事で

新たに再建築をと話が言う事になったが

その話が一向に進まないとの事


中断してる契約をどうするかで社長と話をしてる

勿論このままこっちで進めて良いかもあった


数時間後


話し合いの結果中断を破棄する事に決まった

流石に仕方がない

破棄した分を新規で補う形で何とかなったのだ

つまり明日から仕事と言う訳である

会社からでて部下達に連絡メールを送った

さて昼でも食べて帰りますかと呟く


歩きながら何処で食べようかと悩む

通りかかった電気屋のテレビで

風邪の流行が流れていた

その途端にあの時の事を思い出す

そんな事を考えたら顔が火照る

いくら風邪を引いていたとは言え

あの状態は流石に意識してしまう

何せあれ以来彼の顔をまともに見れていないのだ


何はともあれ明日から仕事だし確りしなければ

電気屋の通り過ぎた辺りに定食屋を発見

こんな所にあったかと言う様な場所

ちょうど良いのでここでお昼にする事に


空いてる席に座る

携帯を見ると弟と妹からメールが来ていた

何かあったのだろうか

弟のメールを開くと母さん父さんが倒れたて病院と書かれてる

妹のメールを開くと結婚決まったと言う

妹のメールには後で返事をする事にして

先ずは弟のメールに返事をする事に


兄さんと姉さんいるから大丈夫だとは思ってたけど

何かあったのだろうか

あれから何の話も聞かない

一応地元の友人経由で何かしらの知らせは来てるので

大体の状況は解っていた

しかしここ最近何も無かった


弟に返信メールを送って直ぐに妹へ返信メールを返した

それを終えると注文を済ませる

待ってると弟からメールが来たのだ

どうやら過労で倒れたと言う事らしい

そんに歳だっけと思ったのです

兄さんと姉さんについてはなにも書かれてない

大丈夫なのだろうか

他にも解ったらと返信をしてると

料理が運ばれて来たのです


メールを送り終え食事にありつく

弟妹達とは歳が1つ下

だから普通に名前で呼びあって過ごしていたのだ

そんな妹が結婚とか嬉しい

それよりも兄さんと姉さんが心配

確か一緒に住んでた筈

両親から溺愛されてた2人が来てないとか可笑しい

それもあるけど弟が良く実家に入れたと思う


何故なら高校上がった時に兄や姉達から実家に帰って来るなよと言われていたからだ

その時は半絶縁状態だったが

実際に縁切りしたのは社会人になってから

それ以来実家付近には行ってない

勿論連絡すらとってなかった


昼食をとりながら弟の返事を待つことにしたのです

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る