第12話

あれから随分と経った


会社建て替えが始まってもう7ヶ月

そうもうすぐ完成するのである

副業での稼ぎも順調で今の金額は500万

そして現在はのんびり過ごす為に外へ出てる

何だかんだいろいろあって忙しく動いてたからだ

完成するまでにいろいろと買いそろえてるし問題なし


のんびりと街を歩いてると正面から別れた元彼の姿が見えたのだ

勿論一人ではない

けれどなんの感情も沸かなかった

理由も無しに別れを告げられたのだから

そんな元彼の横を通りすぎる

何か楽しそうに話してるが気にも止めない


それより何処へ向かってるかって

それはストレス発散の為にジム通い

と言うのも会社建て替えで家で過ごしたり

外食したりとしていたのでストレスがたまっていたのです

ジムへ着くと受付を済ませ更衣室へ入る

着替えを済ませてから今日のトレーニングメニューを見た

次に来る時までにコーチがメニューを考えておいてくれるのでたすかると言うのもあった


勿論サポートしてくれるトレーナが一緒なので安心


「みおりさん 何か久しぶりですね」


そう言うのは小堺こさかいさんだ


いろいろ忙しくしてたから半分はと言う

それは大変でしたねと言った

同じ女性としても話しやすいし丁寧

中にはスパルタなのもいるが

それだと半年も持たずに辞める人が多いので駄目らしい

まぁそれもそうだ

何をするにも楽しむと言うのが目的

1人だとやりすぎる人も居るため

トレーナが必ずつく

確か前に何かあって倒れて病院送りになっとか

何事も限度がある

それを知らずにとは自ら死にに行く様な物


数時間後


楽しい運動を終えて帰宅

時刻は18時を指していた

部屋へ行き着替えを持ってお風呂場へ

シャワーを浴び終えて携帯を見る

そこには部下達からの連絡が来ていたのだ

何かとても嬉しい

慕われると言うのは嬉しい事

それはつまり人間関係に恵まれてると言う訳である


建て替えた会社での仕事が少し待ち遠しくなった

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