第15話

会社が新しくなり楽しく仕事に打ち込んでる日々

そして現在は休暇中

何故休暇中かと言うと人事の計らいでだ

そりゃ元1課の更正もしてたので要は働きすぎでと言われたのです

会社建て替え中は副業でゆっくり稼がせもらっていたし

特に何の文句も無かったのである

部下達からの信頼が厚かったお陰での休暇とも言えたのです


ゆっくりのんびりとしてると声をかけられた

それは光樹君だ

何故だろうかドキドキして止まらない

一緒に出掛けて見てる筈なのに

ドキドキして仕方がない


「みおりさん お休みですか」


「会社の計らいでね」


それは良いですねと言う


それよりどうしたのよと言うと

実は親父がお袋に会いに行くって言ってさっきそれを見送ったばかりでフリーになちゃいましてと言う

大分1人が慣れたのか街中にいても違和感は無い見たい

それで良かったらこれから一緒に映画行きませんか

さっきクジで当たちゃいましてと言ったのだ


何の映画と言うと最近上映が始まった人気の映画でと言う

それはまだ観てない奴だったのでOKした

良かったと言ったのだ

どうやらペアチケットを当てたらしい

確かにそれが一番困ると言う物


けどクジでペアチケット何て当たり運良いじゃん

中には結構ハズレを引く人が多い

映画何て久しぶり

いつから観て無いだろうか

記憶にも残って無いくらいとか逆に凄いと言えた

まぁ実際そうだ

それよりよも連れてて貰ったかも定かに出来ない


映画館に着くと結構広い

ここって大画面スクリーンで有名な場所

こんな所にできていた何てと思う

受付を済ませてシアター席へ入る

流石人気なだけ人が多い

何せ席が半分は埋まっていたかだ

こんなに人気とは思わなかった


数時間後


あれは人気がでる訳だと話しながら

映画館からでた

時刻は12時を軽く過ぎていた

この時間帯は何処もいっぱい何だよなと言う

現に昼時だし

そう言うと光樹君が穴場知ってると言ったのだ


1人で散歩に出る事ができるようなって

結構いろいろと見てると言う

それなら任せようかなと言った

案内されると本当に穴場スポットだ

昼なのにお客さんが少ない

店の名前は隠れ家レストランと書かれてる


扉を開けるとカランカランッとベルが鳴った

元は喫茶店だったのだろうか

店内を雰囲気が良いのだ

近くの席に座りメニューを見る

結構豊富にあるみたい


いろいろあって迷う

オススメと書かれてるメニューを見る

これかなと言った

光樹君が俺はこれと新メニューを指差していたのだ

気になってたらしい


注文を終えると店の事を聞く

どうやら新メニューは好評

お客さんのリクエストも受け付ける様になって来たと言う

それは凄い事だ


「まぁ可能な限りだけどな」


それは言えた話だ


「けど嬉しいんじゃないのお客さん増えて」


そう言うとそれはそうなんだけどと

何やらは切れが悪い

数人のお客さんが悪い評価を言うんだと言った

よく思ってないらしい

そんなの気にしないのと言ったのだ

美味しくて食べに行ってるんだから

そんなの気にしてたら切りがないのです


悪い評価をしたお客さんの口には合わないと言うだけ

リクエストはともかくとしてだ

自信を持って良いんだからと言う

光樹君がそうだよなと笑った

その反則敗けの笑顔にドキッとする


その後の昼食の味は何も覚えられ無かったのだ

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